TOKIO・国分太一が「面白い」と語ったYouTube企画とは？　ジャニーズJr.・7 MEN 侍が告白

　ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Aぇ! group（火曜）、少年忍者（水曜）、Lil かんさい（木曜）、7 MEN 侍（金曜）、美 少年（土曜）、HiHi Jets（日曜）がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説＆ツッコミ！　今回は、9月21～27日公開の動画を注目度順にチェックします！

Lil かんさい、ルール違反により罰ゲームが決定

　9月21日に配信されたのは「Lil かんさい【スカイダイビング飛ぶのは誰？】絶対に負けられない戦い…!?」（再生回数は10月3日時点で12万台）。今回は、ルール違反を犯したメンバーを対象に、罰ゲームのスカイダイビングをかけた3番勝負を行っている。

　そもそもの発端は、8月24日公開の動画「【博多屋台で食べたいものを当てましょう！】タンバーグは絶品!?」で、大西風雅の食べたい料理を当てる企画を行った際に起こった出来事。この時、予想が外れたチームは、ご褒美の食事にありつけないルールだったが、當間琉巧＆西村拓哉ペアは約束を破ったとか。

　嶋崎斗亜にも疑惑がかけられたところ、當間は「正確に言うと、斗亜はしてない」とフォロー。本人も「斗亜は、エビ（の殻を）むいてあげて“指ペロ”（指をなめて味わっただけ）やん！」と主張した。

　かたや、往生際の悪い西村は「俺、ホンマに食べてた？　記憶ないねん。動画見せてほしい。ないでしょ」と開き直る始末。しかし、カメラは西村の実食シーンをバッチリ捉えていたのだった。

　罪の甘い嶋崎にはハンデが与えられ、3番勝負はほぼほぼ當間と西村の対決に。これまでのLil かんさいのYouTube動画にまつわるクイズ、脳トレ系の問題のほか、岡崎彪太郎のパーソナルな部分に迫ったクイズも。もはや当てずっぽう、消去法で進む中、果たして誰がスカイダイビングを飛ぶことになったのか……？　結果はぜひ今動画でチェックしてほしい。

7 MEN 侍・本高克樹、TOKIO・国分太一からのアドバイス明かす

　9月22日に上がった動画は「7 MEN 侍【YouTube企画会議】真剣に考えたら…結果ピクニック!?」（再生回数は10月3日時点で9万台）。今回は「第3回 YouTube企画会議」と題し、7 MEN 侍メンバーが自ら動画撮影のアイデアを出し、話し合っている1本だ。

　6人それぞれがオリジナルの企画を考えて提出。その内容についてトーナメント方式でプレゼンテーションし、やりたい企画のほうに全員で投票。採用された企画は、近日中に撮影を行うという。

　1回戦では「いろんな公園で遊びたい」（佐々木大光）とシリーズ想定の案が飛び出し、ほかのメンバーも前のめりに。その後、本高克樹は「効き楽器」とコンセプトを発表し、「この間（TOKIOの国分）太一くんとご飯行かせていただいたんですよ」と、切り出した。

　どうやら国分との食事会には佐々木、矢花黎も同席したようで、「YouTube見てくださってるんだって。ちょいちょい」（本高）と言うと、矢花が「あ、おっしゃってたね」と反応。

　続けて、本高は「『バンドの企画が、やっぱ面白いよ』って言ってくださって」「プロのミュージシャンの方、1人呼んでもらって。その方、僕らの弾き方もちょっと再現できちゃうじゃん。おそらくうまいから。その上で結構、難易度高めの効き楽器（をやってみたい）」と提案した。

　メンバーも「面白い」（菅田琳寧）「確かにその形やったことない」（中村嶺亜）「いいと思う」（菅田）と乗っかっていたのだが……。この動画から誕生した企画の実現に期待したいところだ。

　9月23日にアップされたのは「美 少年【ダンス動画】Compass（Dance Practice）」。美 少年のオリジナル曲「Compass」のダンス動画を初公開している。概要欄にも「この曲は手の動きがポイントになってます！是非みんなも振りを覚えてもらって、一緒に踊れたら嬉しいです！」（原文ママ）と記載がある通り、この楽曲は歌詞を表現するような、細かい手振りが特徴的な1曲。ファンの書き込みによれば、振り付けには手話が取り入れられているのだという。

　コメント欄では「『Compass』の振り付け、めっちゃ好き！」「これだけ手話がメインの振り付けはなかなかない」「6人の歌声を聞き、ダンスを見て元気をもらった」「楽しそうに踊っている美 少年が大好き！」と、好意的な声が相次いでいる。

　なお、以前であれば、ダンス動画は比較的に数字が伸びやすい傾向にあったが、今動画の再生回数は、10月3日時点で18万台と、20万台にも届いていない。

　ちなみに、25日には『ALL Johnnys’ Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome』の東京ドーム公演（8月19～20日に開催）から、ジャニーズJr.の新曲「Fun! Fun! Fun!」のパフォーマンス動画「『Fun! Fun! Fun!』～ALL Johnnys' Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome～東京ドーム公演より」も配信。「Jr.チャンネル」に参加している6グループをはじめ、ほかのJr.内ユニットも登場しているが、こちらの再生回数は64万台だった。

HiHi Jets・井上瑞稀、富士山へ向け「せっかくなら5人で登りたい」

　9月24日更新の動画は「HiHi Jets【五合目から出発　富士登山】準備万端です」（再生回数は10月3日時点で23万台）。前週始まった富士登山企画の2本目で、今回は富士山の五合目に到着した場面からスタートしている。

　まずは買い出しや昼食を済ませる予定だったが、なんと撮影当日は想定外の暴風雨。メンバーがまっすぐ歩けないほどで、「ヤバいですね。超寒い」（高橋優斗）「危ないよ、こんなの！」（猪狩蒼弥）と早くも心が折れてしまった様子。慣れない場所でのロケとあって、「ちょっと耳鳴りがするわ」（橋本涼）と、高山病の症状も出始めていた。

　そんな中、一同は「【初心者のための富士登山ガイド】最強のグッズを購入」（7月30日配信）でも協力してくれた山岳ガイド・阿波徹さんと再会。登山グッズを購入した際、メンバーが北海道で山岳救助隊として活動経験のある阿波さんに、ロケにも同行してくれるようオファーしていたのだ。

　高橋が「今日、残念でしたね。この天気はちょっと行けなそうですよね」と諦めモードで話しかけると、阿波さんは「奇跡は起こるかもしれない。起こらないかもしれない」「今日はとりあえず、予定した地点までは行きましょう」と発破をかける。天候次第とはいえ、初日は八合目の山小屋「白雲荘」には辿り着ける見込みとのことだった。

　その後、買い出しやパッキングなど準備を進め、井上瑞稀は「こんな機会ないですから、なかなか。プライベートで『富士山、5人で行こう』なんてならないですもん、絶対」「せっかくなら5人で登りたいですよね、最後まで」と成功を願いつつも、「いやぁー、ちょっとだけ帰りたい……」と、本音を漏らしていた。

　いよいよ出発……となったところで、今動画は終了。しかし、歩き出した直後に高橋が「あ、つった！」と足の不調を訴えており、なんとも不穏な幕開けとなっていた。

　9月26日アップの動画は「Aぇ! group【裏切りのマイノリティグルメ】沖縄最終回でまさかの結果に!?」（再生回数は10月3日時点で26万台）。沖縄の鉄板焼き店で、大人気企画「マイノリティグルメ」を行っている。

　これは、2品のメニューから1品をチョイスし、人数の少ないほうが料理を堪能できるというルール。まず、前回配信のビーチフラッグ回で優勝したご褒美として、草間リチャード敬太が焼きたてのロブスターを味わった。

　6人に向けた最初の選択肢は、沖縄定番の「人参しりしりー」と、「ゴーヤチャンプルー」。草間がすでに1品味わっているためか、ファーストインプレッションの時点で小島健は草間がどちらを選んだのか注視。

　最終的なチョイスで3対3に分かれたのち、再度選び直した結果、正門良規と佐野晶哉が「ゴーヤチャンプルー」をゲット。一方、草間に翻弄された小島や末澤誠也は、「草間！」「なんやねん、お前。行ったり来たり、ホンマに！」とイラ立ちをぶつける。

　2回戦に入る前には小島が「誠也くん、ホンマに草間、潰しましょう。草間、潰そう！　ホンマに。このまま東京行かせへん」と敵視し、末澤は「エイっ！」と、草間の耳をめがけて攻撃。「物理的に潰しに行った！」（小島）と現場は騒然としていた。

　また、豪華食材を前にした末澤は、草間に「お前、◯◯いけや」と、圧力をかける有り様（11分14秒頃）。こうして殺気立つ末澤が勝てたのかどうかは、今動画でチェックを。

少年忍者・檜山光成、メンバーから「あのガキ」「バカなんだよ」と責められる

　9月27日公開の動画は「少年忍者【ノニジュース封印なるか!?】メンバー意識調査で泣きの1回」（再生回数は10月3日時点で14万台）。前週に続き、質問に対してメンバーの回答を合わせるというゲームにチャレンジしている。

　5回中2回成功すれば、罰ゲームのノニジュースを1年封印でき、残り1問クリアで目的達成となるのだが……。今動画は4問目の「大食いのメンバー第2位は？」からスタート。ネタバレをしてしまうと、ここはそれぞれの意見が食い違い、満場一致とはならなかった。

　そして、最後のお題は「一番天然なメンバーは？」。「うわぁ～、これ悩みどころ」（檜山光成）「いすぎるんだよなあ、でもウチ」（織山尚大）「2択でしょ？」（元木湧）と真剣に考えた結果、ヴァサイェガ渉の提案で「世間的にわかりやすいほう」の人物を挙げる流れに。

　ところが、ここでは言い出しっぺのヴァサイェガがしくじり、周囲はあきれ顔。謝罪を要求され、「本当にすみませんでした」と深くお詫びした。そして、元木が“泣きの一回”を申し出たことで、今度は「ギャグセンスがあるメンバー第2位は？」というお題に挑戦。

　すると、最初に発表した檜山の回答が想像と違ったのか、現場は微妙な空気に。その後、多くのメンバーが元木か瀧陽次朗の名前を挙げていたことが判明し、織山は檜山に対して「あのガキどうにかしろよ！」と吐き捨てた。

　なお、檜山は北川拓実の名を書いていたにもかかわらず、「俺は1位は、湧か瀧だと思ってたの」と主張。仮に元木と瀧が同率1位の場合、次に続くのは2位ではなく3位のため、北川という回答は質問にそぐわないことを元木から説明されると、思わず苦笑い。

　ほかのメンバーからは「バカなんだよ～！」（小田将聖）「数学できないの？」（織山）「なにが理系だよ！」（元木）などと責められまくり、今動画は、檜山の生真面目でどこか抜けているキャラクターが垣間見える1本だと感じた。