• 日. 12月 22nd, 2024

犯罪データベース

明日あなたが被害にあうかもしれない

『特捜9』最終回にツッコミ続出のワケ! 視聴率は2ケタ割れでシリーズ最低

 20th Century・井ノ原快彦が主演を務める刑事ドラマシリーズ『特捜9』(テレビ朝日系)の「season6」。5月31日に放送された最終回(第9話)に登場した“メモ”に対し、「なんで?」と疑問の声がネットユーザーから相次いだ。

 テレ朝と東映が制作する同シリーズは、警視庁捜査一課特別捜査班の主任・浅輪直樹(井ノ原)と、その仲間たちが難事件に挑む物語。羽田美智子、吹越満、田口浩正、山田裕貴、中村梅雀、津田寛治、元乃木坂46・深川麻衣、Snow Man・向井康二がレギュラー出演している。

※以下、『特捜9』最終回のネタバレを含みます。

 最終回では、データサービス企業を営む社長・三倉陽平(イワゴウサトシ)が刺殺される事件が発生。特捜班が捜査を進めると、昨年、この会社でデータ流出騒動が起き、犯行を疑われた社員・橋倉ゆかり(友利恵)が自殺していたことがわかる。

 まもなく、青柳靖(吹越)と矢沢英明(田口)が、ゆかりの婚約者・小島裕太(永岡佑)を確保すると、彼の所持品から血のついたナイフが見つかる。その後、小島が留置所に入る際、ペンとメモを借りたいと訴えたため、青柳が渡すと、その夜、小島は留置所内で自殺してしまう。

 死んだ小島の手には「警察は無能だ」と書かれたメモが握られていたが、後にこの筆跡が、留置担当官・真田雅弘(佐戸井けん太)のものと一致。

 結局、三倉の会社で働く志崎圭一郎(喜多村緑郎)が、ゆかりと三倉を殺していたことが発覚。ゆかりのお墓を建てるために金が必要だった小島に、志崎は300万円を渡し、罪を着せていたのだ。

 さらに、真田はかつて、ヒートショックを懸念しながらも「風呂に入る」と言い出した認知症の父親を止めず、亡くしてしまった過去が。この時、ヘルパーとして訪れていたのが小島であった。

 留置所に入った小島は、真田宛てにゆかりの遺骨を託す内容の手紙を書き、それを手に握って死んでいたが、見回りの際にこれを読んだ真田が、自身の過去の罪がバレることを恐れ、咄嗟に「警察は無能だ」と書いたメモと交換していたのだった……。

 最終回では、同局ドラマ『刑事7人』の主人公・天樹悠(東山紀之)がサプライズで出演。天樹は警視庁捜査支援分析センター分析官・三ツ矢翔平(向井)のもとを訪れており、浅輪に声をかけられると、「暴露チャンネルの件で、投稿者の特定を頼みに」と返答していた。

 このシーンに、ネット上では「浅輪と天樹が、同じ警視庁内で勤務してたなんて!」「『刑事7人』と『特捜9』って、同じ世界線だったんだ!」と驚きの反応が続出。加えて、6月7日からスタートする『刑事7人』シーズン9に井ノ原や向井が出演することを期待する声も見られた。

 一方で、メモをすり替えた真田の行動に対し、「代わりのメモなんて握らせなければよかったのに。筆跡鑑定されることくらい、警察官ならわかるだろうに」「死後硬直があるから代わりのメモを入れないと不自然だったのかな? だとしても、何も書かなくてよかったのでは?」と疑問視する声が続出。

 また、今シーズンでは、浅輪夫妻が、妻・倫子(中越典子)の勤め先のアルバイト女性から“宗ちゃん”という乳児を預かっているという設定がたびたび登場していたが、最後まで事件に絡むことがなかったため、「宗ちゃんって、結局なんだったの?」「他人に子どもを何日も預ける宗ちゃんの母親が、一体何者なのか最後までわからなかった」といった反応も見られる。

 なお、最終回は世帯平均視聴率は10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。全話平均は9.9%で、同シリーズ史上初の1ケタとなってしまった。

 最終回は、レギュラーキャストでありながら、今シーズンで出番がほとんどなかった山田や津田も登場し、大団円で幕を閉じた『特捜9』。来週から始まる『刑事7人』には、ファンの期待通り井ノ原と向井は登場するだろうか。

サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン

By Admin