ジャニーズJr.内ユニット・7 MEN 侍の中村嶺亜が、12月24日に公式モバイルサイト・Johnny's webのグループ連載「異担侍日報~侍ふ。~」を更新。同5~22日まで東京・帝国劇場で上演されていた舞台『ABC座 10th ANNIVERSARY ジャニーズ伝説 2022 at IMPERIAL THEATRE』の感想をつづる中で、グループの今後について言及したが、Jr.界隈はユニットの“解体”や“再編成”がうわさされているため、ファンの間で話題になっている。
A.B.C-Zが主演を務める『ジャニーズ伝説』は、初代「ジャニーズ」の実話をもとにした作品。グループの誕生から解散に至るまでを描いた物語だが、中村自身もユニットに所属している身だけに、ブログで「1つのグループの解散を見るのって凄く辛い」(原文ママ、以下同)と吐露した。
「中村は同舞台に出演し、ファンやメンバーと一緒にいられる時間を『大切にしよう』とあらためて感じたそうです。一方、こうした思いを書くことによって、『7 MEN 侍 解散しちゃうの?』とファンを不安にさせてしまうかもしれないと懸念。しかし、『大丈夫!!!! そんなつもりは一切ないよー!!』と断言し、『7 MEN 侍はいつまでも 終わらせたくないなって思う!』などと主張していました」(ジャニーズに詳しい記者)
この内容を受けて、多くのファンが「『侍ふ』泣ける……。不安だったけど、解散はないと断言してくれて安心した」「嶺亜くんの口から“7 MEN 侍は解散するつもりがない”と聞けて本当によかった」「『ジャニーズ伝説』に絡めて、ネガティブなうわさを切り捨てる嶺亜くんが頼もしい」「ファンを安心させてくれる嶺亜くんは最高のアイドルだよ」などと感激している。
「今回のブログで安堵の声が続出している背景には、11月24日発売の『週刊文春』(文藝春秋)の報道も関係しているのでしょう。同誌では“元Jr.”とされる人物が『最近、関西ジャニーズJr.のメンバーたちがマネージャーらと個別に面談している』とコメント。加えて、関西Jr.内ユニット・Aぇ! group以外のユニットは解体し、『関東と関西のジュニアのメンバーを合わせて、再編成することを告げられた』と証言していました。ジャニーズ事務所は、副社長を務めていた滝沢秀明氏の退社、King&Princeメンバー3人の脱退・退所発表と大きな出来事が続いただけに、Jr.ファンも戦々恐々としています」(同)
なお、中村は前述の『ジャニーズ伝説』の千秋楽で、「CDデビューを目指し、頑張っていきたい」との夢を口にしていたそうだ。今後、事務所がどういった方針を打ち出すのかは不明だが、少なからず本人たちはグループを継続していきたいと、望んでいるのだろう。
また、「文春」の“Jr.解体説”を打ち消すように、先日は関西Jr.のユニット・Lil かんさいに新たな動きが。ネット上のファンのレポートによると、大阪・オリックス劇場で今月21~25日まで行われた『関西ジャニーズJr. フレッシュ!LIVE 2022』の初日公演にて、彼らが新曲を披露したのだという。
そのため、不安に駆られていたファンは「Lil かんさいの新曲がある時点で、Jr.の解体はウソだね」「新曲発表は安心材料でしかない」とホッと胸をなで下ろしたよう。
一方で、26日にはニュースサイト「文春オンライン」が、IMPACTorsのジャニーズ事務所退所をスクープ。12月にジャニーズアイランド社社長の井ノ原快彦とメンバーが面談した際、全員で退所する意向を伝えたという。事務所サイドに事実確認の取材を求めたものの回答はなく、真相はわかっていない状態だ。
IMPACTorsは来年3月に大阪、5月に東京でコンサート『Spring Paradise』(以下、スプパラ)を開催予定のほか、個人で舞台に出演するメンバーもいるため、ネット上ではファンが「『スプパラ』発表されてるし、退所はないと思いたい」「決まってる仕事を終えてから退所かなぁ……」「名付け親のタッキーが退社した時点である程度覚悟はしてたけどショック」と騒然。
なお、Jr.ファンの“懸念点”はほかにもある。21年1月、ジャニーズ事務所は公式サイトに「ジャニーズJr.制度改定に関するご報告」をアップ。「ジャニーズJr.の活動において、一定の年齢制限を設ける」とし、「満22歳到達後の最初の3月31日までに、ジャニーズJr.としての活動継続についてジャニーズ事務所との合意に至らない場合は、ジャニーズJr.の活動としては同日をもちまして終了とさせていただくことといたします」と説明した。
23年3月31日より適用され、開始日に22歳以上のメンバーが所属するグループや一部の個人に関しては「すでにジャニーズJr.としての活動継続について弊社と合意させていただいております」とも明かしている。
この「22歳定年制度」の本格導入により、事務所を去るJr.も出てくるだろう。今後のJr.の動向に、より一層の注目が集まる。