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鈴木亮平『下剋上球児』、アニメ演出に違和感? TBS「日曜劇場」初回視聴率ランキング

 TBS系「日曜劇場」枠で10月15日、鈴木亮平主演の連続ドラマ『下剋上球児』が放送を開始し、初回の世帯平均視聴率10.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。X(旧Twitter)では一時「下剋上球児」が世界トレンド1位に輝くなど、多くの注目を集めたが、「近年の『日曜劇場』作品の中では厳しいスタート」(芸能ライター)となったようだ。

 TBSドラマの“看板枠”といえる「日曜劇場」は、2013年と20年に放送された堺雅人主演の『半沢直樹』シリーズが社会現象を巻き起こすほどの大ヒット。今年7月期もその堺が主演を務める『VIVANT』が放送され、初回11.5%で発進後も2ケタ台をキープし、最終回は19.6%と大きな盛り上がりを見せた。

「新たに始まった『下剋上球児』は、大学まで野球一筋だったもののケガで引退し、スポーツトレーナーを経て高校教師になった主人公・南雲脩司(鈴木)が、廃部寸前の弱小野球部で“下剋上”を目指すというストーリー。『日曜劇場』で主演経験がある鈴木のほか、黒木華、生瀬勝久、小泉孝太郎、井川遥、小日向文世、松平健ら豪華俳優陣が脇を固めています。第1話には元プロ野球選手・鳥谷敬が登場し、ネット上を驚かせました」(同)

TBS日曜劇場『下剋上球児』第1話のあらすじは?

 そんな初回は、当初、野球部顧問になることを拒んでいた南雲が、家庭科教師・山住香南子(黒木)の熱意ある後押しと、地元の有力者・犬塚樹生(小日向)の孫で名門クラブチームのエースだった翔(中沢元紀)の入学などにより、気持ちが変化していく……という内容だった。

「ネット上には『野球に詳しくなくても、熱くて面白いなと思うドラマ』『さすが「日曜劇場」だな。野球のシーンがしっかりしてる』『青春を感じられて、見入っちゃう!』など好意的な声も多く寄せられましたが、一方で『アニメ演出が微妙』という意見も見られました」(同)

 TBSの公式サイトでも事前にアナウンスされていたように、同ドラマは「野球シーンをさらに迫力あるものにするため、野球シーンの一部をアニメーションで制作」している。しかし、「急にアニメが入ってビックリする」「ハッキリ言って不要」など、違和感を持ったドラマファンもいるようだ。

『下剋上球児』初回視聴率、2020年以降の「日曜劇場」ではワースト3

「この様子だと、第2話から数字を落とす可能性も。そもそも『VIVANT』が有終の美を飾り、いい流れでバトンを渡された割に、『下剋上球児』の初回視聴率は2ケタギリギリであり、イマイチといわざるを得ません。また20年以降の『日曜劇場』作品が初回でマークした数字を好成績順に並べると、『下剋上球児』はワースト3に入ってしまっています。なお、1位はやはり『半沢直樹』第2シリーズで、初回から22.0%を叩き出していました」(同)

 鈴木が21年7月期に主演した『TOKYO MER ~走る緊急救命室~』は初回14.1%で発進し、第6話では8.4%まで数字を落としたが、最終回は19.5%を獲得。『下剋上球児』も不安要素はあれど、徐々に盛り上がっていくことを祈るばかりだ。

2020年以降の日曜劇場の「初回視聴率」(世帯)ランキング

1位:『半沢直樹』第2シリーズ(20年7月期/堺雅人主演)22.0%

2位:『天国と地獄~サイコな2人~』(21年1月期/綾瀬はるか主演)16.8%

2位:『DCU ~手錠を持ったダイバー~』(22年1月期/阿部寛主演)16.8%

4位:『日本沈没-希望のひと-』(21年10月期/小栗旬主演)15.8%

5位:『ドラゴン桜』第2シリーズ(21年4月期/阿部寛主演)14.8%

6位:『ラストマン-全盲の捜査官-』(23年4月期/福山雅治主演)14.7%

7位:『危険なビーナス』(20年10月期/妻夫木聡主演)14.1%

7位:『TOKYO MER ~走る緊急救命室~』(21年7月期/鈴木亮平主演)14.1%

9位:『マイファミリー』(22年4月期/嵐・二宮和也主演)12.6%

10位:『VIVANT』(23年7月期/堺雅人主演)11.5%

11位:『オールドルーキー』(22年7月期※6月スタート/綾野剛主演)11.2%

12位:『テセウスの船』(20年1月期/竹内涼真主演)11.1%

13位:『下剋上球児』(23年10月期/鈴木亮平主演)10.8%

14位:『Get Ready!』(23年1月期/妻夫木聡主演)10.2%

15位:『アトムの童』(22年10月期/山崎賢人主演)8.9%

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