• 日. 12月 22nd, 2024

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『サンデーモーニング』張本勲氏がボクシング解説も、「説得力なし」と言われる理由――「女性でも殴り合い」発言のイメージ拭えず

 1月8日に放送された『サンデーモーニング』(TBS系)に、野球解説者の張本勲氏が出演。スポーツコーナーにて、番組独自の評価基準の“喝”と“あっぱれ”を付けるなどしたが、ボクシングに関する発言が、ネット上で賛否を集めた。

 この日は、福岡ソフトバンクホークスの元監督で、現在は同球団の取締役会長を務める王貞治氏と共に登場。

「3月から開催される野球の世界大会・WBC(ワールドベースボールクラシック)の話題となり、張本氏は、昨シーズンで王氏を超えて日本選手単独最多となる56本のホームランを放ち、日本代表メンバーにも選出された村上宗隆選手を絶賛しつつも、『難点を言えば、ステップがちょっと広い』と指摘し、バッティングフォームのアドバイスをするシーンもありました」(芸能ライター)

 その後、同コーナーでは昨年の大みそかに行われ、同局で放送されたボクシングの『WBA・WBOスーパーフライ級王座統一戦』である「井岡一翔対ジョシュア・フランコ」の一戦を取り扱った。試合結果はドローで、これについて番組MCの関口宏が「相手(フランコ選手)も強かったでしょ?」と言うと、張本氏は「手数も多かったからね、フランコ(の勝ち)かなと思ったんですが。うまく井岡がガードして、的確にパンチを浴びせたんですが、まあ引き分けで順当じゃないかと思いますね」とコメントした。

「この発言についてネット上では、『野球以外のスポーツも解説できるのはすごい』と張本氏を評価する声もありますが、一方で『この人がボクシングについてコメントすること自体が不快』『張本さんはボクシング好きじゃないでしょ?』『説得力がない』と批判的な声も上がり、賛否両論の状態となりました」(同)

 というのも、張本氏が同番組のスポーツコーナーにレギュラー出演していた2021年8月8日放送回で、東京五輪・女子ボクシングフェザー級の金メダリスト・入江聖奈選手のニュースに対して、「女性でも殴り合いが好きな人がいるんだね。どうするのかな。嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合って、こんな競技好きな人がいるんだ」と発言。女性およびボクシングを蔑視しているとも取れる言葉に、日本ボクシング連盟がTBSに対して抗議文を送付する事態に発展し、翌週15日の放送で張本氏は謝罪した。

「この件も影響したのか、張本氏は同年いっぱいで『サンデーモーニング』のレギュラーを降板。野球に関する大きなニュースがある時だけ、ゲスト出演しています。過去にボクシングに関する発言で物議を醸した経緯があるだけに、今回の解説についても、内容以前に拒否反応を示す視聴者が多かったのかもしれません」(同)

 レギュラー降板後、同番組への出演するたびに賛否を巻き起こす張本氏。謝罪したとはいえ、こびりついた「女性でも殴り合い――」発言のイメージを払拭するのは、なかなか難しそうだ。

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