1月18日発売の「女性セブン」(小学館)がSexy Zone・中島健人の熱愛をスクープ。さらに本人のコメントも掲載されたが、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)のタレントがこのような対応を見せることは「異例中の異例」(スポーツ紙記者)だけに、ファンの間では物議を醸しているようだ。
「中島といえばSexy Zoneの中心メンバーで、ファンからはその“アイドルとしてのプロ意識の高さ”を評価されてきました。一方で今月8日、中島は3月をもってグループを卒業すると発表しており、そんな中で今回、『セブン』によって熱愛疑惑が浮上。当然、ネット上のファンは騒然となりました」(芸能ライター)
記事によると、中島のお相手は元E-girls・鷲尾伶菜で、3年ほど前の番組共演を機に交際関係に発展。昨年のゴールデンウィーク前にはイタリア・バチカン旅行も楽しんでいたという。
「『セブン』がこの件についてSTARTO ENTERTAINMENTに問い合わせたところ、なんと同社を通して中島本人が『鷲尾さんは尊敬するアーティストさんであり、友人の1人です』と回答しています。同社所属タレントが記者の直撃を受けたわけでもないのに、週刊誌からのプライベートに関する問い合わせに自ら答えるとは、あまりにも異例。マスコミ関係者の間に大きな衝撃が走りました」(前出・スポーツ紙記者)
なお、中島本人が、交際を“完全否定しない”コメントを出したとあって、ファンは一層ショックを受けているようだ。
「中島が築いてきた“プロアイドル”のイメージからして、熱愛疑惑が出たことだけでもショッキングなのに、本人は関係を否定せず、さらに現在、SNS上で“匂わせ”疑惑までささやかれているとあって、ファンはつらい思いをしているのでは……」(同)
山田涼介はインタビューで「『クソが』って愚痴を吐いたりする」と発言
中島のSexy Zone脱退発表直後に熱愛が発覚したことから、「結婚するからアイドルグループを辞めるってこと?」という臆測も散見されるが……。
「STARTO ENTERTAINMENTとして生まれ変わり、新体制になった同社は、旧ジャニーズ時代とは打って変わって、タレントの主体性を尊重する方針に切り替えた様子。タレントに対して、仕事や私生活面についてアドバイスこそするものの、基本的には本人のやりたいようにやらせることにしたのでしょう。中島が自ら『セブン』にコメントを寄せたのも、本人が希望したものとみられていますし、当然、結婚する・しないや結婚時期も、タレントの意思に任せるようです」(同)
「タレントが自由にできる環境になった」というと聞こえはいいが、突然の方針転換は、ファンを置き去りにするかもしれない。
「例えば、今月17日付の『スポーツ報知』にはHey!Say!JUMP・山田涼介のインタビューが掲載されましたが、事務所創業者・ジャニー喜多川氏(2019年7月に死去)の性加害問題で、所属タレントの仕事にも支障が出たことに関し、『悔しさ』を吐露。さらに『たまに、独り言のように「クソが」って愚痴を吐いたりする』とも発言していて、こういった汚い言葉を用いたタレントのネガティブな本音は、旧体制では記事化されなかったはずです」(同)
また、そもそもタレント自身も「以前は『どうせ事務所に削除されるから』と、本音を話してこなかった」(同)との指摘もあるが……。
「新体制になり、ネガティブな本音も口にしていいという空気になったのでしょう。ただ、タレント側はやりやすくなったかもしれない一方、ファンにとってはいいことなのか、悪いことなのか……。今後はタレントが、ファンの聞きたくないこと、知りたくないことを公に話す事態が続出する可能性もあります」(同)
これまでのイメージを大事にしたいというファンの中には、こうしたSTARTO ENTERTAINMENTの方針についていけない者も出てくるかもしれない。新トップとなった福田淳氏はそのことに気づいているだろうか。