関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞の あとはご自由に』(フジテレビ系)。8月14日深夜の放送では、女優・葵わかなをゲストに迎え、関ジャニ∞メンバーとアドリブドラマに挑戦した。
葵が主演・脚本・監督を担当したドラマのタイトルは「カースト〜caste〜」。大倉忠義、丸山隆平、安田章大の3人が演者となり、村上信五は別室でモニタリング役を担当。なお、横山裕は欠席となった。
物語の舞台は、魔法使いを目指す若者が通う魔法学校の教室。葵は、魔法使いとして大成することを夢見る向上心の強い主人公を演じた。また、大倉は代々魔法使いの家系に生まれた成績優秀な女子に扮し、丸山は葵の腰巾着的な幼なじみ、安田は揉め事が嫌いな平和主義者をそれぞれ担当。この4人の生徒が切磋琢磨しながら魔法使いを目指すというストーリーだ。
葵は「大倉さんはさすがだよね。飲み込み早い。全然レベル違うよ!」と大倉を称賛し、「魔法を見せてほしい」とムチャ振り。大倉は戸惑いつつも「ひまわりー」と呪文を言いながら、丸山、安田の順に魔法をかけ、2人とも前歯が出るという不思議な効果が現れた。その後も和気あいあいと魔法をかけ合う4人だったが、校内放送で大倉が呼び出され、教室を後に。
すると、葵は「ってか、マジだるくね? 大倉のあの顔見た? 全部魔法かかったフリしてあげてたのにさ、あのリアクションって……」と態度を急変。葵は大倉を嫌っているようで、丸山に「大倉の嫌いなところ5個言って!」と指示した。
そして丸山は「なんていうのかな、態度がでかいというか……」と話し始め、「廊下を歩いていたら、足音でわかる。重量感みたいな……」「メンヘラ的なところもある」「LINEがめちゃくちゃ多い。自分の“今食べてます”みたいな充実写真とか送ってきて……」「目の形が怖い」「髪の艶感とかも、頑張ってるわりにバサバサ」など、次から次へと悪口や暴露が飛び出し、安田が「マル? 言いすぎよ」と止めに入る場面も。
その後、大倉が教室に戻り、「大倉がいずれ大魔法使いになるから、今のうちに全力でこいつを潰しておくわ」という葵の心の声が聞こえたところでブレイクタイムへ。休憩中に丸山は「嫌やなぁ。ああいう表と裏みたいなやつ……」とボヤき、大倉も「嫌やわ」とポツリ。安田も「しんどいよな」とつぶやいていた。
関ジャニ∞・大倉忠義が衝撃発言! 「大嫌いなのは丸山だけ」
2幕では、表面上は仲良しだった4人の関係が崩壊したという不穏な展開に。大倉と葵はいがみあう関係となり、どちらが強いか魔法対決をすることになった。葵は「魔力の最大の源は憎しみ。私があんたに負けるわけない」と意気込み、「ボルテチエクストラーム!」と攻撃すると、大倉が「シルドオブドラック!」と跳ね返し、「ボルタスネイク!」と反撃。葵はその場に倒れ、「負けた負けた。大倉さん、あんたやっぱ、ほんと強いわ」と素直に負けを認め、嫉妬心から意地悪をしていたことを「ごめんなさい」と謝罪した。
すると、大倉は「全然、わたしはあなたに怒ってない。大嫌いなのは丸山だけ」と衝撃発言。丸山は目を丸くして驚き、大倉から胸を小突かれると、その場にしゃがみ込んだのだった。
ラストは「これからもみんなで立派な魔法使いを目指そう」仲を深めた一同だったが、「この時、葵は知らなかった。実は、これはすべて安田の思惑通りだった」というナレーションが流れ、安田は大倉と葵の関係を修復させることで、魔法の原動力憎しみを消し、それを自らに取り込んで、大魔法使いになろうとしていたという事実が発覚。
ナレーションが流れている間、安田の表情がみるみるうちに変わっていき、不敵な笑みを浮かべたところで終演のブザーが鳴り響いたのだった。
ドラマ収録後のインタビューで大倉は、「この人いったいどんな人なんやろうかと末恐ろしくなりました。めちゃくちゃ遊ばれた、ぐっちゃぐちゃにして遊ばれた気分」「葵さんってドSでしょ?」と葵を評し、丸山は「人として間口が広い人なんやなって。めっちゃ勝手に好感度爆上がりしました」と印象を語っていた。
この日の放送に、ネット上では、「大倉くんの悪口すらすら出てくる丸ちゃんウケた」「LINEの件とかリアルな話なのかな」「倉丸の小競り合い面白かった」「やっぱり大倉くんは丸ちゃんに当たりが強い(笑)」「ヤスくんの変わっていく表情がすごかった」「葵さん、イヤ〜な女子の感じうますぎ」「演技がリアルだった」などの反響が集まっていた。