現在放送中の広瀬すず主演ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)を手がけている大御所脚本家・北川悦吏子氏が、3月7日にTwitterを更新。「しばらくホン(シナリオのこと)書かない」と報告し、ネット上で心配の声が相次いでいる。
Twitterを頻繁に更新し、自身の脚本や過去に手がけたドラマのほか、プライベートなどについても発信している北川氏。
同日の投稿では、「私は、しばらくホン(シナリオのこと)書かないと思います。諸事情があって。書くとしてもずいぶん先かと思われます」(原文ママ、以下同)と報告し、「今日の#夕暮れに手をつなぐ 8話。私はこの回が書けただけでも、このドラマをやったかいがあると、今、8話を見返していて思いました。役者さんも演出も素晴らしい」と同日放送の『夕暮れに、手をつなぐ』についても触れた。
「北川氏といえば、2月3日のツイートで体調不良が続いていることを明かし、『この体調で連ドラは無理、と一度お断りしたのですが、なんとか頑張りませんか?とチーフプロデューサーの植田さんに説得されて、というか励まされて、書き始めました』と、実は『夕暮れに、手をつなぐ』の脚本を断っていたと告白。そうした経緯もあり、今回の一時休業宣言に、ネット上では『やっぱり体調崩してるのかな』と心配の声が上がっています」(芸能ライター)
一方、北川氏の報告には「新ドラマの評判、イマイチだもんね」「視聴率微妙なのに、オファーあるの?」と厳しい声も散見される。
「北川氏は昨年11月28日に、『あー。8話は神回だ。自分で言うよ。まだ直すけど』とツイートするなど、放送前から自信満々。しかし、ふたを開けてみれば、広瀬演じる主人公・浅葱空豆のぶっ飛んだキャラ設定や、時代遅れにも思えるストーリー展開に視聴者から批判が飛び交う事態となりました」(同)
結局、北川氏が“神回”と自身を覗かせていた第8話の平均世帯視聴率も5.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわず……。広瀬とKing&Prince・永瀬廉という人気若手俳優をメインに据えながらも、第2話以降は5~6%に留まり、苦戦を強いられている。
なお、北川氏は3月9日、前出の“一時休業宣言”ツイートを引用リツイートしながら「このツイート、読んでないのかな?ないことになってんのかな?プロデューサーから電話きて『どう?北川さん。2週間くらい休めば大丈夫?』。え、に、に、2週間?すげーな。プロデューサーはこうでなきゃ。うん。あっぱれ」と投稿。
プロデューサーとのやりとりの詳細は不明だが、本人はしばらく書かない気であっても、TBSサイドはすぐにでも北川氏にオファーし、新作を放送したいと考えているのかもしれない。
ドラマの内容が賛否を招きながらも、テレビプロデューサーからのラブコールを匂わせた北川氏。ネット評とは裏腹に、TBS側は“成功作品”と捉えているのかもしれない。