――サイゾーウーマンの管理人で芸能通のしいちゃんが、編集部員を相手にこの1週間で話題になった芸能ニュースを解説
編集G 8月26~27日と『24時間テレビ46「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)が放送されたね。毎年番組終了と共に夏の終わりを感じるよ。
しいちゃん 今年はヒロミがチャリティーマラソンランナーとして102.3キロを完走。その妻で、歌手の松本伊代も会場となった両国国技館に登場し、夫にエールを送っていたね。松本は2022年11月、番組収録で腰椎を圧迫骨折し、全治3カ月の重傷を負って芸能活動を休止。23年4月に復帰してる。休養中は日常生活が不自由となり、風呂やトイレもヒロミが介助していたんだって。骨は治っても体調不良が続き、「全然よくならず、不安になっちゃった」「一人で下着をはけず、お風呂も入れなかったりとかしたから、ヒロミさんの仕事にも迷惑かけちゃうのかなと思ったから」「ヒロミさんに1回『パパ離婚してもいいよ』」と提案したことを明かしてた。対してヒロミは、「全然覚えてないね、ほんと。『離婚』というワードが俺の中にはないわけ」「今年(結婚)30年だから。これでFA宣言」と、ジョークで返していたよ。
編集G 今回の放送もあって、視聴者から「素敵な夫婦」「お互いに思いやりのある夫婦」「心が温かくなる」と大絶賛されているね。1993年11月に結婚したときは、こんなにおしどり夫婦になるとは思っていなかったよ。何より、かつて荒くれ者だったヒロミの好感度がここまで上がるとも予想してなかったし。
有働由美子アナ、子どもを産まなかった「後悔」語り共感の声多数
しいちゃん 番組内では、国際NGOの活動を通じてウガンダの少女・アンジェラちゃんを支援している有働由美子アナウンサーが、5年ぶりにウガンダを訪れるロケ企画「アフリカの旅 5年ぶりに会いたいウガンダの少女」もオンエア。VTR後、スタジオにいた有働アナは、「私、子ども大好きなんですけど、ちょうど子どもを産めるギリギリのタイミングの時に仕事を頑張らなきゃいけなくて。そっちを頑張ろうと選択して、ずっと後悔してたんですけど、アンジェラとつながってから、次第にこういう形もありなのかなって」と、涙ながらに告白してた。
編集G 現在54歳の有働アナは、5年前の18年3月に、27年間在職したNHKを退職したんだったよね。調べたところ、NHK入局当初はスポーツを担当し、『NHKニュース10』のメインキャスター就任後、07年6月にはアナウンサー職のままアメリカ総局へ異動。10年春に東京アナウンス室へ復帰すると、新番組『あさイチ』の初代メインキャスターに就任し、長らく“朝の顔”を務めたって。
しいちゃん こうして経歴を見ると、ずっと第一線で頑張ってきたことがわかるね。ネット上では有働アナに「子どもか仕事かで仕事を選んで後悔してるって、素直に言えることがすごい」「わたしも妊娠ギリギリで仕事を選びました」「有働さんの気持ちがわかる」といった称賛や共感の声が多数寄せられてる。
林家木久扇、『笑点』卒業も落語家は「やめるわけではない」
編集G 今年の『24時間テレビ』では、重大発表もあったよね。
しいちゃん それって、「チャリティー笑点」で、林家木久扇が「私・林家木久扇は、来年3月をもって、『笑点』(日本テレビ系)を卒業したいと思います」と発表したこと? 木久扇は、「(落語家を)やめるわけではないんですよ。『笑点』に何かあったらすぐ駆けつけますし、高座のほうもちゃんと続けます。そういうわけで、(春風亭)昇太さん、2000万円ください」とも語って、出演者たちを笑わせていたね。現在85歳の木久扇は、1969年11月からレギュラーを務めている現役最古参で歴代最長のレギュラーメンバーなんだって。
編集G 年齢が年齢だけに、番組卒業は致し方ないところもあるよね……。今年の『24時間テレビ』、世帯平均視聴率は11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人6.6%で、過去30年で最低(個人視聴率は1997年以降の調査)だったみたいだけど、なんだかんだトピックはあったんじゃない? 102.3キロを走り切ったヒロミをはじめ、出演者のみなさん、お疲れさまでした!