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  • 水. 10月 30th, 2024

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1位は『大病院占拠』最終回、ラストシーンの“匂わせ”とは? 冬ドラマ「SNS熱量」ランキング

 ドラマの内容がどれほど視聴者の心に響いているのかは、視聴率の数字だけで判断できるものではありません。そこで、「Yahoo!リアルタイム検索」の「ツイート数グラフ」を参考に、プライム帯の各ドラマに関するツイート数(放送時間中)を抽出。サイゾーウーマン編集部が独自で集計し、“SNS熱量”ランキングを作成。視聴者が最も沸いたシーンと共に紹介します(集計期間3月13日~19日)。

以下、ドラマのネタバレを含みます。

1位:『大病院占拠』(日本テレビ系)最終回

 最も視聴熱が高かったのは、18日に放送された嵐・櫻井翔主演の『大病院占拠』最終回。謎の武装集団・百鬼夜行に占拠された大病院・界星堂病院から、人質を救出するために奔走する休職中の捜査官・武蔵三郎(櫻井)の活躍を描くアクションサスペンスだが、最終回ではさまざまな謎が明かされた。

 事件が起こるきっかけとなったワクチン開発計画「P2計画」は、神奈川県警の指揮官・和泉さくら(ソニン)が発端となっていたことや、武蔵が休職する原因となったガソリンスタンド立て籠もり事件の犯人が百鬼夜行のリーダー・青鬼こと大和耕一(菊池風磨)の父親(里親)であることが次々と判明。そんな中、武蔵は妻である裕子(比嘉愛未)を大和の手から救出。さらに火を放って自殺しようとした大和も確保して大団円という形に収まったが、視聴者が注目したのは、宛先不明のメールがパソコンに送られてきたラストシーンだった。

 このメールには「ありがとうございました blue」と大和が送ったと思われる文言が書かれており、それを情報分析官・駿河紗季(宮本茉由)が削除している様子が映されていた。Twitter上には「駿河さんが真の黒幕だったってこと?」という驚きの声や、「この謎を解くために続編があるんじゃない?」「続編の匂わせ?」など、物語の続きを期待する声も出ていた。

2位:『どうする家康』(NHK)第11回

 第2位は、19日に放送された松本潤主演のドラマ『どうする家康』第11回。フジテレビ系の人気ドラマシリーズ『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太氏が脚本を手掛け、江戸幕府を開いた戦国武将・徳川家康の生涯を新たな視点で描くという内容の本作だが、今回は、三河を平定した松平家康(松本)が、徳川家康と改名し、たびたび家康が要請しつつも叶わなかった、甲斐国の戦国武将・武田信玄(阿部寛)から持ち掛けられた会談に挑むという内容だった。

 信玄の代わりに重臣2人が来ると聞かされた家康は、国境付近の森で家臣の本多忠勝(山田裕貴)、榊原康政(杉野遥亮)と待ちながら、「甲斐の虎などと言っておるが、正体は猫のような貧相な小男かもしれん」「甲斐の猫か、そりゃあいい」など信玄の悪口を言い合うが、そこに信玄本人が登場。

 「猫は嫌いではない」と家康たちの会話を聞いていたことを示唆しながら、今川家との戦争に関する密約を半ば強制的に結ぶことに。信玄の圧倒的な存在感に対して、Twitter上では「信玄が怖すぎる」「格どころか、立っているステージが違う」と驚がくする声が多く出ていた。

3位:『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)第9話

 第3位は、14日に放送された広瀬すず主演の『夕暮れに、手をつなぐ』第9話。九州出身でデザイナー志望の浅葱空豆(広瀬)と、コンポーザーとして活動する海野音(永瀬廉)の切ない恋を描いた本作。今回は、ファッションブランド「アンダーソニア」を辞めた空豆だったが、以前から決まっていたショーが中止の危機となり、母親・塔子(松雪泰子)を頼ることに。そこで、彼女からパリでコレクションをやるように提案され、パリ行きを決意するという内容だった。

 中でも視聴者が注目したのは、終盤の空豆と音がハグをするシーン。すれ違い続けていた2人だったが、かつてひとつ屋根の下で暮らしていた雪平邸で、季節外れの花火を楽しむ。手をつないだことがあるのを覚えているか聞いた空豆に対し、「忘れた」と答えた音だったが、彼の去り際に「手をさ、伸ばしたら届く? 音に届くと?」と空豆が聞くと、音は「届くんじゃない? 割と簡単に」と回答。ついにお互いの気持ちが通じ合い、涙を浮かべながらハグ。Twitter上では「めちゃくちゃ泣いちゃった」「切なすぎる」という感動の声が集まっていた。

4位:『罠の戦争』(フジテレビ系)第9話

 第4位は、13日に放送された草なぎ剛主演の『罠の戦争』第9話。息子が何者かによって重傷を負わされた上、その事件を権力でもみ消されそうになった議員秘書・鷲津亨(草なぎ)が、自ら議員となって権力者たちに復讐を果たす同作。

 今回は、鷲津が息子の事件をもみ消そうとした首謀者である民政党幹事長・鶴巻憲一(岸部一徳)を、幹事長の職から辞任させることに成功。その後、総理補佐官に就任し、出世を果たした鷲津だったが、週刊誌の記事のもみ消しを行うなど、自身がかつて対決した鶴巻らと同じ行動をしてしまう。さらに、鷲津に対して宣戦布告する内容の怪文書が出回ることに。

 視聴者が注目したのは、鶴巻が倒れたというニュースを扱うテレビを見ながら、鷲津がほくそ笑むような表情を浮かべるシーン。息子の事件の真相解明に尽力する父親から、権力を振りかざす政治家に変貌したことを象徴するようなこの場面に対して、Twitter上では「見事なまでに闇堕ちしている」「表情が怖すぎる」などの感想が出ていた。

参考:「Yahoo!リアルタイム検索」https://search.yahoo.co.jp/realtime

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