少年隊・東山紀之が、大阪(12月21、22日)と東京(25、26日)で引退前最後となるディナーショー『東山紀之 DINNER SHOW 2023』を開催。東京公演の会場には、少年隊メンバー・錦織一清、植草克秀からの祝い花も届き、駆けつけたファンは感涙していたという。
1985年に「仮面舞踏会」でレコードデビューした少年隊は、錦織と植草が2020年12月31日をもってSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)を退所。「少年隊」の屋号は残しつつ、実質の解散状態となった。
事務所を離れた錦織と植草はそれぞれ歌手、俳優業などを続けており、東山も“ジャニーズの長男”として後輩たちを引っ張る存在となったが、創業者・ジャニー喜多川氏(19年に死去)の性加害問題をきっかけに状況が一変。今年9月7日に開いた記者会見の中で、ジャニー氏の姪・藤島ジュリー景子氏に代わり、代表取締役社長に就任することを発表。社長業に専念するため、年内をもってタレント活動を終了すると宣言した。
その後、旧ジャニーズは10月17日付で被害者への補償業務のみを行う「SMILE-UP.」社へと生まれ変わり、補償が終わり次第、廃業すると発表している。
「東山にとって現役最後の舞台となったディナーショーは、今月21日に大阪・帝国ホテル 大阪の孔雀の間で開幕しました。ファンのレポートによれば、東山が披露したのは少年隊の楽曲ばかりだったといい、SNS上には参加者から『少年隊のことをとても大切に思ってくれていることが伝わった』『最高のディナーショーだった』と、感激の声が上がっていました」(ジャニーズに詳しい記者)
東山紀之のラストステージに、錦織一清&植草克秀から“エール”届く
なお、続く東京公演(東京・ANAインターコンチネンタルホテル東京のボールルーム・プロミネンス)の会場入り口には、盟友の錦織、植草から届いた祝い花が横並びになっていたそう。
26日付の「サンケイスポーツ」の記事によると、花は東山の名前が入った看板の隣に並べられており、3人の絆に「涙する参加者の姿もあった」(原文ママ、以下同)とか。また、同紙は「関係者によると、2人で相談して花を贈ることを決めた」とも伝えていた。
「錦織と植草は、祝い花という形で、引退を決めた東山にエールを送ったのでしょう。なお植草は、23日にグランドプリンスホテル大阪ベイ プリンスボールルームでディナーショー『2023 KATSUHIDE UEKUSA HOTEL【HOTEL de SHOWTIME】』を開催。22日午後10時台に、自身の公式X(旧Twitter)で『明日は大阪でディナーショー!ところで、今日の大阪も盛り上がったかな?』などと、“大阪”の話題に触れたんです」(前出・ジャニーズに詳しい記者)
22日は東山が大阪でディナーショーを行っていただけに、植草のポストを見たファンは、「かっちゃんも気になるんだね」「かっちゃんのさりげないヒガシ愛を感じる」「ヒガシもディナーショーでかっちゃんのことを話していたから、相思相愛だね」などと胸を打たれていた。
東山紀之、少年隊は「世界一のグループ」! 後輩のプロデュースにも言及
東山のディナーショーは大阪・東京ともに無事に終演し、29日には公式モバイルサイト・FAMILY CLUB webに、東京公演の最終日を中心としたレポート記事が公開された。その中には、MCタイムで、東山が客席からの質問に答える中、植草や錦織の名を出す場面もあったと報告されている。
「レポートによると、『少年隊ファンの自慢をするとしたら?』といった問いかけに対し、東山は3人のファンの印象を語っていました。その上で、『グループとしては世界一だと思います。世界一のグループには世界一のファンの皆さんがついている!』と自負。さらに、『今3人そろったらやりたい曲は?』との質問には、デビュー曲の『仮面舞踏会』をチョイス。今後、後輩をプロデュースする可能性についても言及するなど、貴重なファンとの交流の機会を楽しんでいたようです」(前出・ジャニーズに詳しい記者)
これまで、多くのファンに幸せを与えてきた東山。今後は表舞台から退くが、変わらず自身の責務を全うしていってほしいものだ。