2月15日発売の「週刊新潮」(新潮社)がサッカー日本代表・伊東純也の代理人弁護士・加藤博太郎氏の動向を伝えている。同誌は、同1日発売号で伊東の“性加害疑惑”を報じ、伊東側はこれを否定。加藤弁護士も伊東の無実を主張して続けているが、マスコミ界隈では「同氏の言動も騒ぎを大きくしている要因の一つ」(スポーツ紙記者)と指摘されているようだ。
目次
・メディアに登場する伊東純也の代理人弁護士
・伊東純也の代理人弁護士の“疑惑”
・ほかにも暴走気味の「伊東純也応援団」が……
伊東純也の代理人弁護士、『サンジャポ』『フラッシュ』などに次々登場
仏スタッド・ランス所属の伊東は、『AFCアジアカップカタール2023』でサッカー日本代表に招集されていた。しかし、2月1日発売の「新潮」は、2人の女性・Aさん、Bさんが昨年6月に伊東とその専属トレーナーの男性に“同意のない性行為”をされ、今年1月に刑事告訴したという記事を掲載。同報道の影響で、伊東は代表を離脱することになった。
「伊東側は報道内容を完全否定。代理人の加藤弁護士は、虚偽告訴罪で女性らを“逆告訴”したことも明かしました。また、同氏は2月3日配信の『現代ビジネス』や翌日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)、6日発売の『フラッシュ』(光文社)などに次々登場し、Aさん、Bさんの告発内容がいかに疑わしいかを積極的にアピールしているんです」(同)
「取材を受けておらず」伊東純也の代理人弁護士がウソ?
そんな中、2月8日発売の「女性セブン」(小学館)は、「伊東の代理人弁護士」が取材に対し「性被害はまったくのでっち上げで、そもそも性行為自体なかった」と話していたと報道。しかし同15日発売の「新潮」によれば、この件を加藤弁護士に問い合わせたところ「わたしは女性セブンの取材を受けておらず、他の弁護士も応じていないかと思います」と返信があったという。
「『新潮』は『女性セブン編集部がコメントを捏造したとは考えられない』と伝えていますが、まったくその通りで、そうなると加藤弁護士はウソをついたということなのか……。『新潮』にも記述があるように、伊東は弁護士を2度替えており、前任の弁護士らが“性行為の有無”は争わず、“同意の有無”を争点としていたのに対し、3人目となった加藤弁護士は“性行為自体なかった”との主張に変えたとのこと。さらにメディアに出まくり、女性らを攻撃する発言もしているとあり、彼によって事態がますますややこしくなっている印象です」(同)
「新潮」担当記者の実名を晒す者も……
なお、1月31日配信のニュースサイト「デイリー新潮」が伊東の性加害疑惑の速報を出した際、X(旧Twitter)上では、ビジネスコンサルタント・新田龍氏が「某週刊誌が暴走気味」などと投稿。さらに2月5日付の投稿には担当記者の実名を晒した。
「“炎上トラブル解決の専門家”でもあるはずの新田氏こそが暴走気味で、この行動は一部の過激なサッカーファンを煽ったようです。同社や『新潮』以外の編集部にも誹謗中傷や脅迫文が届くようになったそうで、すでに警察沙汰にも発展しているといいますが、加藤弁護士の言動もあって状況は複雑化するばかり。伊東本人は身の潔白を証明するために必死なのだとしても、その“応援団”がキナ臭すぎます」(同)
それでも伊東は加藤弁護士を信頼し、今後も対応を任せていくつもりなのだろうか。