「国民的スターとして日本を獲る」という目標を掲げる5人組YouTuberグループ・コムドットのリーダーであるやまとが、過去の炎上騒動を蒸し返した一部メディアを猛批判した。
やまとは4月3日、自身のTwitterに「過去の件と無理やり結びつけて支離滅裂な記事を書いてPVを稼ごうとするFLASHの記者の方はどんなジャーナリズム精神をお持ちなのか気になります」(原文ママ、以下同)と媒体を名指しで非難。
この投稿の数時間前、光文社のニュースサイト「Smart FLASH」は「コムドット・やまと、退学報告に冷めた声『勘違いしてる』…2歳年下にため口きかれ休学、深夜騒音パーティーも」と題した記事を配信しており、これに対して抗議したものと思われる。
そもそも事の発端は、2日にコムドットのYouTubeチャンネルで公開された動画「【けじめ】遂に上智大学を退学しました」。やまとが在籍する上智大学の「勇退学」(退学)を報告する内容で、理由を「現実的に通えないから」と説明した上で、「ケジメをつけることができました」と晴れやかな表情を見せていた。
しかし、やまとが指定校推薦で入学していたことから、ネット上で「後輩が指定校推薦枠で上智大学を受けられなくなる可能性がある」と波紋を呼び、「母校に迷惑をかけるな」といった批判が続出。
一方、ファンからは「やまとくんは悪くないよ。やまとくんの影響で上智を目指すファンもいっぱいいたと思うし」「普段のコムドットの動画も見てないくせに、グチグチ言うとかあり得ない。普通に推薦枠減らないと思うし」と擁護する書き込みも相次いでおり、ネット上で意見の対立が起きているようだ。
この騒ぎを受け、やまとは3日、Twitterで「人生とか学歴にごちゃごちゃケチつける人が大量発生してる」「自分の人生は崇高で見ず知らずの他人の意見で価値が決められるようなものではありません」と反応。
ファンへ向けて「みんなも悔しいと思うけど、わざわざ自分のレベルを下げてまで反論しなくて大丈夫だよ」とメッセージを発し、最後に「私は最強」とつづっている。
前出の「Smart FLASH」記事では、今回の“退学騒ぎ”を批判的に報道。加えて、2021年9月に雑誌版「FLASH」(光文社)がスクープした、コムドットの「緊急事態宣言下に “深夜騒音パーティー”」報道を蒸し返す内容も含まれていたため、やまとを激昂させてしまったようだ。
このように、コムドットにとって“宿敵”ともいえる「FLASH」。メンバーは女性ファッション誌に出演する機会も多いが、光文社が発行するファッション誌には登場していない模様。理由は不明だが、これも両者の関係悪化を表しているように見える。
なお、コムドットは今月1日に公開したYouTube動画で、自身が主催するイベントを7月27日に「東京ドームで行いまーす!」と発表。
この時、メンバーのひゅうがは「数々のアンチを浴びて、いろんな経験を経て、炎上もして、『お前ら終わった。素人軍団だ。お前らみたいな奴はどうせ売れない。これから落ちていく一方だな、はっはっはっ』て言われてたコムドットが主催で、東京ドームだってよ!」と恨み節たっぷりに語っており、アンチへの忌々しい感情が感じられた。
ビッグマウスがキャラ化していることもあって、批判を受けやすいやまと。“深夜騒音パーティー”報道時と比べると、だいぶイメージが回復したようにも思えるが、それでも批判はなくならないようだ。