バーチャルアイドルグループ「ホロライブ」所属で、チャンネル登録者数119万人を誇る人気バーチャルYouTuber(以下、VTuber)の「赤井はあと」が、約1カ月の活動休止期間を経て、復帰を報告。しかし、一部ファンからは心配の声も出ているという。
赤井は6月12日、YouTube上で行った生配信の中で、活動休止を発表。その際、休止期間は「無期限」とし、「理由とかはね、もちろんあるんだけど、まあ言えないので」と話していた。
「その後、赤井は7月25日に再びYouTubeにて生配信を行い、『ただいまでございます』と活動再開を報告しつつ、『本当に心配させちゃってごめんなさい』とファンに謝罪。『本当は、当分戻ってこれなさそう』な状況だったため、“無期限”の活動休止を発表したものの、休止中にほかのVtuberと食事に行き『“何やってんだろう?”と思って。我に返ったわけよ、いろいろとね』と考えをあらため、『はあちゃま(赤井の愛称)のことを(ファンが)忘れないうちに(戻ってきた)』と、復帰の経緯を説明していました」(芸能ライター)
この突然の発表に、ネット上のファンからは「はあちゃまおかえり! うれしすぎる!」「戻ってきてくれてありがとう!」といった歓喜の声が続出。日本語以外の書き込みも多く、世界中から赤井の復帰を歓迎する声が集まっていたが、一部では疑問も上がっているようだ。
「そもそも赤井は、活動休止の原因もはっきり語っておらず、復帰の理由も『我に返った』という、曖昧なものです。また、赤井が活動休止を発表した時期は、彼女が所属する『ホロライブ』の人気VTuber・桐生ココが同グループを“卒業”、紫咲シオンは“体調不良”のため活動休止すると立て続けに発表し、ファンを驚かせていました。そのため、ネット上では『はあちゃまの復帰はうれしいんだけど、結局、ホロライブに何があったんだろう?』『戻ってこられるかわからないほどの問題が、1カ月で解決するもんなの?』『また急に活動休止になりそうで怖い』といった疑問や心配の声が上がっているんです」(同)
なお、赤井と桐生は昨年9月、ある発言が海外のネットユーザーから大バッシングを浴び、活動を自粛したことがある。
「赤井と桐生はそれぞれ、中国の動画共有サイト『bilibili』で生配信を行ったのですが、台湾を“国”として扱ったことで、中国のネットユーザーが激怒。中国は台湾を独立国家ではなく“中国領土の一部”としているため、2人に謝罪を求める声が噴出し、大炎上したんです。これを受け、『ホロライブ』を運営するカバー株式会社は謝罪文を公開するとともに、赤井と桐生に『ナショナリズムの配慮に欠けた言動』があったとして、約3週間の活動自粛を発表。この一件が赤井の活動休止や復帰に関係しているかは不明ですが、不安になるファンも少なくないようです」(同)
今後、赤井の活動休止理由が明らかになる日は来るのだろうか?