滝沢秀明氏が代表を務めるアーティストマネジメント会社・TOBEが10月15日、平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太による新ユニット・Number_iの結成を発表。ファンクラブ始動やYouTubeチャンネル設立など、一気に事が進む中、マスコミ関係者からは「TOBEの広報に対し、ネガティブな声が聞こえてくるようになった」(スポーツ紙記者)という。
滝沢氏をはじめ、所属アーティストも全員、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)出身のTOBE。現状、同社の“看板”とみられるのが、人気グループ・King&Prince(以下、キンプリ)の元メンバーで結成されたNumber_iだ。
今月15日、同社のYouTube生配信にて、Number_iの始動が明かされると、ネット上のファンは歓喜し、彼らを応援する書き込みが飛び交うことに。しかし、キンプリメンバーの5人が“分裂”してしまったことをあらためて実感し、複雑な思いを吐露するファンも多数見受けられ、「TOBEのトップである滝沢氏を責めるような声も少なからずあった」(同)という。
TOBEの広報はTGC運営会社の元スタッフ
そんな中、マスコミ関係者からもTOBEに対するネガティブな反応が出ているようだ。
「もともと、平野と神宮寺は、旧ジャニーズを離れる前から多数のメディアに“TOBE合流説”を報じられていました。しかし、TOBEの広報はマスコミの問い合わせに対し、これを完全否定。にもかかわらず、結果的に2人はTOBEに移籍することになったわけです。2人に遅れて退所した岸についても、同様に合流説が浮上したものの、やはりTOBEの広報は『ない』と断言していました」(同)
しかし、岸もTOBE入りを発表。こうした事態を受け、マスコミ側はTOBEの広報に不信感を抱くようになったという。
その広報担当者は、『東京ガールズコレクション(TGC)』運営などを行うイベント会社・W TOKYO出身のスタッフで、以前は大手芸能プロダクション・研音に在籍していたとか。
「『パッと見は彼こそジャニーズタレント』と言われるほどの長身イケメンで、業界内では目立つ人のようですね。ただ、広報として評価することはまだできません。マスコミから、平野、神宮寺、岸の合流説について問い合わせがあった場合、“無回答”で通せばまだよかったものを、後になって嘘だとわかるコメントをされたとあれば、マスコミ側の心証はかなり悪くなる。TOBEの広報は問題児という印象も広まりつつあります。現在、一部週刊誌がTOBEに攻撃的な記事を出していますが、この広報が原因なのでは……」(同)
TOBEサイドは、旧ジャニーズ事務所よろしく、マスコミを支配、または味方に付ける必要はないと考えているのかもしれないが、敵に回しすぎるのは問題だろう。広報のせいで、Number_iやほかの所属アーティストらまでイメージダウンしなければいいが……。