ロックバンド・GLAYのボーカルを務めるTERUが6月10日、自身のインスタグラムを更新。関係者が用意したホテルへの不満を吐露し、ネット上で「器が小さい」と批判が寄せられる事態となっている。
11日、全国22カ所を回るホールツアーのファイナルを迎えたGLAY。この前日から、東京・有明の東京ガーデンシアターで2日間のライブを行っていた。
そんな中、TERUが10日、ホテルの室内の写真をインスタグラムにアップ。「今朝、窓を開けたら全く空が見えず。今日明日でツアー最後なのに、全く気持ちが上がらない…。最後の最後でこうなるとは。家に帰ろうかな…」(原文ママ、以下同)などと投稿。
別の投稿でも、再び眺望の望めない室内の写真をアップし、「ライブの前日はライブモードで会場に入りたいので東京でもホテルに泊まるのですが、今日は少々手違いがあったのか?と思ってしまうほどのいつも東京で宿泊するタイプとは違うタイプのホテル」「朝、カーテンを開けたら隣の建物の壁が目の前に」と事情を説明。
本来であれば、翌日のライブに備えて「ホテルに連泊する」予定だったそうだが、「今夜は家に戻ろうと決めた」という。
TERUのクレームにX JAPAN・YOSHIKIも共感?
この投稿にX JAPAN・YOSHIKIも共感したのか、コメント欄に“涙を流しながら笑っている絵文字”を投稿しているが、一方ネット上では「GLAYファンを長年やっていますが、TERUさんのこういうところだけはどうしても受け入れられません。ホテルの方の気持ちを考えてあげてほしい」「それを言い訳にライブのモチベーションが下がったとしても、チケットを買って楽しみにしてるファンが見てるところで書いちゃうのは、プロのミュージシャンとしてダメでしょ」といった苦言が続出している。
「案の定、ネット上ではTERUが公開した写真から、会場近くのホテルを特定する動きが見られます。誰が用意したホテルであるかは不明ですが、窓からの眺望を重視しているのであれば、先にスタッフに条件を伝えておくべきであり、何よりこんな投稿をされたホテルが気の毒です」(芸能記者)
TERUといえば、2019年1月6日にもTwitterで航空会社への不満をつづり、似たような騒動を起こしていた。
TERU、飛行機にも不満……「クレーマー体質」疑惑浮上
当時、大雪により自身が乗る予定だった新千歳空港発の飛行機が遅延したTERUは、「どんな理由があるのか? 理解できないが。千歳から自分が乗る予定の便が2時間10分遅れになり、自分が乗る予定の便の30分後に出発する便が30分遅れで出発、1時間半後の便も30分遅れで飛ぶ予定。なぜこの便だけ2時間10分遅れなんだろう?」とツイート。
その後、航空会社から「使用機の遅れ」が原因との説明があったようだが、「ずっと機体はあったのに」「使用機遅れが原因ではない! ちゃんと見たので、これは確実です」と不信感を募らせ、「使用機到着遅れで済まされてしまうのは、とても理不尽な感じですね」「企業には、これに甘んじることなく誠意を持って対応して欲しいと強く願います」と航空会社側に誠意ある対応を求めた。
「しかし、この時の新千歳空港は年明けから大雪に見舞われており、前日の5日にも100便以上が欠航。数千人が空港での一夜を余儀なくされていました。そんな事態に空港関係者が全力で対応していたのは自明で、『この状況でTERUがワーワー文句言ってるの、ワガママすぎて子どもみたい』『十分対応してるように思えるけど……TERUってクレーマー体質なのかな?』と疑問の声が相次ぎました」(同)
ツアーファイナル前日に自宅へ戻ったからか、ツアーファイナルではパワフルなステージングを見せた様子のTERU。「これくらいワガママなほうがロックスターっぽい」「素直なTERUさんが好き」と擁護する声もあるが、感情に任せて航空会社やホテルといった一般企業を巻き込むのはいかがなものだろうか……。