業務スーパーマニアの僕は、週に4~5回は業スーに通っているのですが、たまにふらっと入るドン・キホーテの食品売り場は、業スーに負けず劣らずワクワクするものです。目を惹くパッケージ、インパクトのある商品名……つい手が伸びてしまいそうになる工夫が随所に見られます。
そこで僕は気になった! ドンキの情熱価格商品は、類似の業スー商品とどう違うのか? 業スーよりも優れているのか? 劣っているのか?
今回はドンキの売り場で特に気になった商品を類似業スー商品と比べながらレビュー。活用レシピも同時に紹介していきます! これが……浮気…!?
業スーマニアが気になったドンキ情熱価格商品その1
「いろいろ使えるたまねぎぽん酢」1000ml 495円(税込、以下同)
ドンキの「いろいろ使えるたまねぎぽん酢」は、業務スーパーの「ゆずぽん酢」(1092g、200円)と似た商品。値段は圧倒的に業スーの勝利ですが、業スーが一般的なゆずぽん酢である一方、ドンキのたまねぎぽん酢は、万能調味料というほうがしっくりきます。
みじん切りした玉ねぎのシャキシャキとした食感がしっかり残っているし、味も玉ねぎの香ばしさがあって、酸味と甘みも絶妙なバランス。どんな料理にもフィットします!
どちらかというとドレッシング感が強いです。味は濃いめ、酸味が少し強め。ゆず感はそこまでないかなあ。
トロッとしているのも特徴的で、食材によく絡む! サラダにかけたのに、結局下のほうに溜まってしまう……なんて悩みも解消してくれる一品。業スーよりドンキのほうが一歩リードという印象です。
ドンキ情熱価格「いろいろ使えるたまねぎぽん酢」活用レシピ
【超手抜き油淋鶏】
材料 | 分量 | 値段 |
和風鶏もも唐揚(業スー) | 5個(150g) | 149円 |
いろいろ使えるたまねぎぽん酢 | 大さじ4 | 30円 |
ごま | 少々 | 1円 |
鷹の爪 | 少々 | 1円 |
合計181円
1.唐揚げをレンジでチンする
2.ぽん酢をかけて、ごまと鷹の爪をかけたら完成!
◎ワンポイント
・アツアツを楽しみたい方は、唐揚げをチンするとき、一緒にぽん酢もかけましょう!
◎感想
油淋鶏のタレの長ネギを玉ねぎで代用してみました! この使い方はこの商品ならではです。ぽん酢の味付けがしっかりしているので、かけるだけでちゃんとおかずになるし、ご飯もめちゃ進みます! 下に敷いているサラダに、ドレッシングとしてかければ一石二鳥! ムダなく手軽に即席油淋鶏の完成です。
ドンキの「贅沢な塊ツナ 3缶パック」は、業務スーパーの「ライトツナフレーク缶(まぐろ水煮)」(185g、160円)と似た商品。1個当たり、ドンキは約287円、業スーは160円、内容量も業スーのほうが多いことを考えると、値段的には業スーの勝利! ドンキ、もう少し安くしてくれないかなあ……。しかし「塊ツナ」というパワーワードに惹かれて購入してしまいました。
ワクワクしながら缶を開けてみると……お~なるほど、確かに塊。しかし、実際は3~6cm大の塊がいくつか入っていて、缶ぎっしりに丸々1個が入っているわけではなかった! 期待値が高かっただけに、これはショック。
しかし食べてみるとさすが塊、ジュワッと魚の旨味があふれ出しました。とてもジューシーです! ただ、味は業スーとそこまで変わりません。身が大きい分、魚感は若干強いかも? 業スーよりドンキのほうがいいかと言われたら……値段も含めて微妙なところ!
ドンキ情熱価格「贅沢な塊ツナ」活用レシピ
【塊ツナのアヒージョ】
材料 | 分量 | 値段 |
贅沢な塊ツナ | 1缶 | 287円 |
オリーブオイル(業スー) | 大さじ6 | 70円 |
ブロッコリー | 50g | 17円 |
プチトマト | 50g | 40円 |
にんにくスライス | 3~4枚 | 5円 |
塩 | 小さじ1/2 | 1円 |
合計420円
1.スキレットにオリーブオイルとにんにくスライス、ツナ缶を丸ごと入れ弱火でじっくり加熱する
2.にんにくが少し色づいてきたらツナをひっくり返しつつ、ブロッコリーとプチトマトも入れる
3.塩を入れて、さらに弱火で5分ほど加熱したら完成!
◎ワンポイント
・乱暴に塊ツナを動かすと崩れるので気を付けて!
◎感想
せっかくなので普通のツナ缶ではできない料理を。ツナはそもそも油漬けなのでアヒージョが合わないわけがない!
塊ツナの一番の特徴は、やはり食べ応え。にんにくの効いたオリーブオイルをしっかり含んだ身はさらにジューシーに。ほかには、サラダやパスタなど、なるべく食感を残したいときに使うのがベストかな。
ドンキの「きのこ三昧」はいわゆるなめ茸。業務スーパーの「なめ茸」(700g、376円)と似た商品です。内容量を踏まえると、値段はやはりダブルスコアの差をつけて業スーに軍配が上がります。相当安くないと業スーに値段では敵わないですね。しかし! ドンキの「きのこ三昧」は“歯ごたえフェチ”である僕にとって、うれしすぎる特徴があったんです。
業スーの「なめ茸」はえのきが使用されていますが、このドンキの「きのこ三昧」には、その名の通り、きのこが4種類も入っています。「えのき」のほかに「ひらたけ」「しいたけ」「きくらげ」がメンバー入りしているんです。
きくらげが入ることによってコリコリ食感が加わり、普通のなめ茸とは一線を画す商品に。ひらたけもかなり大きめにカットされており、「こやつ……ただのなめ茸ではないな……!」と全国の主婦・主夫に警戒されてもおかしくありません。今回は、業スーよりドンキを推したい!
ドンキ情熱価格「きのこ三昧」活用レシピ
【きのこ三昧おろしハンバーグ】
材料 | 分量 | 値段 |
きのこ三昧 | 50g | 43円 |
お肉屋さんの牛豚焼き上げハンバーグ(業スー) | 1枚(100g) | 84円 |
大根おろし | 50g | 15円 |
合計142円
1.ハンバーグを電子レンジでチン
2.きのこ三昧をかけて、大根おろしを添えたら完成!
◎ワンポイント
・ハンバーグはチンした後、フライパンで焼き目をつけると、さらに香ばしくおいしくなります!
◎感想
きのこ三昧の酸味が強かったので、脂や肉に合いそうだなあ……というところから考案。ソースいらずで和風ハンバーグが出来上がっちゃうのですごく楽! いろんな食感が楽しめるのもポイントです。これにドンキのぽん酢かけたらさらに最強!! きのこ三昧、なめ茸好きなら絶対買いですよ。
【布川隼汰の近況報告】
俳優業にライブ活動に映像制作に、節約料理研究家の他にも色々活動しておりますので、もし少しでも興味を持ってくださった方がいれば、フォローお願いします!!
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