ヴェールに包まれたままだったプロスケーター・羽生結弦の結婚相手を、9月19日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が“特定”した。その人物は、羽生と共演歴がある8歳年上の元バイオリニストで、昨年秋より表舞台での活動から身を引いているという。突然の結婚発表から約1カ月、複数の週刊誌がお相手について報じるため取材に奔走した結果、ようやく女性の素性が公に。しかし、世間やメディア関係者からは、結婚相手が判明したことで複雑な声が噴出しているようだ。
羽生は8月4日、自身の公式SNSにで「私、羽生結弦は入籍する運びとなりました」とつづり、結婚を発表。しかし、お相手についての言及が一切なかったことから、SNSでは複数の女性有名人の名前が取り沙汰される事態となった。
「中でも、最有力候補として名前が挙がったのは、羽生ファンであることが知られている元AKB48の“まゆゆ”こと渡辺麻友。彼女は2020年に芸能界を引退して以降、近況が伝わってこなかっただけに、『もしや羽生と結婚したのでは?』と、多くの人の想像をかき立てたようです。一方、結婚発表翌週の週刊誌では、お相手の素性について深掘りする記事も散見されましたが、結局どこも『一般人とみられる』以上の内容は書かれていませんでした」(スポーツ紙記者)
羽生結弦の妻の正体が判明も……SNSは「そっとしてあげて」
そして今回の「週刊女性」報道で、ようやくお相手の素性が明らかに。記事では「A子さん」となっていたものの、プロフィールなどの特徴から、ネット上ではすでに実名が飛び交っている状況だ。
「『週刊女性』ではAさんについて、『著名なアーティストとのコラボレーション経験も豊富』とありましたが、YOSHIKIや矢沢永吉ら、テレビ共演のある有名アーティストの名前も多く浮上しています」(同)
しかし、先頃まで白熱していたお相手の特定合戦とは裏腹に、今回の報道に対しては、SNS上で「そっとしてあげて」といった冷静な声も多く出ているようだ。
「メディア含めて異様な盛り上がりを見せていたのは、お相手についての情報が一切伏せられていたから。『超有名人ではなかった』という真相が判明したので、世間の熱が一気に冷めてしまった印象です。羽生の所属事務所の情報規制は、かつてのジャニーズ事務所と同じかそれ以上に厳しいだけに、妻の素性がほぼ判明した現段階でも、各週刊誌が後追い記事を出すことさえ難しいのですが、他社がサイド情報をまったく報じないこともまた、世間の羽生の妻に対する興味・関心を薄れさせた原因なのでしょう」(同)
見事に羽生の妻の素性をスクープした「週刊女性」だが、今回の羽生のお相手に関しては「知らないでおいたほうがいいこともある」という側面が強かったのかもしれない。