なにわ男子の道枝駿佑が、ニュースサイト「AERA dot.」で7月4日に配信されたインタビュー記事に登場。「ジャニーズの時代をもう一度作りたい」と発言し、ファンの間で話題になった。
同記事で道枝は、同12日リリースのなにわ男子のアルバム『POPMALL』に対する思いを語ったほか、今後の活動についても触れている。
「昨年7月に公開された道枝の主演映画『今夜、世界からこの恋が消えても』が韓国や中国でヒットしたことから、『アジアに向けて活動していきたいという気持ちが強くなりました』と明かしたほか、『今は韓国のエンタメが目に見えて盛り上がっていますが、もっともっと頑張って、ジャニーズの時代をもう一度作りたい』とも発言。ある意味、現状では韓国のエンタメに押され気味だと認めているともいえ、その上でジャニーズの時代を作りたいという、道枝の強い決意が感じられます」(芸能ライター)
道枝のこうした発言に対し、Twitter上では「ブレない心で王道ジャニーズを目指すみっちーならできると思う」といった応援の声が続出。ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(2019年7月に死去)の性加害報道の影響で、ジャニーズ全体に対する世間からの風当たりが強くなっているということもあり、「ジャニーズについて肯定的な意見を言うのは勇気がいるよね」と讃えるファンもいた。
Snow Man・佐久間大介も「ずっとジャニーズ」宣言
一方で、ここ最近、“ジャニーズ”であり続けることを宣言したタレントは、道枝だけではない。
Snow Man・佐久間大介は、6月12日に行われたSnow Manの東京ドーム公演で、会場のファンに向けて「みんながいてくれるから、俺たちはステージに立てるし、こうしてステージに立ってると、本当にジャニーズでよかったってすげえ思います」「俺たち9人、これからもずっとこの“ジャニーズの道”突っ走るんで、みんなついてきてください」と呼びかけたことが、ネット上で話題に。
「現在ジャニーズ事務所は、ジャニー氏の性加害問題で揺れているのみならず、滝沢秀明氏のプロデュース会社・TOBEに元V6・三宅健や元King&Prince(以下、キンプリ)の平野紫耀、神宮寺勇太といった“辞めジャニ”が集結していることにも、懸念を抱いているとみられます。今後、ジャニーズからTOBEに移籍するタレントが相次ぎ、グループの分裂が頻発するという事態はなんとしても避けたいはず。実際、ファンの中にもそうした不安を抱えている人は少なくなく、道枝や佐久間の発言は、そんなファンを安心させたいという意図があったのかもしれません」(同)
Kis-My-Ft2は「定年までよろしく」発言の後に北山宏光が退所発表
しかし、Kis-My-Ft2は過去に、メンバーが欠けることなく活動を続けることを“匂わせ”ていたにもかかわらず、6月に北山宏光が、8月31日付でのグループ卒業・事務所からの退所を発表した。
「一部週刊誌で、“次のジャニーズ退所者”としてキスマイのメンバーが挙げられる中、昨年12月28日深夜放送のラジオ『Kis-My-Ft2 キスマイRadio』(文化放送)に玉森裕太、二階堂高嗣、宮田俊哉の3人が出演。玉森がジャニーズ入所20周年ということで、『20周年、同じ会社に勤めているって、なかなか普通のことじゃないよなと思ったのね。一般社会で』とコメントし、宮田が『定年までよろしくお願いします』と話すと、ほかの2人も『お願いします』と答えていました。『定年』とは一般的に60歳であることから、暗にメンバーの脱退・退所説を否定したとして、ファンは安堵していたのですが……」(同)
今後もキンプリのように分裂するグループが出てくるのだろうか。ジャニーズファンの心が落ち着くのには、まだ時間がかかりそうだ。
サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン