「週刊文春」(文藝春秋)に、有名シェフ・鳥羽周作氏とのダブル不倫をスクープされた広末涼子。彼女の夫であるキャンドル・ジュン氏の“不倫”と“暴行事件”が、6月27日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)に報じられた。これはジュン氏が運営している会社の元スタッフによる告発で、取材に対してジュン氏も内容をほぼ認める格好となっているが、マスコミ界隈で話題なのは、「やはりジュン氏の記者会見、さらには『週刊文春』(文藝春秋)インタビューでの発言が“ブーメラン”となっているところ」(スポーツ紙記者)のようだ。
告発を行ったジュン氏の元関係者の男性によれば、自身が社内不倫をしてしまったお相手が、ジュン氏の“愛人”だったという。事態を知ったジュン氏は怒り狂い、男性が全治2カ月の重傷を負う暴行を繰り広げた。
「ジュン氏は一連の広末の報道に際して、自分勝手な妻を支える“聖人夫”として取り上げられていたことから、今回の告発による反動は相当なものとなり、現在SNS上では、猛烈なジュン氏批判が吹き荒れています」(同)
キャンドル・ジュン氏の“キナ臭い”言動
各メディアは当初、鳥羽氏と不倫関係にあった広末に批判の矛先を向けていたが、「一方で、ジュン氏の言動にもキナ臭さを感じるマスコミ関係者は少なからずいた」(同)という。
「最初に違和感を覚えたのは、福島県でのイベント時に発した『しっかりとこの後、けじめをつけますので、皆さんお楽しみに』発言。この直後に『文春』で広末が鳥羽氏に宛てたラブレターが報じられたことから、ジュン氏と『文春』の“結託”が見え隠れするように。そしてこの発言に批判的な声が出ていると見るや、ジュン氏は自ら記者会見を開き、釈明するとともに、広末の公になっていない過去の不倫の話を持ち出し、さらには『これ以上バッシングが続くなら自ら命を絶つ』とマスコミを脅したのです。表向きには、広末バッシングが過熱していた一方、一部マスコミ関係者は、ジュン氏のこうしたアクションを『狡猾』『モラハラっぽい』と受け取っていました」(同)
そして会見後、今後取材は受けないと宣言しながら、「文春」のインタビューには応じたジュン氏。記者からネット上で、自身の不倫疑惑が浮上していることについて聞かれると「不倫どうこうではなく、私も過去のことは叩けば埃が出る身なので。見た目の通りではありますが。不愉快な思いをした方がいらっしゃれば、それは私自身の本当に未熟なところです」と回答していた。
広末涼子とキャンドル・ジュン氏はともに「じっとしていられない」性分?
「ここから1週間足らずで早速“埃”が出てしまい、自身の発言を見事に“伏線回収”してしまった。自身に仄暗い過去があるとわかりながら、なぜ会見をしたり、『文春』の取材に応じたのかと不思議に思ってしまいますが、もともと『じっとしていられない』気質なのか……。思えば広末も、ダブル不倫報道後、自ら『文春』の記者に電話をかけ、自分の考えを伝えるという、大物女優としては異例の行動に打って出ましたから、ある意味、似た者夫婦なのかもしれませんね」(同)
今回、明るみに出た不倫と暴行事件以外にも、「ジュン氏の“埃”はまだまだ出てくるのは自明」(同)との指摘もある。解決の糸口を自ら遠ざけているようにしか見えないが、果たして両者の次なる動きは……。