木村拓哉が10月10日、自身のインスタグラムにて、マイク前でレコーディングをしている自撮りを公開。ジャニーズ事務所（同17日付でSMILE-UP.に社名変更）が創業者・ジャニー喜多川氏（2019年に死去）の性加害問題の対応に追われる中、所属タレントもこれについてコメントする機会が増えているが、木村はインスタ投稿の内容がネット上で物議を醸しており、「今回の写真にも、ネット上では賛否両論の反応がみられる」（芸能ライター）という。
ジャニーズ事務所は9月7日に行った会見で、ジャニー氏の性加害を正式に認めて謝罪。同会見で、藤島ジュリー景子氏が社長を引責辞任したこと、また東山紀之が新社長に就任したことを発表した。一方でこの日、木村はインスタを更新し、生前のジャニー氏が大切にしていた「show must go on！」という言葉を投稿。これは、「何があってもショーを続けなければならない」との意味を持つが、多くの被害者を生んだジャニー氏の言葉をわざわざ投稿した木村は、ネット上で猛批判を浴びた。
「その後、当該投稿がしれっと削除されたことも、多くのネットユーザーに『ダサい』とあきれられていました。さらに、事務所は10月2日にも会見を行い、社名変更や被害者の救済、また補償終了後は廃業する方針などを発表。その会見後、木村はまたもやインスタに『一歩ずつ、前に！』などとつづったのですが、ネット上には『空気が読めてない』『会見が台無し』といった苦言が続出しました」（同）
なお、ジャニー氏の問題をめぐっては、情報番組に出演するジャニーズタレントらも各々コメントしている。しかし、事務所トップクラスのタレントである木村はインスタ発信を続けながらも、騒動について明確に言及することは避けているだけに、ネットユーザーの間では「何を考えてるの？」「他人事だと思ってない？」など、どんどん印象を悪くしているようだ。
木村拓哉、新しいCDリリースを“匂わせ”？
「そんな中、木村は今月10日にレコーディングマイクの写真、そしてマイク前に立ってヘッドホンを装着する自身の写真をアップ。『集中力と共に、前に。スタッフの皆さんお疲れ様でしたぁ～！ ありがとうございましたぁ～』ともつづっており、何らかの収録を行ったものとみられます。もしかしたら、新しいCDのリリースを“匂わせ”ているのかもしれません」（同）
同投稿に対し、ネット上には「ジャニーズのテレビ出演が難しくなってきた今、歌やダンスに専念して、ファンのためにCD出したりライブしたりするのが正解かも」など理解を示す声もあるが……。
「木村のことを冷めた目でみているネットユーザーも多く、『キムタクって仲間と共に、じゃなくて、自分だけひたすら前に、って感じがする』『“キムタク色”を出そうとしないほうがいい』『ていうか今のキムタクがCD出して、どれくらい売れるんだろう？』という厳しいコメントも散見されます」（同）
曲のリリースがあるのかは定かではないが、木村が今回“集中力”を発揮して挑んだ仕事は、せめてファンを喜ばせるものであってほしい。