ジャニーズ俳優・井ノ原快彦が主演を務める刑事ドラマシリーズ『特捜9』(テレビ朝日系)。4月12日に放送された「season6」の第2話が世帯平均視聴率8.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、前回の9.4%から1.6ポイントダウンした。
同作は、警視庁捜査一課特別捜査班の主任・浅輪直樹(井ノ原)が、仲間とともに事件を解決する物語。
今シーズンも、羽田美智子、吹越満、田口浩正、山田裕貴、中村梅雀といったおなじみのキャストに加え、前シーズンだけなぜかゲスト扱いだった津田寛治がレギュラーに復帰。さらに、前シーズンから加入した元乃木坂46・深川麻衣、Snow Man・向井康二も続投している。
※以下、『特捜9』第2話のネタバレを含みます。
第1話から続く“爆破予告事件”の後編にあたる第2話。国土交通大臣・諏訪部孝一(神尾佑)を脅す謎の爆弾魔の捜査を進める特捜班だが、諏訪部の秘書・高石沙月(知念里奈)から3通目の脅迫メールが届いたと知らされる。
そのメールには「こちらは本気だ。残り999人を救いたければ、明日の17時までに過去の罪を認め辞任しろ」と書かれており、“過去の罪”とはなんのことかと謎は深まるばかり。
そんな中、新たな爆破事件が発生。浅輪は諏訪部をかばって爆発に巻き込まれてしまう……。
第1話放送後、ネット上では「知念里奈が出てる! 久々に見たけど相変わらずキレイ」「昔、好きだったなあ。確か井上芳雄と結婚してたよね?」とゲスト俳優の知念に反応する視聴者が続出。
ミュージカルを中心に活動する知念がテレビドラマに出演するのは、2020年9月~21年8月放送の『仮面ライダーセイバー』(テレビ朝日系)以来、約2年半ぶりとみられる。昨今の連ドラでは非常にレアな知念の登場に、視聴者からは、「絶対に犯人だろ」「犯人バレバレ」といった指摘も目立ったが、案の定、第2話の終盤では、知念演じる高石が浅輪に自供する流れとなった。
そんな第2話は、前述の通り世帯平均視聴率8.8%を記録。これまで“同シリーズ最低”だった「season5」の第5話および第7話が記録した9.3%を、0.5ポイント下回る数字だ。
「season1」(2018年4月期)~「season4」(21年4月期)は“全話2ケタ”で好調が続いていた同シリーズだが、もし今後も上昇が見られず、「season6」が“全話1ケタ”で終わった場合、シリーズ終了の危機に瀕する可能性もありそうだ。
今回、自己最低視聴率を更新してしまった『特捜9』。ネット上では「脚本がイマイチ」との声も目立つが、今後の視聴率推移を見守りたい。
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