1月19日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、“無期限休養”とうわさされる俳優・神尾楓珠の現状ついて報道。浮上した休養説については所属事務所・A-teamが否定したばかりだが、「文春」は事務所の“内紛”めいた情報も伝えており、業界内からは「神尾の独立説が現実味を帯びてきたのでは」(スポーツ紙記者)との声も聞こえてくる。
1月16日、「女性自身」(光文社)のウェブ版が、神尾の休養を報道。記事では、神尾が昨年11月からインスタグラムの更新をしておらず、同12月以降は出演が予定されていたイベントや番組も欠席していること、さらに今年2月から撮影予定だった主演映画も降板したことなどを挙げて、今後のスケジュールが白紙状態、復帰時期も未定だと伝えた。一方、A-teamは1月17日、降板した作品があることは認めながらも「無期限休養ではありません」「今後も撮影の予定が入っている」などとコメントしたが……。
「そんな中、今度は『文春』1月19日発売号が、A-teamの内部事情と神尾の現状を伝えています。記事では、2018年にA-team創業者・小笠原明男氏が亡くなった後、事務所オーナーとなった同氏の妻と後継社長・T氏は折り合いが悪いなどと指摘。また、T氏には以前から独立のうわさがあり、神尾を連れて出ていく可能性があることにも触れています」(同)
なお、神尾の降板などは最近になって起きたことだが、独立説に関しては「半年ほど前から業界内でささやかれていた」(同)という。
「『文春』に登場するT氏は、もともとジャニーズ事務所のアイドルグループ・NEWSのマネジャーだった人物。また、20年にジャニーズを退所した山下智久の“後見人”といわれていて、ジャニーズ側としても山下以上にT氏の動向を気にしている節があります。そして昨年、山下が新たな事務所を立ち上げるT氏と合流するといった話が一部で出ていましたが、その時も『T氏は神尾を引き連れて独立するのでは』という話が浮上していたんです」(同)
「文春」でも触れられているように、神尾はもともと伊藤英明に憧れてA-teamに所属したものの、その伊藤は22年にグランパパプロダクションへ移籍。つまり、神尾にはもうA-teamに居続ける意味がないのだ。
「そのため、神尾がT氏サイドにつく可能性は確かに高まっています。『文春』の取材に対し、A-team側は『そのような事実はございません』と神尾の移籍を否定していますが、業界内では『やはり神尾はT氏と独立して、山下と合流するのでは』という見方が強まってきました」(同)
ファンのためにも、神尾をめぐるゴタゴタが、早く解決することを祈りたい。