8月14日よる6時半から、TBS系音楽番組『CDTVライブ! ライブ!』の4時間半スペシャルが放送される。さまざまなアーティストがパフォーマンスを披露する同番組には、ジャニーズ事務所のアイドルが登場することも多く、今回はKAT-TUN・亀梨和也、Kis-My-Ft2(以下、キスマイ)、King&Prince(以下、キンプリ)、SixTONESの出演が発表されている。
「キスマイは今月末でメンバーの北山宏光が脱退し、ジャニーズからも退所するので、7人での『CDTVライブ!』出演は最後になります。また、キンプリは5月に3人のメンバーが離脱して以降、残った永瀬廉と高橋海人で活動を継続しており、2人体制での同番組出演は初。そういった意味でも、今回の『CDTVライブ!』にはジャニーズファンの注目が集まっています」(音楽誌ライター)
キンプリの“音ズレ”に視聴者騒然、なにわ男子は完璧すぎるパフォーマンスが物議
しかし、過去の『CDTVライブ!』をめぐっては、ジャニーズファンが騒然となる“事件”もあった。例えば2021年5月、当時5人体制で活動していたキンプリが、番組でシングル曲「Magic Touch」と「Beating Hearts」のメドレーをテレビ初披露したのだが……。
「ネット上には『音ズレがすごい』といった指摘が続出。彼らがパフォーマンスする際に必要な音だけを拾うべく装着していたイヤーモニターに着目して『イヤモニの不調?』と心配する声もありました。しかし、一部で『キンプリの生歌ヒドすぎ』『放送事故レベル』と歌唱力を疑問視され、それに対してファンが反論するなど“炎上”状態になってしまったんです」(同)
このようにキンプリが音ズレで騒がれたのに対し、同年12月放送の同番組では、なにわ男子の“完璧すぎるパフォーマンス”が物議を醸した。
「なにわ男子はデビュー曲『初心LOVE』を披露し、歌もダンスも一糸乱れぬステージで番組を盛り上げました。ただ、その後に同じ事務所の先輩グループ・ジャニーズWESTがシングル曲『進むしかねぇ』をパフォーマンスすると、その“ライブ感”に着目する視聴者が続出。なにわ男子の完璧さがむしろ“不自然”に映ったようで、“口パク疑惑”が浮上しました」(スポーツ紙記者)
ジャニーズWEST、コラボ企画で大はしゃぎに「うるさい」
一方、そのジャニーズWESTも同年1月放送回では、視聴者からネガティブな反応が寄せられていた。
「同放送回でジャニーズWESTは、人気ロックバンド・サンボマスターのボーカル兼ギターを担当する山口隆が楽曲提供した『週刊うまくいく曜日』を披露。しかも、サンボマスターが演奏するというこの日しか見られないコラボレーションが実現したのですが、ノリノリでハイテンションになっていたジャニーズWESTメンバーを『痛い』『はしゃぎすぎ』と冷めた目で見る視聴者が少なくなかったんです」(同)
さらにその後、サンボマスターが人気曲「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」を歌唱するターンでも、観覧に回ったジャニーズWESTが大はしゃぎしており、ネット上には「邪魔」「うるさい」と不快感を示すサンボマスターファンが散見された。持ち味の“ライブ感”も、やりすぎると反感を買ってしまうようだ。
そのほか『CDTVライブ!』では、独自のランキングで曲を紹介することがあり、一部ネット上では“ジャニーズ忖度”を疑われることも。
「例えば、20年12月放送の番組で発表された『CDTV年間ランキング2020』では、SixTONESの楽曲が『NEW ERA』(20位)、『NAVIGATOR』(12位)、『Imitation Rain』(7位)と3曲もランクイン。その一方で、当時『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌として大ヒットしていたLiSAの『炎』は15位と、視聴者も首をかしげる順位でした。そもそも何を基準に集計しているのかも明確ではないランキングとあって、ネット上で批判の的になったようです」(同)
今回の4時間半スペシャルでは、事件が起こらないよう祈るばかりだ。