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篠田麻里子、濡れ場の「大げさな演技」がハマった? ドラマ『離婚しない男』TVerで1位に!

 伊藤淳史主演の連続ドラマ『離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-』(テレビ朝日系)で不倫妻役を演じる篠田麻里子が1月23日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。同ドラマが民放公式動画サービス「TVer」で1位を獲得したことを喜んだ。

 第1話の放送で“キャスト解禁”となり、離婚後初の俳優復帰を果たした篠田。前述のストーリーズでは、同ドラマの第1話が「TVer」の総合ランキング1位を獲得したことに加え、「ナイトドラマ枠」の初回配信数最高記録および初回最高視聴率を獲得したことを報告しつつ、「ありがとうございます」とつづっている。

 同ドラマの原作は、大竹玲二氏による漫画『離婚しない男』(講談社)で、篠田が演じるのは芸能事務所に所属する一人娘・心寧(磯村アメリ)のマネジャー・司馬マサト(小池徹平)と不倫関係にある人妻・岡谷綾香役。

 脚本を『奪い愛、冬』や『M 愛すべき人がいて』の鈴木おさむ氏が手掛け、演出を『警視庁アウトサイダー』(すべてテレビ朝日系)の木村ひさし氏が担当する。

※以下、『離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-』第1話のネタバレを含みます。

 20日放送の第1話では、綾香との離婚を決意した主人公・岡谷渉(伊藤)が、娘の親権を得るために妻の不倫現場をスマホで撮影。そうとは知らない綾香が、日中からマサトとの情事に明け暮れる様子がコミカルに描かれた。

 中でも、行為の最中に「渉の何倍、良い?」と問われた綾香が「1兆万倍良いーっ!」と絶叫するシーンが、ネット上で「面白すぎる」と話題に。現在、SNS上ではそんな大胆な濡れ場の切り抜き動画が拡散されている。

「吹き替え失敗例」の代名詞となった篠田麻里子の悲劇

「篠田はこれまで『存在感はあるけど、演技力はいまいち』というイメージが世間一般に広まっていて、なかなか俳優として認められない印象もありました。その理由はいくつかありますが、一因として篠田が声優に初挑戦したアメリカ映画『TIME/タイム』(2012年)のネットミーム化が挙げられるでしょう」(テレビ誌記者)

 篠田はかつて『TIME/タイム』の日本語吹き替え版でヒロインを演じたが、これが「ひどい」「浮いてる」と映画ファンから不評を買い、後にネット上で“声優を起用しなかった吹き替えの失敗例”の代名詞として広まってしまったのだ。

 しかし、今回の綾香役は「こういう大げさな演技がハマってる!」「マリコ様がコメディエンヌとして開花してる」と称賛するネットユーザーも目立つ。

「鈴木氏は脚本を手掛ける際、“強烈な感情表現”や“大げさなセリフ”が特徴的な1980年代の“大映ドラマ”のテイストを取り入れることでおなじみ。その例に漏れない『離婚しない男』ですが、篠田の存在感が、インパクト重視の演出の中で負けておらず、むしろ“映えている”印象を受けます」(同)

 演出を手掛ける木村氏が、自身のXで「絶対に親子で観ないでください!」「絶対にひとりで観てください」と繰り返し投稿するほど、過激な内容の『離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-』。第1話を見る限り、真の主役は篠田と言っても過言ではないかもしれない。

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