King&Prince(以下、キンプリ)の冠番組『キントレ』(日本テレビ系)。9月30日放送回は、キンプリが一流シェフと料理対決をするコーナーがオンエアされた。
キンプリの2人が超高級食材料を使い、一流シェフは激安食材で料理を作るこの企画。試食した番組出演者が、どちらがおいしいかジャッジするという内容だ。
この日のテーマは「エビチリ」で、対決相手は、都内の中国料理名店のシェフ・山田昌夫さん。山田シェフが冷凍エビをはじめとする、計1,222円の食材(4人分)を使うことになった一方、キンプリは500グラム1万1,000円の車エビなど計1万5,000円の食材を使用。
この差にスタジオゲストのあのちゃんは思わず、「こっち(高級食材)でシェフに作ってほしい」とポツリ。MC・劇団ひとりやアンタッチャブル・山崎弘也も「そうだね、わかる」と同意したが、永瀬廉は「絶対言ったらあかん、それ」と真顔で返していた。
キンプリは一般的なレシピでエビチリを作ることになったが、はじめの「エビの殻をむく」という工程で、料理オンチで知られる永瀬は「ピーラーください!」と要求。スタジオがざわつくと「殻ってピーラーじゃない?」と戸惑っていた。
この言葉にあのちゃんが「ヤバイんだけど!」と連呼するも、永瀬は「殻ってピーラーじゃない?」と繰り返し、高橋海人も「ニンジンとかと違うから……」とあきれ気味に。
また、カンペには「エビの殻をむき背わたを取る」と書いてあったが、永瀬は「どうやってむくか書かないと!」と激怒。その後、ようやく手で殻をむき、竹串で背わたを取り始めたが、エビの黒い模様を背わたと勘違いしてなかなか取れず、苦戦している様子。
見かねた山田シェフが「背わたの元が尻尾なんで……」とアドバイスすると、永瀬は「そうだ、そうだ」と思い出したかのように発言。劇団ひとりから「ちゃんとお礼言おうね!」と怒られ、高橋からも「恥ずかしいなあ」と言われると、永瀬は「ありがとう」とぶっきらぼうにお礼をつぶやいていた。
しかし結局、キンプリ2人は殻むきと背わた取りに苦戦し、山田シェフが手伝ってあげることで、ようやくこの作業を終えたのだった。
キンプリ・永瀬廉、「大さじ1」も間違え……
ところが、直後にハプニングが。エビに片栗粉をまぶす工程で、大さじ1のはずの片栗粉の量がかなり多く、ダマになってしまう展開に。永瀬は「分量通りにマジでやった!」と主張したが、実際に大さじの量り方を再現すると、すりきり一杯ではなく、スプーンにこんもりと片栗粉が盛れた状態で「これくらいが大さじ」とドヤ顔。高橋がすりきりの方法を教えると、永瀬は「これが大さじ? ええ?」と驚がくしていた。
その後、エビの下揚げを行う工程では、油の温度が低い状態でエビを入れてしまった2人。下揚げ後に煮込むため、身が硬くならないようすぐに油から取り出す必要があるが、2人は「えび天」になるほど揚げてしまった。
こうして完成したキンプリのエビチリを一口食べた劇団ひとりは、「うまっ」とコメントしたものの、おいしいのは高級な「エビ」とのことで、「周りのやつ(ソースや片栗粉を)落として食べるともっとうまい」とコメント。
一方、山田シェフのエビチリは一口食べた瞬間、「……おいしい」と噛みしめるように漏らし、ほかの出演者たちも大絶賛。高橋は目を見開いて「えっガチ!? うまっ!」とそのおいしさに驚き、永瀬も「めっちゃうまい!」「実は同じエビ使ってるとかない?」と疑っていた。
対決の結果は、全員が田中シェフのエビチリを選び、キンプリは大敗。この日の放送にネット上の視聴者からは、「ピーラーで全ての食材の殻や皮が剥けると思ってる永瀬廉(笑)」「れんれん、『ありがとう』が言えて偉い!」「廉さんの口から "ピーラー" が出てくるだけで成長の証しだよね」などの声が集まっていた。