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『だが、情熱はある』最終話、9万5,287ツイートで首位! 2位『ラストマン』には続編期待の声――SNS熱量ランキング

 ドラマの内容がどれほど視聴者の心に響いているのかは、視聴率の数字だけで判断できるものではありません。そこで、「Yahoo!リアルタイム検索」を参考に、プライム帯の各ドラマに関するツイート数(放送時間中)をサイゾーウーマン編集部が独自で集計し、“視聴熱”ランキングを作成。視聴者が最も沸いたシーンと共に紹介します(集計期間6月19日~25日)。

 以下、ドラマのネタバレを含みます。

1位:『だが、情熱はある』(日本テレビ系)最終話 9万5,287ツイート

 最も視聴熱が高かったのは、6月25日に放送されたKing&Prince・高橋海人、SixTONES・森本慎太郎ダブル主演のドラマ『だが、情熱はある』の最終話。お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の実話に基いたストーリーで、“青春サバイバル”を謳う本作。

 最終話は、2021年にコロナ禍で開催された若林(高橋)と山里(森本)のお笑いユニット・たりないふたりの無観客解散ライブが描かれた。山里は女優・蒼井優との結婚をきっかけに、このままのスタイルでお笑いをやっていいのかと悩み、若林も同窓会で年収を聞かれた際「しゃべって、飯食うだけでそれはずるいわ」と言われたことから、微妙な気持ちを抱く。そんな2人だが、解散ライブでは2時間ぶっ通しの漫才を披露し、成功させたのだった。

 そして、Twitter上の視聴者が注目したのは、番組終盤の演出。舞台は23年に移り、若林と山里が出演しているテレビ番組に、「高橋海人本人」と「森本慎太郎本人」があいさつに行く、若林が本作品の撮影中に高橋と森本に差し入れをするなど、1人2役を主演の2人が演じるシーンが展開され、「脳が混乱した」「粋で斬新な演出」など、驚きの声が相次いだ。

2位:『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)最終話 7万6,894ツイート

 第2位は、6月25日にTBS日曜劇場枠で放送された福山雅治主演ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』最終話だった。FBIで検挙率トップを誇り、“ラストマン”と呼ばれる全盲の捜査官・皆実広見(福山)が、彼のアテンドを担当する警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(大泉)とタッグを組み、難事件を解決するこの作品。

 最終話は、41年前に発生した護道の実の父親・鎌田國士(津田健次郎)が、皆実の両親を殺害したとされる事件の真相が描かれた。皆実の父親として過ごしてきた誠(要潤)だったが、実は皆実は自身の子どもではなく、妻・勢津子(相武紗季)と鎌田の間に生まれた子――つまり護道心太朗の実の兄弟だったと知る。そこで誠は、勢津子とまだ幼い皆実(広見)を殺害し、鎌田に罪を被せることを決意。しかし、勢津子を殺害後、証拠隠滅のために以前から悪事の揉み消しを依頼していた護道の育ての親・清二(寺尾聰)を呼び出すも、殺人の隠蔽を拒否する彼と対立し、殺害されてしまった……というのが事件そのものの真相だった。

 そんな中、Twitter上の視聴者が注目したのはラストシーン。アメリカに帰国する皆実の見送りをする護道に、皆実が「次の交換研修制度としてアメリカを訪れることになっている」と告げる展開に「続編があるってこと?」「続編期待しちゃう!」という喜びの声が多数出ていた。

3位:『どうする家康』(NHK)第24回 4万4,601ツイート

 第3位は、6月25日に放送された嵐・松本潤主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』第24回。フジテレビ系の人気ドラマシリーズ『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太氏が脚本を手掛け、江戸幕府を開いた戦国武将・徳川家康の生涯を描く本作。

 今回は、家康(松本)の妻・築山殿こと瀬名(有村架純)に、敵対する武田勝頼(眞栄田郷敦)と内通している疑惑が浮上。家康自らが彼女の住まいを訪れて真偽を問いただすという内容だった。家康に押し掛けられた瀬名は「1つの夢を描くようになりました」と彼に語り、国同士が奪い合うのではなく、与え合うというつながりを構築するべきだと主張。同じ銭を使い、人の物の往来を自在にし、「日本国が1つの慈愛の国となる」という壮大な計画を明かした。

 これに家康も賛同。当面の間はこの計画が露見しないように、武田と戦をしているように見せかける――という展開だったが、瀬名の途方もない計画に対して、Twitter上の視聴者からは「あまりにもファンタジーがすぎる」「史実とは異なるのではないか」という声が続出。一方で、「これはこれで面白い」など肯定的な声もあり、賛否両論となった。

4位:『王様に捧ぐ薬指』(TBE系)最終話 3万8,529ツイート

 第4位は6月20日に放送された橋本環奈主演の『王様に捧ぐ薬指』最終話。わたなべ志穂氏による同名漫画を原作とし、新人ウェディングプランナー・羽田綾華(橋本)と、御曹司・新田東郷(山田涼介)の“超打算的”な結婚生活を描いたラブコメディ。

 東郷と綾華が離婚してから10カ月後の様子が描かれた最終話。東郷と新たな婚約者・栗山美玲(早見あかり)が、式の打ち合わせのために結婚式場を訪れ、遭遇した綾華はショックを受ける。しかしその後、父親・金太郎(塚地武雅)から、東郷は自身の母親・静(松嶋菜々子)が綾華に危害を加えることを恐れ、彼女を守るために離婚を決意したと知らされる。再び東郷に愛を伝えて復縁。静の説得にも成功し、事実婚という関係で愛を育んでいく……というラストを迎えた。

 事実婚という関係に落ち着いた2人に、Twitter上の視聴者からは「いろいろな愛の形があっていいよね」という声がある一方で、「ラブコメなんだから結婚にしてほしかった」「事実婚設定にする必要あった?」など否定的な意見も出ていた。

参考:「Yahoo!リアルタイム検索」https://search.yahoo.co.jp/realtime

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