2月6日にチャールズ国王を見舞った翌7日、急いでアメリカに戻ったヘンリー王子が、8日に開催されたNFLオーナーズ授賞式にプレゼンターとしてサプライズ出演した。
目次
・ヘンリー王子、NFLオーナーズ授賞式にサプライズ登場!
・ヘンリー王子夫妻、スーパーボウル観戦オファーを断った
ヘンリー王子、NFLオーナーズ授賞式にサプライズ登場!
2年前のスーパーボウルを、いとこのユージェニー王女と一緒に観戦したヘンリー王子。サッカーも好きだがアメフトの大ファンだともいわれている王子が、スーパーボウルの直前にラスベガスで行われたNFLオーナーズ授賞式にサプライズで登場した。NFLで最も栄誉ある賞とされるウォルター・ペイトンNFL年間最優秀人物賞のプレゼンターを務め、5歳年下のピッツバーグ・スティーラーズのキャメロン・ヘイワードに賞を授けた。
ヘイワードはアメフトだけでなく、慈善活動でも高い評価を得ている選手。ヘンリー王子はスポーツだけでなく慈善活動家として活動をしているNFL選手たちのことを「ロールモデル」だと称賛。「フィールドの外でも注目に値する行いをしている。あなた方の身の振る舞い、恩返しの仕方は何百万人もの人たちのロールモデルとなっている」と褒めたたえた。
17歳で父親を亡くしたキャメロンは、「(亡くなった)父はいつも自分と一緒にいる。ここまでのすべての道のりも、ずっとそばにいてくれた」と語り、「活動するのに、小さすぎることも大きすぎることもない。我々はみんな、一人でも多くの人たちの人生を変えようと努力している」と、ノミネートされたすべての選手やほかの受賞者たちにも感謝。この言葉に、ネット上は「ヘンリー王子には、ぜひ彼の身の振る舞いと恩返しの仕方を学んでほしいよね」という声が上がった。
ヘンリー王子夫妻、スーパーボウル観戦オファーを断った
イギリスから戻った王子が駆けつけたこのNFLオーナーズ授賞式は、開催されたのがラスベガスということもあり、ステージにはド派手なネオン装飾が施されていた。賞を受け取ったキャメロンの第一声は、サプライズ出演した王子への「メン! プリンス・フリーキング・ハリーだぜ! びっくり仰天だ! ヘンリー王子なんだぜ!」で、ネット上では「キャメロンに悪気がないのはわかるけど、王子って客寄せパンダみたいな存在だよね」「仕事はサプライズ出演ばかりじゃん」などと嘆きの声が上がっている。
米ゴシップ紙「Page Six」によると、王子にプレゼンターを務めてほしいとオファーしたのは、NFLのコミッショナーのロジャー・グッデルで、当然、スーパーボウルを会場で観戦することもオファーされたとみられている。安いチケットでも2,000ドル(約30万円)は下らず、直前に取引されるリセール・チケットは3万ドル(約45万円)を超えるスーパーボウル。著名人やA級セレブが観戦するVIPエリアは100万ドル(約1億5,000万円)を超えるといわれている。コミッショナー直々に招待されたのならVIPエリアは確実だろうから、王子もメーガン夫人も喜んで行くだろうと当初は目されていた。
しかし、試合前日の10日、同紙は「ヘンリー王子夫妻は来週、カナダで開催されるインヴィクタス・ゲームのオープニングイベントに出席される。その準備に忙しいから、スーパーボウルは観戦しない」と報道。ネット上では、「まるで“公務があるから”みたいに言うんだね」との指摘や、「今年のスーパーボウルは恋人を応援するテイラー・スウィフトに注目が集中するから、メーガン夫人が嫌がったのでは?」などと推測する声が上がった。
アメリカの上流階級が集まるイベントには呼ばれず、ジャマイカで開催された映画プレミア会場でも敬意すら払われなかったヘンリー王子。客寄せパンダとして扱われている現状に、ネット上では「本当に惨め」だと憐れむ声が上がっている。