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ジブリ『君たちはどう生きるか』4位後退! パンフ販売開始も集客にはつながらない?

 8月7日発表の全国週末興行成績をもとにした映画ランキング(興行通信社調べ、以下同)で、スタジオジブリの最新アニメーション映画『君たちはどう生きるか』(7月14日公開)が4位をマーク。ランキング初登場時は1位を獲得したが、公開2週目で2位、3週目で3位と徐々に順位を落とし、4週目では4位に。ネタバレを避けるため後日発売となっていたパンフレットがまもなく販売を開始するものの、マスコミ関係者の間では、「思っていたほどの集客にはつながらないかも」(芸能ライター)と不安視されているようだ。

 映画監督・宮崎駿氏の10年ぶりとなる長編アニメ映画『君たちはどう生きるか』は、事前のプロモーションを行わず、あらすじやキャストも伏せたまま上映を開始。公開初日にネットニュースなどで山時聡真、菅田将暉、あいみょん、木村拓哉らが声優として起用されていると伝えられたが、作品のパンフレットは後日発売という形式が取られ、公開してもなお“ネタバレ厳禁”の雰囲気が漂っていた。

「作品を鑑賞したネットユーザーの間でも、『詳しく言えないけど……』と大っぴらに感想を書き込むことは控えられていた印象。それで口コミが広がりにくかった上、『よくわからなかった』『子どもには難しい』といったネガティブな声もあり、映画ランキングではすぐに首位陥落となりました」(同)

 なお、『君たちはどう生きるか』は初日から3日間で観客動員100万3,000人、興行収入16億2600万円をあげ、宮崎氏による10年前の作品『風立ちぬ』との興収対比150%ということで、当初は「好発進」と伝えられた。しかし、その『風立ちぬ』は当時、公開4週目でも映画ランキング1位に君臨。

「しかも、『風立ちぬ』は公開4週目で累計興収56億円を超えていたのですが、『君たちはどう生きるか』は公開4週目で54億8000万円という状況。そもそも『風立ちぬ』は公開から“V8”を記録するなど、勢いをキープしていただけに、ゆるやかに失速中の『君たちはどう生きるか』が負けてしまうのは当然でしょう」(同)

ジブリ『君たちはどう生きるか』8月11日にパンフの販売を開始するが……

 しかし、そんな『君たちはどう生きるか』の“再逆転”のチャンスが、まもなく訪れる。

「8月11日にいよいよパンフレットが販売開始となります。ちょうど夏休み中で、お盆期間にも入るので、集客を伸ばしやすいタイミングを狙ったのかもしれません。ネット上のジブリファンも『早くパンフほしい』『パンフを買って、2回目見ることにしよう』などと反応を示していることから、ここで興収を伸ばす可能性はあります。しかし一方で、作品の評価自体が賛否両論あるだけに、『映画が微妙だったし、2度見ようと思わないからパンフもいらない』といったネガティブな声があるのも事実です」(同)

 ジブリの“パンフ後日発売作戦”は、果たして成功するのだろうか……。

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