嵐・相葉雅紀がパーソナリティを務めるラジオ『嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』(文化放送)。5月12日深夜の放送回では、4月9日に放送されたスペシャルドラマ『ひとりぼっち―人と人をつなぐ愛の物語-』(TBS系)の撮影裏話について語った。
同ドラマは、人気ドラマシリーズ『渡る世間は鬼ばかり』(同)を手掛けた名プロデューサー・石井ふく子氏が、2021年に亡くなった脚本家・橋田壽賀子氏に捧げた追悼作品。
若くして両親と最愛の姉を亡くした主人公・杉信也(相葉)が、姉にそっくりなおにぎり屋店主・立花香(坂本冬美)と出会ったことで起きる愛と奇跡の物語で、信也の大学の同級生・亮太役をえなりかずき、おにぎり屋「たちばな」に近づく謎の男・矢島宏明役を船越英一郎が演じた。
今回のラジオには、リスナーから「心が温かくなるドラマでとても感動しました。何より、ドラマ後に、おにぎりが食べたくなりました。相葉さんはドラマの撮影中、おにぎりは食べましたか?」という質問が寄せられ、相葉は「めちゃくちゃ食べましたよ」と回答。
劇中、おにぎりを食べるシーンは何回かあったそうで、相葉は「結構ワンシーンは最初っから最後までバーっといくんですよ。(撮影は)止めないんですよ、ほとんど」と、ワンカットでの撮影が多かったと回顧。そのため、撮り直しになると、そのぶんまたおにぎり食べることになったという。
相葉は、「うまいんだけど、2個も3個も食べてるとやっぱり……」と、特に食べなれていない筋子(すじこ)のおにぎりに苦戦したとか。そして、「なのに、えなりがさ、NGを出してさ。筋子を食ってるときにさ! 『えなりくん、俺、筋子食ってんだよ!』って言っちゃったもんね」と不満を爆発。「(えなりは)『ごめんなさ~い』って軽く言うけど、こっちは筋子食ってんだよ」と笑いながら撮影裏話を明かした。
なお、終盤のシーンでは「船越さんもさ、結構な(大きさのおにぎりを)2つ、涙しながらたいらげるっていう(シーンがあって)、俺、感動しちゃって」「『お芝居はもちろんだけど、事実としてね、あんな短時間でおにぎり飲み込めないなんじゃないかってくらい(笑)』と、撮影に合わせて船越が大きなおにぎりを2個も食べていたことにかなり感動したと告白。
これを聞いた放送作家で番組スタッフのちかさんが、「(ドラマを)録画してあるのもう一回見よう」と話すと、相葉は「いや(笑)、そういうふうにみられると、また石井ふく子先生に怒られちゃうからあれだけど」とやんわり制止しつつ、「でも事実としてね。すごいですよ。船越先輩、大好きだわ」と大先輩である船越のすごさを熱く語っていた。
この放送に、ネット上のリスナーからは「石井ふく子さんは長回しで撮るのが特徴だからねぇ」「えなりくんを呼び捨てにするくらい仲良しになったんだなぁ」「船越さんは泣きながらの芝居で2個平らげてたのね、それは感動するね〜さすが大先輩」との声が集まっていた。
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