• 日. 12月 22nd, 2024

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Snow Man・目黒蓮、「好きな人は同じ業界じゃないほうが」発言でガチ恋ファンの命を救う【ポポロ8月号レビュー】

 「恋する浴衣祭り」という大特集が展開される「ポポロ」8月号(麻布台出版社)が発売中です。今号では、登場するジャニーズアイドル全員が浴衣姿を披露しており、夏の到来を感じさせる誌面になっています。読者は自担の浴衣姿にうっとりしていることでしょうが、異彩を放っていたのがSixTONES・田中樹。

 蛍光グリーンとホワイトのマーブル柄の浴衣に、喜平風のぶっといゴールドネックレスを着けているんです。「恋する浴衣祭り」という特集なので、浴衣デートを想定しているのかもしれませんが、女性ウケを度外視した、“地元の祭りで目立ちたい”というパッションを感じました。田中の放つ“地元のイケてるダチ感”が好きな人にはたまらないスタイルといえるでしょう。では、早速誌面をチェックしていきます!

<トピックス>
◎好きな人に望む、5つのこと。 Snow Man
◎自撮りGP 2023夏
◎ナツコイ フォト漫画

Snow Man・深澤辰哉、理想の恋人に「電化製品に強い人」を挙げる

 最初に見ていくのは、Snow Manの「好きな人に望む、5つのこと。」。リード文に「9人と恋に落ちるためにクリアしなければいけならない(!?)条件を、教えてくれました♪」とあるように、メンバーそれぞれが、好きな人にはこうあってほしいという条件を5つずつ紹介しています。

 これに限らず、「ポポロ」は恋愛系の企画がとにかく多い印象。今号でも各グループが「理想の夏デート」や「運命の恋」についてトークを展開しています。「ポポロ」は、自担にガチ恋しているタイプのジャニーズファンには持ってこいではあるものの、うっかり自担から“恋人の影”を感じ取ってしまい、メンタルをやられるというスリリングさも併せ持つアイドル誌といえるでしょう。

 では実際に、Snow Manの面々は恋人にどんな条件を望んでいるのでしょう。例えば、Snow Manのリアコ枠と呼ばれる深澤辰哉は、「なにかしらのゲームが好き」「アウトドア派よりインドア派」「電化製品に強い人だと助かる」「シンプルに料理ができる人」「聞き上手な人がいいね」の5つを挙げています。深澤は電化製品の配線や設置を器用に行える人がいいそうなのですが、そのあまりにピンポイントな条件に、そこはぜひ恋人ではなく、ビックカメラの従業員を頼ったほうがいいと思いました。

 そもそもアイドルの語る“理想の恋人像”は、ガチ恋ファンの趣味趣向や言動、思想までをも変えてしまうもの。アイドル側は、あまりヘタなことは言わないほうがいい……というのが筆者の持論です。そんな中、こうした企画での最適解を出していたのが目黒蓮で、「同じ業界じゃないほうがいいかも」という条件を挙げていたんです。

 “あわよくば”を狙っている隠れ目黒担のタレントはショックでしょうが、ほとんどのガチ恋ファンは、何もせずとも目黒の理想にかなっているわけですから、これほどうれしいことはないはず。加えて、日々「自担と共演者が恋仲になったら……」に怯えるガチ恋ファンの命を救っており、さすがというほかありません。

 ガチ恋ファンからの信頼度が一気に上昇した目黒……しかし、今後、芸能人と交際報道が出たり、“匂わせ”疑惑が勃発した際は、とんでもない炎上を巻き起こしそう。いつか来るかもしれないそんな日に備え、目黒の「同じ業界じゃないほうがいいかも」発言のページを、念のためスマホで撮影した筆者なのでした。

 次に見ていくのは、「自撮りGP 2023夏」。ジャニーズアイドルたちがさまざまなテーマで自撮りを行い、読者投票でグランプリを決めるという恒例企画です。カメラマンの前では見せない、アイドルたちの素の表情が拝めるだけに、同企画のファンという読者も多いかと思います。

 「わちゃわちゃグループ部門」では、なにわ男子の写真が特に目を引きました。カメラを持つ道枝駿佑にフラッシュが一点集中してしまうハプニングが発生。普段から透き通るような白肌の道枝が、さらに真っ白という状態で、「ひとりだけ光合成している、なう」というタイトルがつけられていました。

 「相思相愛バディ部門」では、SixTONESの“きょもほく”こと京本大我&松村北斗がいい味を出しています。ほかのバディたちが、「ギャル」(HiHi Jets・高橋優斗&猪狩蒼弥)「あすなろ抱き」(ジャニーズWEST・重岡大毅&神山智洋)「乾杯」(SixTONES・ジェシー&森本慎太郎)といったテーマ性のあるツーショットを撮影する中、2人は何のテーマもなく、ただ横に並んでいる姿を写真に収めているのです。その表情も、松村はやや口角が上がっているように見えるものの、京本はド真顔。

 きょもほくといえば、かつては「ジャニーズ事務所公認の不仲」と呼ばれるも、近年は「雪解けした」とファンの間で話題に。今回のわちゃわちゃ感が一切ないツーショットは、あまりにもリアルなきょもほくといった感じで、該当担は悶絶必至なのではないでしょうか。

 なお同企画にはほかに「キュンキュン キュート部門」や「お色気セクシー部門」も。ジャニーズWEST・桐山照史は、後者の部門で、「いちばんセクシーな場所」と題し、浴衣からのぞく鎖骨をアピールしているのですが、鎖骨がまったく浮き出ていないという珍事が発生。これは関西人にしかわからない“お笑い”なのか……気になるところです。

HiHi Jetsの猪狩蒼弥、“おじさん構文”の使い手だった

 最後に見ていくのは、「ナツコイ フォト漫画」です。各グループのメンバー1人が女子役に扮し、ほかのメンバーとラブストーリーを演じています。リードは「ドキドキのストーリー」「胸キュンしちゃお」とやたらテンション高めですが、ベタすぎる展開がどうにもむずがゆく、演じているアイドルたちからも“照れ”が伝わってくるため、読者によっては共感性羞恥で死にそうになる企画といえるでしょう。

 筆者も共感性羞恥を覚えやすいタイプのため、読むのに苦労しました。しかしそんな中でも、クスリと笑わせてくれたのが、HiHi Jetsの猪狩。HiHi Jetsは、「ひと夏の恋ジャ終われなーい!」というタイトルで、“令和の美女”こと涼子ちゃん(橋本涼)を、ほかのメンバーがそれぞれLINEでデートに誘うというストーリーを演じているのですが、猪狩の文面はいわゆる“おじさん構文”。

「ヤッホー!!おぼえてるカナ!?」
「この前の花火大会で、急に声かけちゃってごめんネ(^^)」
「もしよかったらキミとってもカワイイからデートに行こうよ!」
「なんちって!アセアセ」

 下手に出ているようで、どこか上からな言い回し、「カナ!?」「ごめんネ」などのカタカタの使い方、そして極めつきの「アセアセ」……“おじさん構文”のお手本のような文面です。もしかしたら編集部が用意したものなのかもと思ったのですが、小さい文字で「※メールの文面は、本人考案です」と、ご丁寧にも説明が加えられており、猪狩=“おじさん構文”の使い手であることが発覚しました。

 気になって調べてみたところ、以前から猪狩は“おじさん構文”を用いたブログをアップして、ファンを楽しませていたそう。素でやっているわけではないことがわかったものの、ここまで完成度の高い“おじさん構文”を作れるセンスに脱帽しました。アイドル誌の小さなコーナーでも手を抜かず、ファンを笑わせようとする姿勢に感動した次第です。

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