今年に入り、表舞台に出てこなくなったメーガン夫人が、強烈で痛烈な社会風刺で人気の『サウスパーク』で笑いネタにされたことに強いショックを受けていると伝えられている。夫人は3月8日「国際女性デー」に向けてイギリスの週刊誌が発売する『Royal Women』特集号の表紙からも外されており、アメリカでは笑い者、イギリスでは嫌われ者となってしまったこの現状には「相当イラついているのだろう」と、ネット上で話題だ。
英大手タブロイド紙「デイリー・エクスプレス」によると、メーガン夫人はアメリカで15日に放送された『サウスパーク』のシーズン26第2話「The World-Wide Privacy Tour(ワールドワイド・プライバシー・ツアー)」で、誰からも相手にされていないのに王族であることをアピールし、プライバシーを主張しまくる自分勝手なわがまま王子夫妻として描かれたことに激しく動揺。
また、物語はもちろん、Twitterで「#DumbPrinceStupidWife(アホな王子とバカ妻)」「#HarryAndMeganAreFinished(ハリーとメーガンはもう終わり)」といったハッシュタグがトレンド入りするなど、視聴者から反響が大きかったことにも大きなショックを受けていると伝えた。
なお、『サウスパーク』はあまりにも2人をバカにしていたため、複数のメディアで「ヘンリー王子夫妻が番組に対して名誉毀損訴訟などの法的な措置をとる可能性がある」と伝えられているが、2人の広報担当者は米週刊誌「ピープル」の取材に対して、「ナンセンス」「訴訟なんてしない」と否定している。
メーガン夫人といえば、イギリスの王室&セレブ情報週刊誌「OK!」が、3月8日の国際女性デーにあわせて発売すると大々的に宣伝している「Royal Women」特集号の表紙から外されていることもTwitterで大きな話題に。
表紙の中央に大きなキャサリン皇太子妃の写真、その周りに昨年崩御したエリザベス女王、カミラ王妃、アン王女、ソフィー妃、アン王女の長女ザラ、ベアトリス王女とユージェニー王女の小さめの写真が載っている一方で、メーガン夫人の存在は完全にスルーされている状態だ。
ヘンリー王子と結婚したことで王室入りしたメーガン夫人は、シニアメンバーから外れているからという見方もあるが、カミラ王妃とソフィー妃も、それぞれチャールズ国王、エドワード王子との結婚により王室入りしており、アンドリュー王子の娘であるベアトリス王女とユージェニー王女はシニアメンバーから退いているのに表紙に載っている。そのためネット上では、メーガン夫人が「なぜ王位継承順位第5位であるヘンリー王子の夫人である私を差し置いて!」と、さぞかしイラついているだろうと推測する声が続出している。
英タブロイド紙「デイリー・メール」は、ヘンリー王子夫妻の元友人からの情報として、「2人はハリウッドでナンバーワンになれると思っていた」「ハリウッド・ロイヤリティになれると信じていた」と報じているが、これが事実なら、B級セレブ扱いされているこの現状に、2人とも相当ショックを受けていることだろう。イギリスでも完全に嫌われ者となっており、この事態を好転させることは至難の業とみられている。
豪チャンネル7の人気情報番組『サンライズ』は、メーガン夫人は最近、ヘンリー王子抜きで有名な政治家や金持ちらと会っており、「アーチウェル財団への寄付を呼びかけているのか、夫人の政界進出の話をしているのかは定かではないものの、自分のために目的に向かって進んでいることは間違いない」と報道。
「デイリー・メール」も、先日のエレン・デジェネレスのパーティーで出会ったハリウッドのグルと呼ばれる大物ディールメーカーのアダム・リリングを起用し、「華麗なる逆転」を目指していると伝えており、バカにされたり人気が低迷しているとはいえ、2人がこのまま消えてしまうことはなさそうだ。
イメージダウンに加え、異母姉からの訴訟などストレスマックスであることは確かなメーガン夫人が、次にどんなアクションをとるのか?チャールズ国王の戴冠式はどうするのか?引き続き、目が離せそうにない。