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『しゃべくり007』一発屋会の入会を拒否した芸人とは? 視聴者から「そういうとこ」のツッコミ

 12月12日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、お笑い芸人・ひょっこりはんがゲスト出演。ネット上では「久しぶりに見た」という感想とともに、彼のある言動が賛否を集めた。

 この日は、「もう終わったな…と見せかけて、実は今も水面下で大活躍中の皆さん」との紹介で、大ブレークを果たすも、その後、テレビへの露出が激減した “一発屋”芸人たちの集団「一発屋会」が出演。会の正規メンバー、レイザーラモンHGやムーディー勝山、キンタロー。、髭男爵、レギュラー、ジョイマンらが、トークを繰り広げた。

「スタジオでは、一発屋芸人にありがちなエピソードや、ブレークが終わった後にネタが“進化”した話などで盛り上がりました。一方で、基本的にはスカウトして仲間を増やすことはNGだという一発屋会ですが、スカウトしたい人材が2名いるといい、番組の力を借りて勧誘する流れになったんです」(芸能ライター)

 その2人とは、“世界のナベアツ”として一世を風靡した桂三度と、リズムネタで人気を集めたひょっこりはん。彼らは別の部屋でスタジオの様子をモニタリングし、その内容を見てから一発屋会に入るかどうか決めることに。

「入会の意思を問われたひょっこりはんは、『やっぱり一発屋っていう肩書を背負うのが怖い』と回答。続けて、実際に一発屋だからこその仕事のオファーが来るといい、『古いだの、時代終わりだのってみたいのって傷ついちゃう』など、“傷つく”を連呼していました」(同)

 そんなひょっこりはんの気持ちに理解を示しながらも、一発屋会メンバーは、お互いにアドバイスを出し合うことで仕事の幅が広がるなどのメリットを提示したが、ひょっこりはんは散々迷った揚げ句、入会を拒否。なお、桂三度も入会に至らなかった。

「番組放送後、ネット上では、熱烈なスカウトを断ったひょっこりはんに対して、『どう考えても入るメリットは大きい』『そういうとこが売れない理由では?』『笑いを取らずに断るの、芸人に向いてないんじゃない』などの批判やツッコミが噴出。一方で、『気持ちはわかる』『考える時間をあげてほしい』と擁護の声も見られ、賛否両論となりました」(同)

 また、2018年にひょっこりはんが起こしたBGMの“著作権問題”を蒸し返す声も少なくない。

「ひょっこりはんがネタで使用していた楽曲は、無料で使えるフリー音源サイトが提供するものだったのですが、使用の際には著作権表記をするとの規約があったんです。しかし、ひょっこりはんはそれを怠ったうえ、ほかの企業に『フリー音源』として二次配布を行ってしまったことから、著作権者であるサイト管理人が抗議。ひょっこりはん側は、使用楽曲を別のもとに差し替えるなどの対応を行ったものの、新たなBGMではなかなか笑いが取れず、それが“消えた”原因の1つになったと見られています」(同)

 今回は入会を保留にしたものの、「揺らいでて」「もうちょっとスッキリ整理するまで……」とも話していたひょっこりはん。晴れて一発屋会に入る日は来るのだろうか。

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