King＆Princeの冠番組『King＆Princeる。』（日本テレビ系）。4月8日放送回は、神宮寺勇太が新潟県の伝統的な裸祭りに参加する様子がオンエアされた。
この日は、神宮寺が自身の名前にちなみ神社や寺をめぐる企画「神宮寺勇太の神宮寺巡り」の特別編として、新潟県南魚沼市の「裸押合大祭」を訪問。当初は、「これはあれっすか？ 混合ですか？ その……男女といいますか……」と下心を抱いていたものの、男性だけだと知ると、「うわ、嫌だー！」と絶叫。
「裸押合大祭」は、上半身裸でサラシを巻いた状態になって境内を練り歩いたあと、身を清めるための水行を行い、1年にわずかな期間だけご開帳される毘沙門様をより近くで拝むため、堂内で押し合いをするというもの。毘沙門様を守るように密集している内陣係の中央を突破し、目の前で御開帳されている毘沙門様を拝めれば、無病息災のご利益があるとされている。なお、脇から上がろうとすると内陣係から蹴落とされるという。
また、内陣係から撒かれる木札をゲットすれば奉納品と交換できるため、神宮寺は毘沙門様を目の前で参拝するだけでなく、12枚しか撒かれないという貴重な「御灰像」の木札ゲットを狙うことになった。
最初は「ローションとか塗っちゃって、（滑って）ピュッと抜けちゃうとかありなんですか？」とふざけた発言をし、祭りの副委員長に「いや、駄目です」と即答された神宮寺だったが、大会を運営する青年団やOBと練習を重ねるうちに覚悟が決まった様子。いざ本番が始まると、着ていた法被を早々に脱ぎ、「めっちゃヤバいね！」と声を上げながら寺に向かった。
極寒の中の水行では、本来、毘沙門様の真言を唱える必要があるものの、神宮寺は寒さで口元がかじかんで言えず。その後、本堂に入ると、内陣係から「神宮寺が来たぞー！」と煽られて押し合いはさらにヒートアップ。スタッフは一瞬で神宮寺を見失ってしまい、スタッフの1人は倒れ、もう1人はカメラを壊されてしまった。
勢いに驚き一度は群衆の中から避難した神宮寺だったが、周囲の男性から「頑張ってください！」と声を掛けられると「ありがとう！」と返し、最終的に参加から1時間で中央突破へのポジションを陣取り、毘沙門様を拝むことに成功。
毘沙門様を拝んだあとは、OBや副委員長と抱き合って大喜び。「マジ最高です。やってよかったな」と振り返っていたのだった。
この日の放送にネット上のファンからは、「最後まで頑張る神宮寺くんの姿に涙がでた」という感想のほか、「見ていてとてもハラハラした」「アイドルが参加するには危険すぎる祭り」「ケガしなくて本当に良かった」など、心配の声も集まっていた。
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