Hey!Say!JUMP(以下、JUMP)のニューシングル「DEAR MY LOVER/ウラオモテ」が、5月30日付のオリコンデイリーシングルランキングで初登場1位を獲得。今回は、韓国発の9人組ガールズグループ・TWICEの日本10枚目のシングル「Hare Hare」と発売日が被り、「一部ファンの間で順位や枚数に心配の声も出ていた」(ジャニーズに詳しい記者)というが、発売前日の時点でJUMPはTWICEの約2倍もの売り上げを記録した。
JUMPにとって33枚目となるシングルは両A面で構成され、「DEAR MY LOVER」はメンバーの山田涼介が出演中の連続ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)の主題歌。もう1曲の「ウラオモテ」も、昨年10月期に山田が主演を務めた連ドラ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系)の主題歌に起用されていた。
販売形態は、初回限定盤1・2(CD+DVDまたはBlu-ray)、通常盤(CD)。初日売り上げは17万9,481枚で、昨年5月リリースの前作「area/恋をするんだ/春玄鳥」(初日16万3,885枚)を上回る好スタートを切った。
「JUMPのシングルは2017年12月発売の21枚目シングル『White Love』(初日16万6,949枚)以降は10~14万台をマークしていましたが、21年8月リリースの30枚目『群青ランナウェイ』で久しぶりに初日16万台(16万5,892枚)を記録していたんです。今作はその後の31枚目『Sing-along』(同11月発売、初日8万8,102枚)や『area/恋をするんだ/春玄鳥』(初日16万3,885枚)よりも高い17万台ですから、大健闘といえるでしょう」(前出・記者)
なお、強敵とみられたTWICEの「Hare Hare」は初回限定盤A・B、通常盤のほか、「NAYEON盤」「JEONGYEON盤」といったように、メンバー9人分の名前が付いた「ONCE JAPAN限定メンバーソロジャケット盤」も販売。なおこちらは、ONCE JAPAN OFFICIAL SHOPで「『ONCE JAPAN』もしくは『ONCE JAPAN MOBILE』会員の方が購入できる会員限定商品」と説明されている。
また、TWICEは同作の購入者を対象に、「リアルリリースイベント」を開催予定。今年10月7日(東京・ベルサール新宿グランド)と8日(大阪・堂島リバーフォーラム)に行われ、メンバー全員サイン会(当選人数:100名)、メンバー個別サイン会(当選人数:各メンバー100名=計900名)、メンバー全員お見送り会(当選人数:1,000名)など、A~E賞までが用意されている。
初回限定盤A・B、通常盤(初回プレス分)、ONCE JAPAN限定メンバー盤9種のうち、いずれか1枚に封入されているシリアルナンバー1口分を使用し、各賞に応募するシステム。応募抽選期間は賞によって異なるが、サイン会・お見送り会(A~C賞)は5月30日~7月3日、D賞(デジタルグリーティング)とE賞(クリアファイル10枚セット)は5月30日~8月28日までとのことだ。
「公式サイトでは『TWICEに直接会える!リアルリリースイベント』と銘打っていることもあり、SNS上の一部ジャニーズファンはJUMPが首位を逃してしまうのではないかと、懸念していたんです。しかし、ふたを開けてみれば、5月30日付のオリコンランキングで、TWICEの『Hare Hare』はJUMPに次ぐ2位にランクイン。売り上げは9万216枚でした。とはいえ、21年12月発売の日本9枚目シングル『Doughnut』は、オリコン週間シングルランキングで6万2,303枚を記録。今回は初日だけで9万台ですから、TWICEも前作の初日売り上げを超える好発進となりました」(同)
ソロジャケット盤の枚数がオリコンのデータに含まれているのかどうかは不明だが、いわゆる“接触イベント”への応募券が封入されたCDだけに、今後さらに売り上げが伸びる可能性もあるだろう。
ネット上のJUMPファンは初日の結果を受けて喜んでいるものの、「油断は禁物」「まだ気が抜けないから追加で買おう」と意気込んでいる。果たして、週間ランキング発表の段階では、どちらに軍配が上がるのだろうか?
サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン