1月29日放送のトークバラエティ『ゴタクを並べてワッハッハ』(日本テレビ系)にゲスト出演したKing&Prince(以下、キンプリ)の岸優太が、グループ脱退やジャニーズ事務所からの退所について、「自分の中で決断」してから家族に伝えたなどと発言。ネット上のファンの受け取り方はさまざまだが、業界関係者の間では「岸だけでなく平野紫耀、神宮寺勇太も、あくまで“自分の意思”による退所をアピールし続けるだろう」(スポーツ紙記者)と指摘されている。
昨年11月4日、岸や平野、神宮寺は、今年5月22日にキンプリから脱退すると発表。平野と神宮寺は同時にジャニーズから退所し、岸も秋には事務所を離れる予定だ。
「そんな岸は今月29日、『ゴタクを並べてワッハッハ』に登場。序盤でMCのアンタッチャブル・柴田英嗣が『不安なこととか悩みとか抱えてたりするのかい?』と遠回しに投げかけたところ、岸は『全然大丈夫ですよ。吹っ切れて……。吹っ切れてるって言ったら、またちょっとおかしいですけど』と笑いながらコメントする形で、脱退・退所について触れることに“OK”を出したんです」(芸能ライター)
なお、番組では岸が“友人にセンスを見せつけられるプレゼント”を知りたいということで、柴田、劇団ひとり、チョコレートプラネット・松尾駿、メイプル超合金・カズレーザー、モグライダー・芝大輔がそれぞれおすすめの品を紹介。ベストアンサーに選ばれた1人が“何でも好きな質問”をできるといったルールで、柴田が「大丈夫よね? どんな質問が来てもね?」「NGナシで」と確認した際も、岸は「大丈夫」と答えていた。
「その後、“ちょっといい耳かき”を紹介してベストアンサーに選ばれた芝が、岸に『退所をご家族に伝えた時、反応はどうだったのか』と質問。すると岸は『ほぼ自分の中では決断が決まった時には、家族にまず電話して。「こういうふうに、実は思ってる」(と伝えた)』『「思ってる」の「る」のところで(父親から)「バカ」って言われました』『最終的には「俺には判断できないから、お前がやるほうを応援する」とは言ってくれてる』などと明かしました」(同)
岸の発言を受け、ネット上のファンからは「脱退は自分で決めたんだね」「事務所に辞めさせられたのならこんなこと言わないから、やっぱり自分の意思で辞めるんだ」と推測する声が寄せられた。これまで、脱退や退所を発表した3人について“事務所側に追い込まれて辞めることになったのでは”と疑い、心配を口にするファンも多かったが、今回の発言で、岸の自発的な“意思”を感じた者も少なくないようだ。
「そもそも脱退および退所を発表した当初から、平野も『海外進出を諦めたくない』、神宮寺も『(2021年3月に岩橋玄樹が脱退した後)この先1人でも退所する話が出た時に、自分も退所することを決めていた』と語り、岸を含めて3人とも“自らの意思での退所”を明確に示してきた。今後、5月22日を迎えるまで、そのアピールを続けるものとみられます」(前出・スポーツ紙記者)
その理由は、今の芸能界において、「所属事務所と“ケンカ別れ”した場合――特に、それによって事務所に辞めさせられたというイメージがついてしまうと、退所後の活動に大きな支障をきたす可能性があるから」(同)だという。
「遺恨を残す形になると、メディアが事務所側に忖度し、タレント側の露出が減るというリスクが発生するんです。そのため、事務所を辞めるタレントのほうは『自分で決めた』と積極的にアピールする傾向にあります。岸、平野、神宮寺はすでに、辞めた後のことを見据え、“事務所との確執”というイメージを拭い去ろうとしているようにも見えますね」(同)
一部キンプリファンは「自分から『辞めたい』と言った人が『吹っ切れた』なんて言うかな?」と、まだまだ心配している様子。それに対し、「自分の中で葛藤してきて『吹っ切れた』なら不自然じゃない」と反論するファンも見受けられるが、“事務所に追い込まれて辞める説”の払拭にはまだ時間がかかりそうだ。
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