覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける瑠壬(るみ)さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。
永山絢斗は逮捕でも出演映画は公開
俳優、ミュージシャン、ボクサーと「大麻問題」が続いてますね。どうしたのでしょうか?
6月16日の永山絢斗さんの逮捕は驚きましたが、実は前から周りの人にはバレバレだったらしいことがニュースに出てて、そこもびっくりです。関係者の通報で内偵が続いてたとか。
捜査はこれからで、多分ですが初犯やから執行猶予もつくでしょう。ひとまず出演した新作映画はそのまま公開されるようでよかったです。起訴されて判決が確定して初めて「有罪」ですから、まだ起訴もされてないのに「公開中止」では、関わった人たち全員がかわいそうです。
あと瑠壬は知りませんでしたが、テレビ番組で永山さん本人に占い師さんが逮捕の可能性を話して話題になってたんですね。
でも、この占い師さんはヒロスエのことはハズレやったそうです。
編集者さんは、「ゲッターズ飯田さんが清原和博さんに『監督になれるかも』と言った直後にクスリで逮捕されたことが忘れられません」と言うてました。そうなんや……。これはいろんな意味でショックですね。飯田さんは話し方とか感じがよさそうやのに。
「無罪推定」は無視して活動自粛?
そして6月20日にはジャズのミュージシャンが大麻所持でパクられ(逮捕され)ましたね。瑠壬はぜんぜん知らないのですが、結構メジャーなお仕事をされているんですね。
「不審な動き」をしてて職務質問からの大麻発見のコースらしいですが、こんなん職質を1,000回やって1回逮捕できればええほうな気がしますけど、どうなんでしょうか?
永山さんの時と違うのは、レコード会社がソッコーで曲の販売や配信をやめたことですかね。まだ起訴もされてへんのに、とても残念です。
ちなみに古い話ですが、のりピーこと酒井法子さんの覚醒剤事件(2009年)の時は、最高裁が作ったのりピー主演の裁判員裁判のPR映画は、逮捕前から「使用自粛」にしていましたね。
当時のダンナさんがパクられて、「のりピーもすぐやな」みたいになって自粛に踏み切ったようです。裁判所やのに「無罪推定」のカケラもないんですね。
そして、なんとボクサーの井岡一翔さんがドーピング検査で引っかかりました。尿から大麻成分が出てきたそうです。
でも、結論としては「規定以下の微量」やから問題ナシだそうです。問題ないのになんで世界戦の前に発表? 意味がわからないです。井岡さんの所属ジムも、プロボクシング競技を統括するJBC(日本ボクシングコミッション)への抗議文をホームページに載せてましたね。
井岡さん、前にも薬物騒動があったそうで、ネットにはいろんな臆測が出てます。前の時は検査の体制がアカンかったようで、JBC側は謝罪させられてるので、その「リベンジ説」もあるようです。井岡さんもジムも否定してますし、ここは推定無罪でいきたいところですね。
日本で大麻は解禁できる?
日本以外の国では大麻OKのところも多いですから、もうみんなで議論したらええんですよね。
タイはアジアで初の「大麻解禁国」となりましたが、あくまでも「医療目的」やそうで、普通に吸ったら重罰らしいです。でも、みんな吸ってるみたいで中毒患者も増えてるとニュースに出てました。大麻目当ての外国人観光客も増えるので、政府も黙認してるんですね。
瑠壬も大昔に使たことがありますが、特にええなとも思わなかったので、実は興味ないです。でも吸いたい人、解禁したくない人で、いろんな人がいろいろ話せばおもろいと思います。