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ブリトニー・スピアーズ、自伝本で「中絶」激白――大炎上のジャスティン・ティンバーレイクはキャリア終了か

ByAdmin

10月 20, 2023 #海外

 ブリトニー・スピアーズが、10月24日に発売される自伝本『The Woman in Me』で、1999年から2002年まで交際していたジャスティン・ティンバーレイクとの子どもを妊娠、ジャスティンから強く説得され中絶したことを激白していると報じられた。浮気されていたことも明かしており、ネット上では、ジャスティンへの猛烈なバッシングが巻き起こっている。

 これにより、ブリトニーが精神的に不安定になったのは、ジャスティンに未練があったからではなく、中絶したことを後悔し続けていたからだとファンは騒然。世界中から注目されているこの自伝本の予約数は900万冊を超えたといううわさもあり、今年1月にヘンリー王子が樹立した「史上最速で売れたノンフィクション本」ギネス記録を軽く塗り替えるだろうとみられている。

 21年、13年間に及んだ成年後見制度から解放され、翌年、大手出版社サイモン&シュスターと1500万ドル(約22億5000万円)で暴露本を執筆する契約を結んだブリトニー。発売を間近に控えた現地時間10月17日、米大手誌「People」が、ブリトニーが19歳だった00年にジャスティンとの子どもを妊娠、中絶したことを赤裸々につづっていると報じた。

「ブリトニーに裏切られた好青年」ネタでブレークしたジャスティン

 1992年にディズニー・チャンネルで放送されていた子ども向け番組『ミッキー・マウス・クラブ』で共演し、友人になったブリトニーとジャスティン。99年に交際を開始し、ブリトニーは17歳、ジャスティンは18歳という若さだったが関係をオープンにすることで世間から祝福、応援された。

 しかし、2002年に2人は破局。そのタイミングでアイドルグループ「イン・シンク」からソロアーティストへと転向したジャスティンは、ブリトニーに浮気されたと匂わす「Cry Me a River」をリリースさせ大ヒット。「彼女にはものすごく傷つけられた」と語ったり、「結婚するまで処女を守る」と公言していたブリトニーと「ヤった」と明かすなど、「ビッチなブリトニーに裏切られた好青年」をネタに一大アーティストへとのし上がっていった。

 一方のブリトニーは、ジャスティンのことを聞かれても言葉を濁した。ダイアン・ソイヤーの独占テレビインタビューで、「ジャスティンはあなたに傷つけられたとかいろいろ言っているけど、あなた一体何をしたの?」「裏切られたって言っているけど」と質問された時には、「私はただただ悲しかったの」「それぞれの言い分があると思う。感じ方も違う。彼の発言は正しくないとは言わなけど、正しいとも言えないわ」と述べていた。

 今回発売する自伝本『The Woman in Me』で、ブリトニーは、ジャスティンの子を妊娠したことについて回想。「驚いたけど、ジャスティンをとても愛していたし、いつか彼と一緒に家庭を築きたいとずっと思っていたから、悲観的ではなかった。予想よりもずっと早かったけれど」と戸惑いつつも新しい命が宿ったことを喜んだと告白。
 しかし、「ジャスティンは明らかに妊娠を喜んでいなかった」そうで、「『お互いの人生において、赤ん坊を育てる準備はできていない』『若すぎる』と、出産することには反対した」とつづった。

 ジャスティンから強く説得されたブリトニーは妊娠中絶手術を受ける決断を下した。手術を受けたことは、「今日に至るまで、私の人生の中で最も苦しい経験」だとし、「私のことを嫌いになる人もいるでしょうね。だって中絶することに合意したのだから。正しい選択だったのかはわからない。私一人に委ねられていたのなら、絶対にそうはしなかった」と苦しい胸の内を吐露した。

 ブリトニーはほかにも、交際中にジャスティンがほかのセレブと浮気したこと、テキストメッセージで一方的に別れを告げられたことを自伝本で明かしていると伝えられている。

 この報道にブリトニーのファンは愕然。これまで、ブリトニーは別れてもジャスティンのことを愛し続け、その気持ちをこじらせ精神的に病んでしまったのだといわれていた。しかし、ブリトニーは中絶したことを後悔しており、それが病むきっかけになったのだとネット上で確信する声が相次いだ。

ブリトニーの楽曲「Everytime」の歌詞、MVの謎

 そして、03年にリリースされた、ブリトニーが初めて自分で書いた曲「Everytime」の「あなたが夢に出てくるたび、その顔が頭に焼き付いて離れなくなる」「私にはあなたが必要なのね、ベイビー」「私が全て台無しにしたの」「お願い、私を許して」「私の弱さがあなたを傷つけてしまった」という謝罪だらけの歌詞についても、ジャスティンに向けたものだとされていたが、中絶した赤ん坊に捧げるものだったのだとネット上で話題に。

 同曲のMVについても、他人の出産に立ち会うシーンの意味がこれまで謎とされていたが、今回の告白で彼女の心中を察する声が続出。ジャスティンの言動に破局後も傷つきながら、しかし悪く言わなかったのも「赤ん坊の父親だから」だったのかと、騒然となっている。

 にわかに話題になった「Everytime」は瞬く間にiTunesトップ100入りし、YouTubeでのMV再生回数も急激に伸びているそうだ。

 ネット上では、ブリトニーがバックダンサーだったケヴィン・フェダーラインとスピード婚し、すぐに長男を妊娠、出産し、年子で次男も産んだのも、ジャスティンとの件が影響したのではないかと推測する声が出ている。また、ブリトニーの妹は16歳で妊娠、出産しているが、彼女とコラボ曲をリリースしたり、なにかと面倒を見ていたのも、自分にはできなかった「キャリアを捨てても産む」ことを決断した彼女を応援したかったからだろうと話題になっている。

ジャスティン・ティンバーレイクは「とんでもないクソ男」、キャリア終了か

 キャメロン・ディアズらと浮き名を流したジャスティンは07年から交際を始めた女優のジェシカ・ビールと12年に結婚。15年に長男、20年に次男が誕生している。何度かジャスティンの浮気報道が流れているが、ジェシカと円満アピールをし続けてきた。

 今回のブリトニーによる自伝本の告白で、ネット上は「ジャスティンはとんでもないクソ男」だと大炎上。04年のスーパーボウル「ハーフタイムショー」で、ジャネット・ジャクソンを「胸ポロ」させた大炎上事件なども掘り返されるなど、風当たりは凄まじいものになっており、エンタテイナーとしてのキャリアが終了する可能性があるのではとささやかれている。

 一方のブリトニーは、ケヴィンとの離婚・親権問題で揉めて精神的に不安定に。大勢のパパラッチに追いかけ回わされたことでさらに精神状態が悪化し、08年には精神障害を理由に親権を失い、成年後見人制度が適用されるなど私生活が厳しく管理されるようになった。

 近年は21年に成年後見人制度から解放された直後に、サム・アスガリと結婚したが今年に入り破局。際どい服装で踊る動画をインスタグラムに投稿しており、常にファンから精神状態が心配されている。息子たちも距離を取っているようだが、この自伝本で彼女を理解し戻ってくるのではないかと期待するファンも少なくない。

 『The Woman in Me』は日本でも10月24日にAmazonで英語版が購入できるので、興味のある方はぜひチェックしていただきたい。

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