1997年7月にシングル「硝子の少年」をリリースし、今年でデビュー27周年を迎えるKinKi Kids(以下、キンキ)。現在、旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)で音楽活動を行っている最年長グループだが、2月8日発売の「女性セブン」(小学館)は、堂本剛が事務所を「退所する意思を固めた」(原文ママ、以下同)などと報じている。
目次
・KinKi Kids・堂本剛、退所の決意揺らがず?
・堂本剛が退所も、KinKi Kidsは「存続」の可能性
・KinKi Kids・堂本光一、今年は“『Endless SHOCK』一色”に
KinKi Kids・堂本剛、退所の決意は「揺らがない」?
8日発売の「女性セブン」によると、9年半続いた冠バラエティ番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系、毎週土曜日午前11時21分~50分放送)は3月いっぱいで幕を下ろすとのこと。2月上旬には、「2人の超人気女優」をゲストに迎え、最終回のロケが行われたという。
また、記事内では芸能関係者が「実は、剛さんはこの2月中に契約更新のタイミングを迎えるそうなんですが、更新せずに退所する意思を固めたと聞いています」と、コメント。現在も事務所と最後の協議を重ねているというが、「剛さんの決意は揺らがないともっぱらです」とのことだ。
「旧ジャニーズ事務所は創業者・ジャニー喜多川氏(19年に死去)の性加害問題を受け、昨年9月から新体制に移行するための準備を進め、12月にSTARTO ENTERTAINMENTへと生まれ変わりました。退所者も相次いでいる状況だけに、事務所を離れる決断をしても何ら不思議ではないでしょう」(ジャニーズに詳しい記者)
剛といえば、1月11日にアイドルグループ・ももいろクローバーZの百田夏菜子との結婚を発表したばかり。同関係者の話が事実だとすれば、今年は私生活・仕事において大きな決断をするタイミングなのかもしれない。
堂本剛が退所も、KinKi Kidsは「存続」の可能性が高いワケ
退所となればKinKi Kidsの活動にも影響が考えられるが、「女性セブン」に登場した関係者によれば、光一と剛は「『KinKi Kids』という名前は絶対に残したい」と考えているそうで、剛が個人事務所、光一は現在の事務所に残ることになった場合、「解散」の言葉は使わずに“屋号”を守る可能性が高いという。
なお、昨年10月24日に独立を発表した嵐・二宮和也は、活動休止中の嵐が再始動した暁には、メンバーとして活動すると宣言している。これをモデルケースに、「いつでも帰ってこられる場所」として、キンキを存続させていくのではないか……とも関係者は語っている。
「かねてより、定期的に“解散説”が浮上しているキンキですが、19年には『サンデー毎日』12月15日号(毎日新聞出版)のインタビューで、剛が『「光一と仲が悪いんじゃないか」とか「KinKi解散か」とか、いろいろ言われることもあるけれど、そんなことはないですよ』と、相方・堂本光一とは関係が良好であると強調しつつ、解散のうわさを全否定しました。昨年12月16日には、東京ドームで開催した『KinKi Kids Concert 2023-2024 ~Promise Place~』の公演で、光一は『不安な気持ちがあると思いますけど、2人がここに立っていることが全て』『この2人を信じて』などと呼びかけ、ファンを安心させていたそうです。剛も、ファンと過ごす時間を持続していくために、『一生懸命考えています』と話していたとか」(同)
当時、SNS上のファンからは「『2人を信じて』の言葉がどれほど心強かったか……」「安心させてくれてありがとう」と、感激の声が上がっていた。ファンのためにもグループはそのまま残す可能性は高いだろう。
KinKi Kids・堂本光一、今年のスケジュールは“『Endless SHOCK』一色”に
これまでにもそれぞれ歌手・俳優活動を続けてきたキンキだが、今年は光一の主演舞台『Endless SHOCK』の上演スケジュールがすでに11月まで明らかになっている。
初演から23年半にわたって光一が主演を務めてきた舞台『Endless SHOCK』。今年の公演をもって幕を閉じると発表されているが、それに伴い異例のスケジュールで全国ツアーを行うと発表。4・5月は東京・帝国劇場で本編とスピンオフ作品『Endless SHOCK -Eternal-』を同時上演し、7・8月は大阪・梅田芸術劇場 メインホールで、9月には福岡・博多座、11月に再び帝国劇場で本編を上演するという。まさに、“『Endless SHOCK』一色”の一年になりそうだ。
長期間にわたる公演期間に伴い、今年はキンキとしての活動にも変化が生じるとみられる。『KinKi Kidsのブンブブーン』の行く末を含め、今後もキンキの動向に注目が集まる。