2012年3月末にNHKを退職して11年。ここのところ目に見えてテレビ番組への露出を増やしているフリーアナウンサーの神田愛花だが、5月27日に放送された『ハモネプ2023大学日本一決定戦!アカペラ青春フェスSP』(フジテレビ系)での発言が物議を醸している。
同番組では、激戦を勝ち抜いた大学5校が決勝戦でアカペラパフォーマンスを披露したのだが、感想を求められたゲストの神田は、「酷な戦いといいますか、皆さん、どんぐりの背比べと言うんですかね」とコメント。「テロップでどんぐりの背比べ」と強調され、共演者も思わず苦笑い。アインシュタイン・河井ゆずるが「ニュアンスはわかる」とフォローしていた。
この発言にネット上では、「神田愛花、元アナウンサーとは思えない言葉遣い」「どんぐりの背比べの意味知らないのかな?」とツッコミが飛んだ。
神田は約1年前の『IPPON女子グランプリ』(同)で、異次元の大喜利バトルを繰り広げたことにより、テレビ業界でさらに重宝されるようになったが、ここ最近はあまり良い評価を聞かないという。
「司会を務める昼のバラエティ番組『ぽかぽか』(同)の5月24日放送回では、“違法アップロード視聴”を堂々と告白していました。この日のゲストは、ドラマ『ナースのお仕事』(同)の尾崎翔子役で知られる女優・松下由樹。神田は、尾崎が放つ有名なセリフ『あ~さ~く~ら~!』を知らないと話し、MCの1人・ハライチの澤部佑から『みんな見てるでしょ、「ナースのお仕事」は』とツッコミを入れられると、『違法かもしれませんけども、YouTubeでちょっと拝見しまして』とさらりとカミングアウト。岩井勇気は『絶対ダメだろ』と注意していました」(芸能ライター)
彼女の評価が落ちている理由は、「自分のしゃべりたいことをしゃべるというスタイルによる“ズレた発言”で、場をかき乱してしまうから」(テレビ業界関係者)のようだ。
確かに神田は、先の『IPPON女子グランプリ』で、「壁ドン以上のキュンキュンを教えて下さい」という大喜利のお題に対し、ほかの解答者らが「尻モギ」「首ぐい」「片耳づかみ」と答える中、「ポルシェ&フェラーリ&ブガッティ」と、高級自動車ブランド名を並べるという突飛な回答をして笑いを取っていた。
「これまでの神田は、テレビ番組内で5、6番手のポジションだったため、彼女のズレた発言が、クロストークのいいアクセントになっていました。しかし、全体をまとめる立場であるMCの場合、彼女の突拍子もない言動が鼻につくようになってしまったのです。同じセント・フォース所属の川田裕美が出産・育児によって露出を減らす中、神田は彼女と代わるようにバラエティに進出してきた印象ですが、業界内では『MCには不適格』という意見も出ています」(同)
当初は夫のバナナマン・日村勇紀との夫婦エピソードもウケていたものの、このままでは露出が減っていく可能性もある。アナウンサーと名乗る以上、もう少し空気を読んだ発言をする必要があるかもしれない。