歌舞伎俳優・市川猿之助の両親が自宅で死亡し、猿之助も自殺を図るという衝撃的な事件から、1週間以上がたった。
その後、猿之助が5月15日、自身のパワハラを報じた「女性セブン」(小学館)の記者から直撃取材を受けていたことや、猿之助が睡眠導入剤を飲んで寝床に入った両親の顔にビニール袋を被せ、亡くなったと確認してからそれを外したことなど、事件の背景や詳細が次々に報じられている。
一方、猿之助が自殺幇助罪に問われる可能性について言及するメディアもあり、波紋が広がっている状況だ。
事件発覚直後から、歌舞伎界や芸能界で猿之助が親交を深めていた人物も、世間の注目を集めるようになったが、ジャニーズの人気グループ・SixTONESのジェシーもその1人。
猿之助とジェシーは、昨年10月期の深夜ドラマ『最初はパー』(テレビ朝日系)で共演して以降、プライベートでも交流していることは、SixTONESファンの間でもよく知られている。
そんな2人の親密ぶりは、SixTONESメンバーも驚くほどで、事前収録だった1月7日深夜放送のラジオ番組『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)で、年始の予定にまつわる話題となった際には、ジェシーが猿之助と「初日の出を見に行こう」と約束していると明かす場面も。
これを聞いたSixTONES・田中樹は、「もう怖いのよ。マブ(マブダチ)っちゃってるのよ」「(雑誌の)取材現場に猿之助さんが来たりするのよ、私服で。『ジェシーとこの後、どこかで台本読むから』とか言って。ジェシーがマネージャーにも言わないで、勝手に(猿之助を)スタジオに呼ぶの」と語っていた。
その後、ジェシーは同8日にジャニーズ事務所公式モバイルサイト「Johnny's web」のブログ「JESSEのズドン!BLOG」を更新。
前日にコンサートを終えた後、“タカちゃん”(猿之助の本名は「たかひこ」)や従兄弟と食事をしつつ「SixTONESの話とか歌舞伎の話とか夢の話」をしたと報告。「分かってくれる人は分かってくれるから 安心して話せるし自分自身も支えられる」(原文ママ、以下同)ともつづっており、ジェシーが猿之助を信頼していることがうかがえる。
このように、ジェシーと猿之助は家族同然の付き合いをしていたこともあり、猿之助の自殺未遂発覚後、SixTONESファンからジェシーを心配する声が続出。
さらに報道から数時間後、ジェシーが「今は待つ。」と意味深な一文をブログに投稿したため、「きっと猿之助さんのことだよね?」と察したファンは少なくなかった。
これまでのジェシーのブログは、本人の明るくユーモアあふれるキャラクターがにじみ出ているようなハイテンションな文体が特徴的で、絵文字が多用されることも多かった。
しかし、猿之助の一件があってからは、更新こそ続けているものの、連日「深呼吸しよう。」「光を浴びよう。」「健康第一。」といった一文とともに、空などの風景写真がアップされるのみである。
こうしたジェシーの変化に、Twitter上のファンは「ジェシーがまいってるのをブログを通して痛感してる。つらいよね」「ゆっくりでいいから、少しずつ前を向いてくれますように」「毎日発信してくれてありがとう。ジェシーの力になりたいよ」と心痛している。
警察の捜査はまだ続いているとあって、しばらく身辺が落ち着きそうにない猿之助。ジェシーが元気を取り戻すまでには、もう少し時間がかかるかもしれない。
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