――ジャニーズチェックに連日精を出すジャニオタ2人が、アイドル誌を眺めながらよもやま話をダベり中!
B美……永遠の29歳。人生の半分以上をジャニーズに捧げている、ジャニオタ歴20年超の芸能ライター。今一番気になるアイドルはKis-My-Ft2・北山宏光。
C子……永遠の35歳。デビュー組からジャニーズJr.に降りた月刊誌編集者。好きなアイドルはフレッシュな子。
B美 いよいよ、King&Prince(以下、キンプリ)の5人体制もあと2日で終わっちゃうんだね……。5月15日に突如としてキンプリの公式YouTubeに「King & Prince『シンデレラガール 2023』YouTube Edit」という動画がアップされて、見ながらしんみりしたよ。
C子 そうだ。「J-GENERATION」2023年6月号(鹿砦社、以下「Jジェネ」)は、4月号に続いてまた丸ごと1冊キンプリ特集だったよ。今回は「King & Prince vol.2 ~ひとつの輝き~」と題して、ジャニーズJr.時代の15年6月から、デビュー曲発表イベント後の18年3月末までの3年間にフォーカスしてるんだって。
B美 うわぁ、4~5ページからいきなり「デビューまでの道のり」と書いてあって、彼らの歴史が細かく記されているね。ここに載っている写真は、おそらくJr.時代に出た舞台の1コマだと思うけど、脱退した岩橋玄樹を含めて、6人のオーラがスゴい。ただ立っているだけなのに!
C子 前半の写真は、全体的にみんな顔立ちが幼いね。最年少の高橋海人はもちろん、平野紫耀も黒髪で眉毛が太くて……って感じだから、まだあどけなさが残ってる。
B美 17ページの岸(優太)くん、なんか儚げで素敵じゃない? 全身白い衣装っていうのもあって天使みたいだし、ページの真ん中あたりに写っている手とか、スゴく美しい。岸くんって手が細長くてキレイだし、ダンスも指先まで使って曲の世界観を繊細に表現してる。
C子 静止画だからこそ、よくわかるよね。こういう優雅なポーズを見ていると、まだ今後も踊り続けてほしい……と思っちゃう。5月22日にキンプリを脱退する岸くん、平野、神宮寺勇太はこれからも芸能活動を続けるのかどうか、はっきりしてないから……。
B美 岸くん、テレビのバラエティだと天然キャラを発揮して、ジャニーズファン以外の視聴者にも愛されていたと思う。だけど、アイドルの岸くんは踊れて歌えるんだよってことを、もっと世間に知ってほしいな~。それに見てよ、26ページの岸くんなんて、脚が長すぎ!
C子 スタイルも良いし、本当に逸材だよね。このあたりのテキストは、15年に『テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION』の応援サポーターに就任して、「Mr.King vs Mr.Prince」名義で活動していた時期の紹介や、18年3月のデビュー曲発表イベントの内容を振り返っているね。
B美 若かりし頃の写真とともに、デビュー前のイベントでの発言を見るとエモいね~。当時から応援していたファンは、涙なくして読めないのでは……? ところで34ページの海人、キラキラアイドル感がスゴくない? コンサート中の写真みたいだけど、客席に向かって一生懸命に手を振っているのがかわいい。
C子 そんな海人も、52ページぐらいからグッと顔の彫りが深くなって、カッコよさが増したね。アイドルらしさでいえば、20ページの神宮寺も負けてないよ! ほら、黒とピンクの衣装が似合ってるし、目に光があってキュートだから。
B美 30ページからは、彼らが「Mr.KING」(平野・高橋・永瀬廉)と「Prince」(岸・神宮寺・岩橋)に分かれて仕事をするようになったりして、6人の環境に変化があった時代について触れているね。36ページに書かれているように、Mr.KINGはメディア露出が増えて、Jr.内でも中心的な存在になっていた一方、Princeはちょっと格下扱いになっちゃって、当時のファンがSNS上で不満を漏らしていたのとか、かわいそうだったな……。
C子 やっぱり「Jジェネ」の特集は、普通のアイドル誌とは違うよね。ジャニーさん(19年に死去した故・ジャニー喜多川前社長)とキンプリメンバーのエピソードも随所に入れたり、かなり踏み込んだところまで紹介してる。
B美 例えば、58ページの「ジャニー社長は存命時、独自の嗅覚と直感をベースにしてジャニーズJr.をピックアップし、Jr.として活動するなかでの化学変化を期待。結果を出したJr.、あるいは当初から抜群の才能を感じさせる者はオキニと呼ばれ、その多くがデビューに至りました」(原文ママ、以下)っていう解説とかね。
C子 ちなみに60~61ページには、神宮寺と同期のSnow Manの目黒蓮が、かつては“デビュー路線”のJr.ではなかったエピソードもある。当時のJr.界隈の事情を知らないファンは必見だね。
C子 話が変わるけど、47ページの平野、脚の向きが大変なことになっちゃってる。ローラースケートを履いていて、片足だけつま先立ちで停止してる状態かな。体幹スゴ! 衣装を着ていても、平野の強靭な脚がバッチリわかる。
B美 対照的に、46ページのれんれんの線の細さよ……。腕なんて筋肉もさほどついてなくて真っ直ぐで、かなり華奢だもん。舞台のシーンなのか、バスケのユニフォームを着ているから、普通に学生時代の部活中の写真みたい(笑)。
C子 53ページのいわち(岩橋)はシャツを脱いで上半身があらわになっているね……。たぶん、Jr.時代から歌っていた「Bounce To Night」のパフォーマンスをしている時のカットだと思うけど。この曲のいわちは特にギャップがあったよね。風を吹かせる演出の影響で、耳の上の刈り上げがちょっといかつく見えたり。懐かしいわ~。
B美 ちょっと!! 読み進めていたら、謎の情報まで載ってるよ。71ページから、17年12月にPrinceが東京・品川プリンスホテルで行った単独コンサート『My Princess Your Prince』について説明しているんだけど。当時、ティアラ(キンプリファンの名称)の必須アイテムがあったみたい。
C子 どれどれ……。「実際、『My Princess Your Prince』のチケットは高倍率となり、ホテルのフロアにはメジャーデビュー後、平野くんが名古屋で購入したというティアラの目撃情報によってファン必携となったMaison de FLEURのバックを小脇に抱えたPrince担が、静かに開演を待っている。そんな光景が広がっていました」(72ページ)ってところか。確かに、かなりコアな情報(笑)。
B美 しかも、73ページを見る限り、Princeのイベントがなんか楽しそう(笑)。「会場入り時にはPrinceの文字がチャームになったネックレスが来賓客に手渡され、2階席に通されたファンはオペラ公演などで見かけるバルコニー席に座って、円形の1Fフロアでの催しをジュースやコーヒーを飲みながら鑑賞するという、まさにPrincessをもてなすためのイベントとなりました」だって。
C子 ステージと客席の距離も近かったそうで、「前代未聞のコンサートです」と書いてるよ。ジャニーズの若手ではあまりないような、ディナーショーみたいな感じだったのかな? 今じゃ考えられない規模感に驚くし、何よりも「Jジェネ」の情報量にビックリだわ~。これ、きっと特集を担当したライターさんも、キンプリファンだよね?
B美 そうじゃないと、ここまで詳しいファンの動きは書けないんじゃないかな(笑)。だって、全部の写真にキャプションがついてない? ところで、98ページのれんれん、マジシャンのマギー審司がよく持っているラッキー(フェレット)でも、肩にかけてるのかと思った。
C子 ホントだ、れんれんのキメ顔とのギャップがウケるわ~。こんな真っ赤なジャケット、なかなか着ないよ。襟も立ってるし、なんか哀愁を帯びてる。シンプルな色使いの衣装なのに、いきなり片方の肩にだけファーがついていて、面白いデザインだね。
B美 あとは102、107ページあたりの写真、黒髪でこういうヘアセットの平野を久しぶりに見たな~って感じる。耳くらいまでの短髪で、ややウェーブがかかって、少し重めな感じ。でも、本人はロン毛が好きそうだから、今後の芸能活動では、こういうアイドルっぽいさわやかな髪形は見れなくなっちゃうのかな?
C子 さっきも言ったけど、そもそも3人が表舞台に立ち続けてくれるのかどうかもわからないからね……。ちなみに、今号もおなかいっぱいになるくらいキンプリの写真がてんこ盛りだったけど、5月23日発売の7月号はキンプリ特集第3弾ってお知らせがある。
B美 「デビュー後の活躍と、メンバーそれぞれが秘めた想いにフォーカス!」か。3人がグループを離れるのは寂しいけど……。次号の「Jジェネ」も楽しみだね。
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