4月3日にスタートした平日朝の帯番組『DayDay.』(日本テレビ系)。17年間放送された『スッキリ』に代わる新番組として始まったものの、早くも“視聴率苦戦”が取り沙汰されている。そんな中、業界内からは「MCに抜てきされた南海キャンディーズ・山里亮太が、本領発揮していない様子が伝わってくる」(日テレ関係者)との声が聞こえてくる。
「山里のほか、今年2月にNHKを退社してフリーに転身したばかりの武田真一アナウンサー、そして日テレの黒田みゆアナの3人が番組の“顔”を務める『DayDay.』は、午前9時~10時25分の第1部と10時25分~11時10分の第2部の2部制(月~木、金は1部の時間帯のみ)で放送中。ただ現状、初日第1部の世帯平均視聴率5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)が自己最高となっていて、その後は3~4%台を推移しています」(芸能ライター)
ネット上の評判を見ると、まだ開始直後ということもあってか「無難な感じでおもしろくない」との声や、フジテレビ系で同じく平日の午前中に放送されている情報バラエティ『ノンストップ!』に「似ている」という指摘も目立つ。
「ちなみに『DayDay.』MCの1人、山里は、前番組『スッキリ』メンバーでもありました。といっても“天の声”で声のみのコーナー出演だったのですが」(同)
そして現在、“天から降りて”、『DayDay.』のMCとして奮闘中だが、『スッキリ』時代の彼を知る関係者からはこんな声も。
「『スッキリ』では、いちレギュラーという立ち位置だった山里ですが、コーナーに対するこだわりは尋常でなく、例えば、放送前の打ち合わせでスタッフにVTRのダメ出しを連発し、時には『オンエアまでに作り直して』といった無茶振りをすることもありました。それで困ってしまうスタッフも多く、山里に対して『あなたの番組じゃないんだから』と苦言を呈する関係者もいたくらいです」(前出・日テレ関係者)
なお、山里自身も“内輪揉め”のような事態を明かしていた。
「2014年放送の『山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)にて、『スッキリ』打ち合わせの際にディレクターの態度を注意し、それを機に同人物との関係が悪くなったという話をしていたんです。以降、この話題を『ナカイの窓』(同)や『ワイドナショー』(フジテレビ系)でも出したため、『スッキリ』放送中に加藤から『番組スタッフ批判を外(他局)でするの、俺、嫌いなの』と注意されたこともありました」(同)
こうして、一部では山里の“降板説”まで浮上していたが……。
「加藤やスタッフは、山里の能力自体は全面的に信頼していたので、結局は最終回までレギュラーを続け、有終の美を飾っています。そんなふうにさまざまな苦楽を乗り越え、晴れてMCとして番組を持つこととなったわけですが、まだ始まったばかりとあって、実力を発揮しきれていない印象。山里が『スッキリ』時代同様、スタッフと不仲になっていないか心配してしまいます。『Day Day.』は一つのチームとして良好な関係を築き、人気番組に育てていってほしいですね」(同)
『DayDay.』が1日も早く軌道に乗ることを祈りたい。