人気プロスケーター・羽生結弦が11月17日深夜、X(旧Twitter)で離婚を発表。結婚からわずか3カ月でのスピード離婚とあって世間に激震が走る中、11月22日発売の「週刊新潮」(新潮社)と「週刊文春」(文藝春秋)は、この謎に満ちた“スピード離婚”について、羽生側や元妻側双方の親族や知人に取材を行っている。両誌には「結婚も離婚も報道で知った」、また、結婚の祝福メールを送るも返信はなかったといった声が寄せられており、親族らは明らかに羽生のことを不審がっているようだ。
羽生は、8月4日に結婚を発表した際、お相手については一切スルー。またその後、1カ月以上も妻の素性が特定されなかったことから、羽生や周囲が徹底して情報を外に漏らさないよう注力してきたことが見て取れる。
「こうした羽生サイドの厳戒態勢が続く中、突然、離婚が発表された。羽生は『様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして、私の親族、関係者に対しても、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています』(原文ママ、以下同)とし、『現状のままお相手と私自身を守り続けることは極めて難しく、耐え難い』ため離婚に至ったと説明しました。しかし業界内外で『これだけが理由だとすれば違和感を覚える』という声は多く、ほかにも何らかの原因があるのではないかとマスコミ各社は取材を進めている状況です」(スポーツ紙記者)
羽生結弦の家族と元妻の関係は――週刊誌が報じたスピード離婚の背景
そんな中、「新潮」最新号は、羽生家と元妻の関係について切り込む記事を展開。
「同誌によると、羽生に関する情報は海外生活時も同行していた母親と、姉の2人が徹底して管理していたそう。また練習の送迎などを行う父親の存在もあり、元妻が家族の輪に入り込めなかったのではないか……と推測しています」(同)
一方の「文春」最新号は、羽生のマネジメント会社の取締役として、今年1月に姉が、そして結婚後に両親が登記されたものの、妻の名前は入っていないと報道。「これもまた『新潮』同様、羽生家の中で元妻が孤立していたことを感じさせる内容」(同)だという。
「もし『マスコミの過剰取材』以外に離婚の原因があったとしても、母と姉が羽生に関する情報管理を行っているとすれば、決定的な話はなかなか表に出てこないかもしれません。ただそれだと、離婚を早々に決断した理由が不可解すぎるだけに、今後彼が色眼鏡で見られてしまう可能性は低くない。結婚発表時にお相手の情報を一切出さないなど、これまで羽生サイドは徹底したブランディングを行ってきたものの、ここにきてそれが崩壊し、イメージダウンを招きかねない事態となっています」(同)
現在の羽生は「どんどん袋小路に追い詰められているように見える」(同)という声もあるが、今後マスコミ報道で、離婚の新事実が公になる日は来るのだろうか。