TOKIOの冠番組『TOKIOカケル ~2023 超豪華!新春SP』(フジテレビ系)が1月4日に放送された。この日は、俳優・小栗旬やジャニーズ事務所の後輩・SixTONESのほか、かつて期間限定ユニット・J-FRIENDSでTOKIOと共に活動したKinKi Kidsの2人がゲスト出演。当時の映像を見ながら、過去を振り返った。
J-FRIENDSは、阪神・淡路大震災から約3年後の1997年12月にTOKIO、V6、KinKi Kidsで結成されたチャリティーグループ。「震災発生当時の小学校1年生が義務教育を終了するまで」を活動期間とし、2003年3月に解散するまで、毎年CDリリースやコンサートなどの活動を行い、収益の一部を神戸市教育委員会に寄付してきた。
現在、年末の恒例行事となっているコンサート『ジャニーズカウントダウン』(以下、『カウコン』)は、96年にV6が神戸ワールド記念ホールで行ったチャリティーコンサートの流れを受けて、J-FRIENDSが97年に東京宝塚劇場で『ジャニーズ カウントダウン・コンサート』を行ったことで定例化。翌年から東京ドームに会場を移し、フジテレビ系での生中継もスタートした。
何年の公演か具体的な明言はなかったものの、当時の裏話として、城島茂は「(国分)太一さ、カウントダウンのリハのとき、1人でふざけてたよな」と回顧。しかし、これを聞いた堂本光一は「TOKIOは、みなさんふざけてましたよ!」と大声で訴えた。
さらに堂本剛も、「本当によくなかった日が1日ありました」といい、TOKIOがリハーサル中、全員でなぜかマイクを通してビートたけしのものまねをし始めたことがあったと暴露。光一も「それをマイクを通さないで言うならいいですよ? でも、(東京)ドームというあれだけ広い場所で、音響がボーンって出る場所で、ずっとマイクで言い合ってるんですよ! うるさくてしょうがない!」といまさらながら苦言を呈した。
これに、TOKIOの3人は大爆笑。国分は「今度やってごらん? 楽しいよ!」とまったく反省していない様子だった。
また、当時の『カウコン』はKinKi Kidsが年末年始にかけて行っていたドームコンサートの合間に行われていたため、剛と光一は、12月31日はKinKi Kidsのコンサートの昼公演をこなしたあと、『カウコン』に出演していたという。
国分は当時について「2人は本当に忙しかったから、昼公演やったら休めばいいのに、光一は必ず俺らの楽屋に来て、『昔の話してくださいよ!』って言って、毎年同じ話でゲラゲラ笑ってた」とも告白。これを聞いた光一はしみじみと、「TOKIOのノリが僕、好きだったんですね」と明かした。
さらに剛も「TOKIOがステージの上で、一応決まっていることはやるけど、やらない瞬間もあるので、多分面白かったんだと思う」と振り返り。国分が「(台本通り)やらない僕らを期待してたところもあったでしょ?」と聞くと、2人は笑いながら頷いていた。
国分は当時について、「期待してくれると思って、KinKi Kidsが笑ってくれればいいと思ってやると、ジャニーさんに『YOU、最悪だよ』って(怒られた)。どっちを取るかだった」と懐かしそうに語った。また、松岡昌宏も「あれはKinKi Kidsが良くない!」「お前たちの笑顔が俺たちをそうさせる!」と話していた。
この日の放送に、ネット上からは、「TOKIO、みんなキンキの笑顔大好きじゃん」「弟みたいな存在なのかな」「TOKIOのおふざけが大好きなKinKi Kidsの末っ子感と、TOKIOのお兄ちゃん感が尊すぎた」という反響が寄せられていた。