GACKTと二階堂ふみがダブル主演を務める実写映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』(11月23日公開)の追加キャストが続々と発表される中、新たに藤原紀香、川崎麻世、ハイヒール・モモコ、山村紅葉の出演が明らかに。同映画に対するネット上の期待値も高いようで、「GACKTに対する不信感もすっかり消えそうだ」(芸能ライター)という。
同映画は漫画家・魔夜峰央氏が「花とゆめ」(白泉社)で連載していた『翔んで埼玉』を実写化。GACKTと二階堂の主演で2019年2月に劇場版1作目が公開され、GACKTが埼玉県の大地主の子息・麻実麗役を、二階堂が東京都知事の父を持つ壇ノ浦百美役を好演。東京都内で徹底的に差別される埼玉県および埼玉県民が、“差別政策撤廃”を目指して戦う……というコメディ作品だ。
「前作は千葉県軍も参戦して“埼玉&千葉解放戦線”を繰り広げましたが、今回の続編で見られるのは“滋賀解放戦線”で、これまでに“滋賀のオスカル”こと桔梗魁役で杏、大阪府知事・嘉祥寺晃役で片岡愛之助らも出演することが発表されていました」(同)
そして最新の追加キャスト情報では、神戸市長役に藤原、京都市長役に川崎、元大阪府知事役にモモコ、京都の女将役に山村のが起用されたことが判明。藤原は16年に片岡と再婚しており、夫婦となってからの共演は同映画が初となる。
「ほかにも高橋メアリージュン、堀田真由、野性爆弾・くっきー!、ダイアン・津田篤宏、トミコ・クレア、天童よしみら豪華キャストが発表されており、ネット上には『愛之助さんと紀香さんが共演するのすごい!』『関西キャストが濃厚すぎて、もう絶対面白い』など好意的な声が飛び交っています」(同)
GACKTはこれまで不倫、横領、脱税疑惑が浮上していたが……
公式サイトや劇場でも映画の予告映像を見ることができるが、「『翔んで埼玉』続編の予告を初めて見たけど、公開が待ち遠しくなった」「予告のノリがすでに最高」などと心をつかまれているネットユーザーが多い。
「主演のGACKTは神経系疾患による重度の発声障害などで21年9月から一時活動を休止し、同映画の制作もストップしていました。そんな中、同11月に『週刊文春』(文藝春秋)はGACKTと既婚女性の不倫疑惑を報道。GACKTはそれ以前にも、東日本大震災の義援金横領や脱税の疑いが浮上し、不穏な報道が多発しており、不信感を抱くネットユーザーも少なくありませんでした。けれども今、『翔んで埼玉』続編の盛り上がり方からして、もう世間は、GACKTに漂うキナ臭さは忘れていそうです」(同)
トラブルが報じられるたびに、「業界内外で『芸能人としてはもう終わり』などと言われてきたGACKTですが、この復活ぶりを見るに、むしろ『芸能界から絶対に消えない男』といえるかもしれない」(同)とのこと。映画の成功により、彼の芸能活動はさらに“安泰”となるのだろうか。