連載企画『「汚部屋」ビフォーアフター』新シーズンがスタート！ 第7回目の片付けモニターの応募に当選したのは、東京都中野区・3LDKのマンションに家族と暮らすDさん（40歳）です。
汚家まるごとビフォー・アフター19回目は、「洗面所の引き出し収納」です。洗面所は家族みんなが使う場所なので、誰でもわかる収納にすることが大切です。しかし、小物や家電コードが絡まり出しにくい状態に。
そこで、目的のモノを1回で出せる、ストレスフリーな収納の工夫を紹介します。用意するのは、100均の収納ボックスだけ。引き出しの深さを考えて「タテ」か「ヨコ」に仕切れば、朝の身支度が快適になります。
洗面所の引き出し（上）の【Before】
洗面所の引き出し（上）には、髪をセットする道具が入っています。しかし、ドライヤーを出すにはブラシをどかさないといけません。定位置も決まっていないので「永遠にゴチャゴチャ」のまま。
洗面所の引き出し（上）の【After】
ダイソー「ファイルボックス ハーフ」200円（税抜)で、引き出しを「タテ」に仕切りました。お風呂上りに使うドライヤーとタオルターバン、身支度に使うブラシとヘアゴムを分けることで、使うモノがワンアクションで出し入れできるようになりました。
【ダイソー】タテに仕切る「ロングボックス」の種類
浅めの引き出しを「タテ」に仕切るときに使うのがダイソーの「ロングボックス」です。写真上の4種類が、筆者がよく選ぶ商品。（C）は、セリアにも類似品があります。
写真左から
（A）ダイソー「シューズケース2」100円（税抜）
商品番号：4984355161165
（B）ダイソー「冷蔵庫用収納ケース」100円（税抜)
商品番号：4550480008561
（C）ダイソー「引出し整理バスケット・ワイド」100円（税抜)
商品番号：4984343875555
（D）ダイソー「ファイルボックス ハーフ」200円（税抜)
商品番号：4984355716280
歯ブラシやコンタクトレンズなど、小物が埋もれています。在庫数もわかりにくく、姿勢を曲げて出すのも大変です。シャンプー類は、洗面台下の扉付き収納棚へ。小物類は、洗面ミラーの裏へと移動しました。
洗面所の引き出し（下）【After】
引き出しの中身を「掃除グッズのみ」に変更。引き出しの底面に合う「ハーフサイズの収納ボックス」を使って、空間を「ヨコ」に仕切りました。掃除用洗剤は、円筒型やスプレータイプのボトルが多いので10〜12cm幅のファイルボックスだとうまく入りません。
掃除用品のグループにまとめたことで、在庫管理と取り出しが簡単に。また、目的のモノが1回でわかるよう、ラベルを貼ったのもポイントです。
【ダイソーとセリア】ヨコに仕切る「ハーフボックス」の種類
100均の収納箱は、天地でサイズが異なるので引き出しの底面サイズに合わせて選びます。文庫本、漫画、DVD、乾燥食材の収納に適した「ハーフサイズ」と呼ばれるボックスは、横幅25cm以内のスリムな引き出しに合います。とくに、筆者がよく使っていた（C）のサイズは、大きな収納箱を仕切ることも可能です。
（A）ダイソー「積み重ね収納ボックス 深型」100円（税抜)
商品番号：4984355715924
（B）セリア「FITバスケット ハーフ」100円（税抜)
商品番号：4977425200383
（C）セリア、キャンドゥ「ニュー文庫本ケース＊」100円（税抜)
＊現在は、販売の確認ができない商品
次に、洗面所引き出し収納の別の事例も見てみましょう。
横幅21cmの「浅めの引き出し」です。ヘアスタイリング剤を適当に入れていますが、すぐに倒れてしまうのが悩み……。この引き出しの場合は、「ヨコ」に仕切るのが正解です！
【After】「ヨコ」に仕切って、見やすい種類別収納へ！
100均「ニュー文庫本ケース」100円（税抜）で、空間を3分割に。手前から使用頻度が高いモノを収納します。小さなボトル（直径8cm程度）は、「ヨコ」仕切りがおすすめ。
【まとめ】洗面所の引き出しを仕切るとイライラが減る！
洗面所下の引き出しは、消耗品やボトルが多いので「仕切りボックス」を使うことで「在庫管理」「転倒防止」「取り出しやすさ」の効果が生まれます。朝のイライラも減るので、おすすめですよ！