「上半期振り返り!爆笑座談会」という見出しが躍る「ポポロ」9月号(麻布台出版社)が発売中です。この爆笑座談会を開いているのはSixTONES。森本慎太郎は最近、メンバー間の距離が近くなるよう意識しているそうで、その一環として、京本大我に“ぼっとん便所”の画像を送っていたとか。ぼっとん便所の画像でつながりを深めるSixTONESの下半期に期待が膨らみます。早速誌面をチェックしていきましょう!
<トピックス>
◎あの日から、はじまった。運命の出逢いSTORY Snow Man
◎ポポロ夏祭り2023
◎もしもふたりが“スパダリ”だったら(ハート) King&Prince
Snow Manで一番怖いのは阿部亮平かもしれない
最初に見ていくのは、Snow Manが登場する巻頭特集「あの日から、はじまった。運命の出逢いSTORY」。Snow Manが各メンバーとの出逢いや第一印象を明かしています。
2019年1月に加入した目黒蓮は、6人の既存メンバーに対し、「こわそう」という第一印象を連発。渡辺翔太は「牙がとがっている感じ」、宮舘涼太については「アクセサリージャラジャラ」と述べており、目黒にとってかつてのSnow Manは、ほぼ“輩”だったのかもしれません。一方、既存メンバー内でも、深澤辰哉は初めて岩本照に会った時「こわっ……」と思ったそうですし、その岩本は渡辺にオーディション会場で「ガンつけられていた(笑)」といいます。
阿部亮平だけは昔からずっと変わらず優しいイメージを保っていた様子ですが、渡辺は阿部との初対面時、「金髪キノコ」ヘアだったことが強烈に印象に残っているらしく、「もっとイケイケな人だと思っていた」と回顧。誰にでも優しくおだやかな金髪キノコ(しかもインテリ)を想像すると、“謎多き人”という意味で、最も怖かったのは阿部では……という気がしなくもありません。
なにわ男子・大橋和也を熟知したファンの“夏祭りデート妄想”
次に見ていくのは、「ポポロ夏祭り2023」。読者アンケートをもとに、「夏祭りにいっしょに行きたいJスターTOP5」「浴衣が似合うJスターTOP5」「屋台のゲームが得意そうなJスターTOP3」などのランキングを紹介しています。
「食べものの屋台めぐりをずっとしていそうなJスターTOP3」では、なにわ男子の大橋和也が1位を獲得。大橋といえばジャニーズ屈指の食いしん坊キャラで、昨年、シソンヌ・長谷川忍とともに『黄金の定食』(テレビ東京系、1~4月放送)というグルメバラエティにも出演していましたし、この結果には納得しかありません。
そんな中、目についたのは、大橋に1票を投じた読者からのコメント。「1度食べてみたかったけど、どんな味かわからなくて戸惑っていたら『買いーや! 口に合わんかったら俺が食べたるし(笑)。あ、間接キスになるからあかんか?』と、素で言いそう」と、選出理由を述べているのですが、オタクの“見てきたように言う”特性が遺憾なく発揮されていると感動。大橋の性格、口調、ノリを熟知していないと、この「買いーや!」はなかなか出てきませんよ! また「素で言いそう」という締めには、この妄想に対する“自信”すら漂っています。
一方、「Jスターのペアと夏祭りに行けるなら……(ハート)」という質問では、また別のタイプのファンがハッスルしていました。例えば、King&Prince(以下、キンプリ)の永瀬廉と高橋海人を挙げた読者は「れんかいが屋台で、キャッキャしながらゲームしているところを、ただただ見ていたい……。ふたごの母親目線でホームビデオを回します!」、HiHi Jets・井上瑞稀と橋本涼を挙げた読者は「私は空気になるので、はしみずの夏祭りを空気として見ていたい!」と、それぞれ母親、空気目線での妄想を展開。2人に介入したくないという遠慮が見える一方、ただならぬ欲望を感じた次第です。
最後は、キンプリが登場する「もしもふたりが“スパダリ”だったら(ハート)」を見ていきましょう。この“スパダリ”とは、仕事をバリバリこなしながら、家族をなによりも大切にするスーパーダーリンという意味だそうです。
永瀬廉が家庭的なダーリン像、高橋海人が仕事人なダーリン像をそれぞれ表現しているのですが、いやいやいや、1人でその併せ持っていてこそのスパダリなのでは? とツッコまざるを得ません。
「スパダリ度チェックリスト」もすべて家事と家計管理に関する質問で、永瀬の家に調理器具がないこと、高橋はアイロンがけをクリーニングにお任せしているなど、2人のかなり詳細な生活事情が知れる一方、「ポポロ」におけるスパダリとは一体……という疑問が膨らむばかり。高橋に至っては「“スパダリ”ってなに? 『スーパーだりぃ』ってこと?」と話しており、編集部もタレントも、スパダリに手探り状態というスリリングな企画になっています。
というか、スパダリうんぬんではなく、この企画で注目したいのは、れんかいの双子っぷりではないでしょうか。先の「スパダリ度チェックリスト」では、2人とも10問中5つに「YES」と回答しており、「おたがいのスパダリ度は?」も「★3」と同じ評価をつけていたんです。タレントとしてのキャラ立ちを考えると、どちらかのスパダリ度が高く、どちらかが低い……というのが正解なのでしょうが、ぴたりと合ってしまうなんて、さすがファンに双子と呼ばれるれんかいです。
しかしその一方で、料理が好きな高橋とまったくやらない永瀬、きれい好きな永瀬と片づけが嫌いな高橋というように、それぞれの苦手なところを補い合える関係ということも伝わってきました。5人グループで、メンバーの過半数が一斉に脱退するという事態に見舞われたキンプリですが、れんかいはこのニコイチ感で、これから快進撃を見せてくれるのではと期待が高まります。
永瀬と高橋のガチ恋オタク向けの読み物かと思いきや、この2人の間にはファンすら割って入れないという事実を突きつけられる良企画でした。