Snow Manの冠バラエティー番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)。8月4日放送回は、ゲストに元横綱の貴乃花光司が登場し、恒例企画「それSnow Manだとおいくらですか?」を行った。
Snow Manがアイドル以外の職業に就いたら、いくらで雇ってもらえるのかをクイズで出題し、ゲストとメンバーが金額を予想するこのコーナー。もっとも差額の大きいメンバーは、罰ゲームとして「笑わないカメラマンと全力にらめっこ」をしなければならない。
今回は、深澤辰哉が駅のホームでの「駅弁」の立ち売りに挑戦することに。福岡県にあるJR折尾駅で名物「かしわめし弁当」を11年間立ち売りしている「東筑軒」の小南英之さんは、1日7時間ホームに立ち続け、平均30個、最高で70個を売り、給料は日給換算(7時間勤務)で約7,000円だそう。そこに弁当の売り上げや接客態度がプラスされるという。
深澤に与えられたノルマは、正午〜午後4時までの間に70個以上の弁当を売ること。小南さんが考案したオリジナルソング「かしわめし応援歌」も教わり、準備万端で駅のホームに立った。
すると、すぐに男性客が近寄ってきて「本物ですよね?」と弁当を購入し、女性客も「やばいって。震える……。ライブ行きます!」「なんでいるんですか?」「買います、家族分。4つ!」などと次々と購入。
また、深澤に「Snow Man知ってる? 誰好き?」と話しかけられた女性が泣きながら深澤を指差すシーンもあり、開始15分で21個の弁当が売れた。
その後、約17キロある弁当の重さにより腰痛を訴えた深澤は、40分の休憩を挟むと、ランチタイムを過ぎてしまったせいか、一気にペースダウン。しかし、深澤は「俺、人見知り発揮しちゃうんだって」と、モジモジしてなかなか大きな声を出すことができず。そこから勇気を振り絞り「かしわめし応援歌」を歌唱したが、通行人にスルーされてしまい、効果はナシ。
だが、駅構内に置かれた、誰でも自由に演奏できる「ストリートピアノ」を弾いていたピアニストの女性に「ガッツだぜ!!」(1995年)を演奏してもらい元気をもらった深澤は、再び「かしわめし応援歌」を披露。徐々に客が増え始め、ホームに長蛇の列ができ、残り15分で70個を完売。
深澤は「嘘でしょ? マジか」と自ら拍手し、「いやー、70個売れたぁ……」とホッとした表情を見せていた。
Snow Man・深澤辰哉は「すごい宣伝効果」! 弁当立ち売りの日給は……
そんな深澤のロケVTRを見た一同は、日給について目黒蓮が6万円、向井康二は5万8,000円、岩本照と深澤、ラウール、渡辺翔太の4人が5万円、阿部亮平と貴乃花が3万5,000円、宮舘涼太2万5,000円、佐久間大介1万円と予想した。
一方で、「東筑軒」のスタッフは「お客さんの集客力が普段の比にならないくらい来ていただいてましたし、普段並ばない若い女性とかお子さんだったりとかすごい宣伝効果がありました」とコメント。
深澤の師匠でもある小南さんも、「深澤さんのやわらかい雰囲気ですとか、お客さまに対して明るく接しているところがとても良かったです」と接客態度を高評価感想し、日給は3万円と発表。深澤は「これで立ち売りを知ってくれたらうれしいと思っていたので、小南さんありがとう。本当に」と満足げな表情をみせていた。
なお、貴乃花が挑戦したアメ横での叩き売りの日給(9万4,500円)の予想金額と合わせて、差額が最も大きかった多かったのは、渡辺という結果に。罰ゲームの「笑わないカメラマンと全力にらめっこ」では、次々と変顔を披露しメンバーからは好評だったものの、カメラマンは真顔を崩さず。「特に(面白くなかった)」とバッサリ斬られ、渡辺は「すいませんでした」となぜか謝罪したのだった。
この日の放送に、ネット上では「私もふっかさんからお弁当買いたかった」「腰が弱いのに長い時間お疲れ様でした。完売おめでとう」「腰お大事にね」「しょっぴーの変顔、面白すぎ」「笑わなかったカメラマンさんすごい」などのコメントが寄せられていた。