Snow Manメンバーがパーソナリティを務めるラジオ『不二家 presents Snow Manの素のまんま』（文化放送）。10月19日には、岩本照と佐久間大介が登場し、岩本が演出を手掛けている、美 少年の単独主演舞台『少年たち 闇を突き抜けて』（以下、『少年たち』）について裏側を語った。
今月4日に開幕し、28日まで東京・新橋演舞場で上演される『少年たち』。同作は、1969年にフォーリーブスが主演を務めシリーズ化され、2010年以降はKis-My-Ft2、A.B.C-Z、Snow Man、SixTONES、なにわ男子らが主演するなど、旧ジャニーズ事務所の伝統的舞台の一つ。
今年は、21年から2年連続でHiHi Jetsとメインを張った美 少年が単独で主演し、演出・構成・振り付けを岩本が初めて担当している。
番組にはリスナーから岩本へ、「舞台稽古の雰囲気はどんな感じなんですか？ 舞台を演出するのはどのような感じなんですか？」との質問が寄せられた。
あらためて佐久間が「どうなんですか？ 舞台『少年たち』どんな感じなの？ 演出、どういうとこにこだわるとかさ。どこまで関わるの？」と問うと、岩本は「全部やってるよ、俺。ポスターからロゴのデザインもそうだし、美 少年のグッズもそうだし。パンフ（レット）の中面とか、パンフのときの美 少年とか、周りのキャストが着る衣装もそうだし……」と、ほとんどに携わっていると告白。「闇を突き抜けて」というサブタイルも「俺が決めたよ」と明かした。
Snow Manでは振り付けを担当している岩本だが、佐久間から「どう？ Snow Manじゃない人たちをいろいろ考えたりするの」と聞かれると、岩本は「純粋に楽しかった」とコメント。佐久間は「曲の振り付けとかは（今までも）やってるけど、（今回は）お芝居とかもあるじゃん。そこも関わるの？」と興味津々で、岩本が「もちろん。台本修正から入ってるから」と関与を答えると、佐久間は「えー！ まじ？」と驚がく。
さらに岩本は「なんなら（脚本家が）台本を書き始めるときに、『ここはこういう感じにしたい』とかっていうのを全部やってる」「ほぼほぼやってる。衣装もやってる。俺が作ってるわけじゃないけど。そういうのは各セクションのプロの方と話して、映像なり、音響なり、照明なし、衣装なりっていうのは全部やって。もちろん振り付けでも入ってる」と、とにかく全体的に携わっていると説明。佐久間は「すげぇ！ そこまでやってるってわかってなかった」感心していた。
Snow Man・岩本照、美 少年メンバーとのプライベートの関わりは「ない」
ただ、美 少年メンバーとプライベートで関わることは「ない」そうで、現場でコミュニケーションを取る以外に「ご飯に行ったりとかはない」とか。佐久間から「行きたいんじゃない？ やっぱり。普通に『先輩として関わりたい、岩本くんと』みたいな、結構ガツガツくる子とかいるの？」と聞かれると、「初っ端『よろしくお願いします！』みたいなときは、結構みんな『岩本くん、お願いします！』『俺らも全員（体を）鍛えます！』って来てくれたんだけど、『まぁまぁ、本気言ってんのかどっちなんだろう？』って思いながら聞いてた（笑）」とのこと。
また、年齢も経験もグループの色も違うことから、Snow Manに教えるのと後輩に教えるのでは指導の仕方が違うと話し、「そこらへんは、先輩の内（博貴）くんも出てくれてるんで、『ちょっとここを今こういう感じで……』とかっていうのを話させてもらってる感じ」と、それぞれに合った指導の仕方を工夫していると明かしていた。
そして岩本は、「まじで見に来いよ！」「『少年たち』に思い入れのあるチームはやっぱり来てほしい」と、本番を見に来るよう猛アピール。「後輩が頑張ってる姿を先輩として、（演出の）俺が伝えてあげられない言葉を佐久間だったり、（岩崎大昇と）同期のラウールとかが伝えて（ほしい）」とお願いしていたのだった。
なお、佐久間はメンバーの渡辺翔太が9月に主演したミュージカル『DREAM BOYS』を観劇した際、フルオーダーで仕立てたスーツを着ていったと公式モバイルサイト・FAMILY CLUB web（旧Johnny's web）内のブログ「すの日常」で明かしていたが、岩本も『少年たち』用にスーツを仕立てたとも明かしたのだった。
この日の放送に、ネット上からは「ひーくん、『少年たち』ほぼ全部携わってて本当にすごい」「初日に着てたのが少年たち用のオーダースーツだったのかな？」「ほぼ全部のことやってる演出家岩本さんとなんだかんだ見に行かなそうな佐久間さんの温度差のギャップがめちゃくちゃおもろかった」「さっくん見に行って感想聞かせてね」などの反響が集まっていた。